むくみ(浮腫み)・利尿・便秘・貧血・生理不順・腎臓病などに「小豆コンブ」

小豆コンブ

疲れてむくみが出ました
ある程度の年齢になると、「むくみ」を経験しているものです。
もちろん腎臓や心臓などに問題のある人は、年齢に関係なくむくみが出てくるものです。
むくみは、それ自体が問題になることはないのですが、むくみがあると体が重くなってきます。
関節の動きも悪くなってきます。
2日続けて家の模様替えをしていたせいか、一息ついて靴下を脱いだら足がむくんでいました。(◎○◎)
わかりますかね、靴下の跡が付いている状態。
別に何の症状もないし、脈を診ても問題なかったのですが、予防として小豆コンブを食べることにしました。
スタッフが10数人いたころは、月に1~2回、 小豆コンブ を炊いてスタッフにも食べてもらっていました。
スタッフはみんな若かったので(私も若かった(笑))、あまり何も感じなかったと思いますが、実はこれ、疲れをとる作用があるのです。
ですから、疲れたら「小豆コンブ」を食べると回復が早くなるというわけです。
そして、女性にとって便秘は大敵と言われますが、それは腸の動きが悪くなると、血液が汚れて血液の流れが悪くなり、新陳代謝が落ちてしまうからだと言われています。
新陳代謝が悪くなると、当然皮膚の新陳代謝も落ちますので、ニキビや吹き出物が多くなるわけです。
そして、時に湿疹も出てきます。
湿疹は化粧品だけが原因ではないということですね。
ですから、この小豆コンブを食べて便秘を解消するといいです。
「小豆はゴボウの3倍の食物繊維が含まれる」と言われるように、便秘にも効きますし、鉄分も豊富なので、貧血にも使われます。
なので、デトックスにも使われるわけです。
小豆の効用は、ネットで検索するとたくさん出てきますので、時間のある方は検索してみてください。
話を戻しますと、浮腫みには腎臓からくるものと心臓からくるものがあります。
上の写真ではわかりませんが、腎臓からくる浮腫みは、指で押さえたところが長時間凹んでいます。
心臓からくる浮腫みは、表面の皮だけすぐに戻りますので、すぐに見分けがつきます。
足の骨のところ(脛骨)を押してみて、浮腫みがある方は、「小豆コンブ」を試してみたらどうでしょうか。
炊飯器を使うと簡単に作れます。
小豆を洗って、コンブを入れて、塩を少し入れてスイッチを入れるだけです。
あ、間違っても「砂糖」は入れないでください。
佐藤を入れると、浮腫みが取れるどころか、逆にむくみがひどくなります。
また、小豆の代わりに大豆を使うなんてことは絶対にしないでください。
理由は、大豆は体を冷やすので、浮腫みがひどくなるだけです。
治療師の方々は、こういう家庭療法を覚えておくと患者さんにも喜ばれますので、ぜひ自分で作ってみてください。
あ、食べ過ぎると下痢をする可能性がありますので、最初は湯飲み茶わんの半分ぐらい食べてみてください。
食養(マクロビオティック)ではおちょこ一杯とか言いますが、湯飲み茶碗半分ぐらいでも問題ありません。
また、小豆は足が速いので、冷蔵庫を使っても1~2日の間には食べるようにしたほうがいいですよ。(^_^;)
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