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2018/01/26

椅子に腰かけて足を挙げると右腰から右鼠蹊部が突っ張る (2018年1月28日の臨床実践塾)


足を挙げると引きお吊る



タイトルのような症状を訴えてきた人がいました。
具体的なポーズをとってもらったら、写真のようなポーズでした。
このポーズを見ると、「腸腰筋」であることがわかります。

なので、腹部から軽く大腰筋を解してもらったら、すぐに楽になったのですが、それでは対症療法にしかならないので、症状の本質から治療することにした。

症状の本質とは、「腸腰筋に異変を起こした真犯人を治すこと」です。
最初に上部胸椎を整え、それから全経絡を整え、背部兪穴へも刺鍼しました。
※ 背部兪穴はしなくても大丈夫だったのですが……。

そして再び先ほどのようなポーズをしてもらったら、膝が胸に着くのです。
そして、
「あ、はい。治りました」と言う。

で、その方の治療が済んでから、スタッフと共に、経絡で腸腰筋を経絡で整える方法を検討して実験をしました。
腸腰筋の筋力テストをしてから刺鍼して、再び筋力テストをするという方法です。
使ったツボは、最初に小腸経、次に三焦経のツボを使いました。
どちらも効果的でしたが、三焦経の方がより効果的でした。
これは、  今度の臨床実践塾  でも実験をして見せますが、これで腸腰筋と消化器系のつながりが理解しやすくなります。

でも、消化器系は、肝とも腎とも関係が深いので、そこまで治療しておかないと再発させてしまいます。
その見分け方は、それぞれの診断法を使えばいいのですが、できるだけ患者さんにもわかるような診断法を使った方が、患者さんは納得してくれます。
たとえば七星論での「六臓診」や腹部押圧による診断などがいいと思います。

で、その患者さんは、一応の治療が済んでから、

「どうですか?」と言いたら、

「え? 何がですか?」と言うので、

「いやいや、足を挙げると腰から鼠蹊部が引き攣ると言ってたじゃないですか」と言うと、

「ああ、、治りました。ほら!」とまたも足を挙げてくれた。



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