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2018/03/28

先日の臨床実践塾:症状の原因を追究する


腫れた肝臓



臨床実践塾の第二部は、「診断即治療」というテーマでお話しました。
これは七星論(人体惑星試論)で、身体各部を七星に分類して、症状から関連臓腑を割り出し、割り出された臓腑の経絡などを使って治療するというもので、非常にわかりやすいし、マジックみたいな治療もできるので、治療に悩むことがなくなる方法です。

たとえば、上の写真のように肝臓部が腫れた人がいたとします。
すると、その人の弱点であるところに症状が出てくるのですが、どんな症状が出ていようとも、「肝臓の腫れを治める」ことを考えながら治療すれば、症状を治めることができるものです。

それが「ハリック・マジック」と言われるものです。

不思議に思われたり、疑われたりするのはわかっています。
しかし私たちは先に、その患者さんの奥に潜む病因を知ってもらうために、手技や鍼1本で症状が軽くなるのを認識させて、病の原因となるところを知ってもらうようにするのです。

どういうことかと言いますと、このブログに何回も書きましたが、「腰が痛い」という人の手か足に1本鍼をして、痛みが軽くなったのを患者さんに確認させて、
「今使ったツボは肝臓のツボなんです。ですから肝臓を整えれば治ることがわかったわけです」と話をするのです。

たった1本の鍼で、痛みが消えるような鍼をするわけです。
そして、患者さんに、痛みの出る動きをしてもらいます。
たいていの患者さんは笑います。
何故なら、痛みが取れているからです。

こういう治療テクニックは、診断ができて初めて使えるテクニックなので、今回のセミナーでは「診断即治療」というテーマで、診断の話をしたわけです。
「診断の話」と言うより、「治療」の話になったかも知れませんが、「診断と治療は一緒」と考えていますので、「診断」と言っても「治療」と言ってもいいと思います。

具体的には、症状の出た写真を見てもらい、その治療法を解説していくのですから、インパクトも強かったと思います。
「目で見たモノ」というのは、長期記憶に残りますで、多分参加された方々は、写真で見た症状を、長期間覚えていると思います。
というのは、臨床を覚えるのには、臨床を見るのが早いので、写真で見ても同じような効果があると考えて、そのようにしているわけです。

パワーポイントが81枚もありましたので、写真を見てもらいながら解説するだけで、実技の時間は非常に少なかったので、ちょっと疲れたかも知れません。(^^;)
でも、治療というのは、診断があって初めて役立つものですので、「診断なくして治療なし」と考えて頂きたいと思います。

で、どのような写真を見てもらったかというと、頭部、顔面、目・鼻・口、頸部、肩、背、胸、腹部、腰部、足等々(ほとんど全身)ですが、それをすべて流れに沿った「七星に分けてあった」ので、多分わかりやすかったと思います。
それがわかれば、「どこに取穴すればいいか?」という答えが出ているわけですから、治療が楽しくなってくるはずです。

しかし、病気は、一筋縄ではいかないのもたくさんありますので、その時は「特殊鍼法」を使って、即効的な治療をするわけです。
七星鍼法には「特殊鍼」がたくさんあります。
骨格矯正鍼、巨鍼療法、一穴鍼法、北斗鍼、整体鍼、筋腱鍼、頭皮鍼、頭蓋JAA、コラボ鍼、FAT、眼鍼・・・etc。

特殊鍼法での個々のテクニックは、そんなに難しくないのですが、どれも治療効果の高いものです。
何故かと言うと、「診断に合わせた治療」だからです。



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