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2018/04/24

内転筋が痛い、左の親指が痛い、肩が挙がらない、足首を捻挫した、



「この筋肉が痛いんです」と摘まんで撮影させてくれた(写真だけ見ると変な感じですが)



きのうは休診だったのですが、外国にスポーツ留学をしている女性のアスリートが、一時帰国して、「23日に治療してほしい」と言うものですから、その方のために治療院を開けました。
で、治療院に入ってくるなり、

「先生、ボロボロやわ」と言うのです。

「どこがボロボロなんですか?」と聞くと、

「親指の関節が痛くて、引っ張っても、握っても痛いんです」と言う。

「具体的には、どう動かしたら痛いんですか?」と聞くと、

左の親指を捕まえて、
「こうしても痛いし、こうしても痛いんです」と、痛みの出方を見せてくれた。

「ふんふん、で、次はどこがおかしいのですか?」と聞くと、

「左の大胸筋が痛いのが原因だと思いますが、左腕が挙がらなんです」と腕を挙げて見せようとするのですが、腕だけでは挙がらず、体を倒して挙げていました。。

「んで、次はどこ?」と聞いたら、

「左足を捻挫したんです。それと関係あるかわかりませんけど、右足の関節も痛いんです」と言う。

「他には?」と聞くと、

「右の内転筋も痛いんです」と言う。

なるほど、あっちもこっちも痛みが出たら、ボロボロになった感じがするよな、と思いながら、とりあえず親指から治すことにした。
普段なら、脊椎を整えてから腕→指と治療するのですが、親指でラケットを強く握るので、親指から治療したほうがいいかも知れないと思い、親指から治療することにした。

というのは、集中的にどこかの指をよく使う人の場合は、指が原因で肩関節まで傷めている場合があるからです。
そんな場合は、指を治せば肩関節まで治るので、親指から治療したわけです。
親指は、割と簡単に治ったので、左肩の挙がり具合をみようと、背中に回って、

「はい。腕を挙げてみて」と言うと、挙げるのは挙げているのですが、「冗談やろー」と言うぐらいしか挙がらないのです。

「えっ? それだけしか挙がらないんですか? もっと挙がるんじゃない?」と言うと、

「挙げているんですけど……」と言うのですが、写真のようにしか挙がらない様子でした。



挙げているんですけど……


そこで、「これは足よりも肩から治したほうがいいようだな」と思い、

「とりあえず、その肩から治しましょうか。そのままでいいですから、足に鍼を1本打たせてくださいね」と、許可をもらってから、

「あ、ブログのネタ用に写真を撮ってもいいですか?」と許可を得て写真を撮りました。

その後、足に1本鍼をしてから、再び背中に回り、
「はい。またも手を挙げてみてください」と言うと、腕を挙げながら、
「おおー!」と声を出し、先ほどより挙がるようになっていました。



「おおー」と声を出しながら腕を挙げていた


それから足関節を徒手で調整し、
「内転筋の痛みはどんな感じですか?」と聞くと上の写真のように、内転筋を指で挟んで、
「ここが痛いんです!」と言う。

「内転筋は簡単に治るから大丈夫ですよ」と、腸骨を調整してから、治療したところが元に戻らないようにするために、仰臥になってもらい、全経絡を整えた。
その途中で、頭皮鍼で上肢と下肢の反射区に刺鍼して、

「これで肩も足首もほぼ完全に違和感まで取れたと思いますので、ちょっとバンザイをして肩関節の痛みをみてくれませんか。それと、足首も回してみてください」と言ったら、バンザイをして、
「気持ちワルー、あはは」と、笑っていました。
この方が「気持ちワルー!」というのは、「考えられない!」という意味です。

そして、全経絡を整えながら、内転筋を調整するために、足首に刺した1本の鍼を少し捻鍼しました。
それから、全ての鍼を抜いて、
「はい。内転筋の痛みを確認してみて」と言うと、ベッドから起き上がって、内転筋を摘まんで、

「お、痛くないわ」と言い、親指、肩関節、足首、と痛みを確認してから、
「完全やわ、みんな治ったようです」と言い、

帰り際には、
「先生、これお土産です。いい香りがするので使ってください。あ、きょうの治療をブログに揚げてくださいね。あ、明日でもいいですよ」と言い残してくれた。



ラベンダーの香りがする石鹸で、高級感が漂っています(^_^;)


アスリートなので、素直です。
子供っぽいところもあれば、お土産まで持ってくるというしっかりしたところもある。
ある程度の年齢になると、こういう可愛いところには負けてしまいます。



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