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2018/01/19

このツボは効く:顎関節と菱形筋 (2018年1月28日の臨床実践塾)


菱形筋と顎関節



先日、「口が開かなくてモノが食べられない」と訴えてきた方がいました。
指1本も開かない状態で、かなり辛そうな顔をしていました。
顎関節症の治療は慣れているので、すぐに口が開くようになり、
「あ、あ、これなら大丈夫です」と帰っていきました。

しかし、1週間後に再び来られて、
「食べるときに、最初の2~3口は噛むと痛いのですが、その後は大丈夫なんです」と言う。

顎関節は、骨盤矯正と脊椎を矯正すればたいてい治まるのですが、顎関節が痛み始めて、時間が経っている場合は、筋肉の調整もやったほうが賢明です。

「脊椎に歪みがあると思いますので、脊椎を調べてみますねー」と脊椎を調べました。
腰椎から胸椎までは問題なかったのですが、仰臥になってもらい、頸椎を診たところ、頸椎1番に歪みがありました。

さらに、顎も少し右側にずれて、顔の右半分が縮んだ感じになっていました。

そこで、頸椎を調整して、
次に「顎」と言うよりは頭蓋骨の歪みを矯正してから様子をみてもらいましたら、
「はい。右の顎が少し重たい感じがあったのですが、取れました」と言う。
しかし、念のために伏臥になってもらい、胸椎上部を触診するように軽按しましたら、右肩甲骨の内側がちょっと痛いと言う。

この場合、僧帽筋と菱形筋の原因と考えることができるのですが、僧帽筋だと脊椎を診るときの触診で異変を感じるとはぶなので、菱形筋を調整することにしました。
菱形筋の調整は、仰臥になってもらい、肩甲骨に指を引っかけて、そのまま外側に引けば調整できます。

上菱形筋も下菱形筋も同じ方法でできますので、外側に引いた状態を保持し、「緩んだ」と感じたら、それでオッケーです。

その矯正が済んだ後に、再び伏臥になってもらい、肩甲骨内側を按圧してみたら、
「ぜんぜん痛くありません」と言うので、顎の状態を確認してもらった。
「あ、はい。何にもなくなりました」と言うので、治療を終了しました。



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