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2018/03/30

座って左右に捻じると鼠径部付近が痛くて捻じれない


写真① こうして捻じると鼠径部の上が痛いんです



写真② 鼻が右に曲がっている感じがわかるでしょうか



タイトルのような症状を訴えて来た方がいました。
言葉では、どのように座って、どのように捻じると、どこが痛いのかわからないので、ベッドの上で痛みの出る格好をしてもらいました。
それが写真①ですが、鼠径部と言うより、下腹辺りを押えていましたので、「ははーん」と思いましたが、その前に、

「それ、ちょっと珍しい症状なので写真撮らせてもらってもいいですか? ブログのネタに使いたいので……」と聞きました。

「いいですよ。ほら、こうして捻じると、ここが痛いんです」と上手くポーズをとってくれました。

「ありがとうございます。ばっちりです」とお礼を言い、治療にかかりました。

実は、このポーズで下腹部に痛みが出るのは、腹腔内臓器の下垂なのです。
ですから、治すのは比較的簡単なのですが、腹腔内臓器が下垂するには、肝臓の代謝低下もありますので、それを何等かの方法で本人に知ってもらう必要があります。

七星論での「六臓診」を使えば簡単なのですが、もっとインパクトの強い方法はないものかと考えながら鍼治療を始めました。
すると、最初に頭から鍼をするのが私のやり方ですので、頭に鍼を3本刺したら、「あっ!」と言うのがありました。

写真②とみてください。
鼻が右に曲がっているように見えるはずです。
曲がっているようにではなく、実際にも曲がっているのですが、これは正面から顔を見てもなかなかわかりません。
この写真のように頭の上から、見るのでわかりやすいのです。

その時思いました。
「これは口で説明するより写真を撮って見せたほうがいい」と。そして、

「頭の上から見ると、鼻が右に曲がっているように見えますが、これは肝臓からの引っ張りで、肝臓が疲労していることを現わしているのです」と言うと、

「はい。前から鼻が歪んでいると言われます。先生治して!」と言う。

「治すようにしますけど、これも写真で見せますね」と、撮影して見てもらいました。

「あははー、歪んでるー」と大らかに笑うのです。

とそれを確認してもらってから治療を続けたのですが、一通り治療が済んでから、再び座位になってもらい、腰を捻じってもらったら、

「あ、痛くなーい!」と言いながら、左右に捻じっていたのですが、そのうち

「痛くないです……。ん? ん? ん? 脇腹も痛かったのですが、脇腹も痛くなくなりましたねー・笑」

どんな治療をしたかと言いますと、頭皮鍼と七星経絡治療、そして右膈兪から大腸兪までの巨鍼です。
肝臓が原因とわかっていますので、右膈兪から大腸兪までの巨鍼だけでも治るのですが、経絡治療を加えるのは、経絡で全体を整えておかないと、別のところに別の症状が出ることがあるからです。




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