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2017/10/29

パソコンを打つと人差指が痛い! (頭皮鍼法の研究) 


写真① 赤い線を引いたところが痛い



写真② このように指を反らしても痛い




写真③ 頭に鍼を1本しました



この方が最初に来られたのは、今年の7月6日で、主訴は
「2月から左示指の痛みが始まり、左母指も痛くなってきて、サポータでごまかしていたのですが、かばっていた右手の示指も痛みが出てきました」ということでした。
そして、「腱鞘炎が治らないので仕事を辞めようかと思うのですが、どう思いますか」と相談も受けました。

勿論、腱鞘炎ぐらいで仕事を辞める事はないので、「大丈夫です。仕事は続けてください」と辞めないように話したのですが、その時は、既に「休職」の申請をしてあったようで、2~3週間は休んだはずです。

それから7/22、8/10、8/19、8/31、9/30と、来られたのですが、9/30には、
「左手の腱鞘炎はほとんど良くなった」と話していました。
鍼が得意ではないようでしたので、主に手技療法と経絡治療で治療しました。

そして、先日10/28に来られた時に、
「仕事で手指を使いすぎると両方の示指が痛くなる。示指を反らすと痛い。肩凝りがひどい」と話していました。(写真①)

確認の為に、
「どのようにしたら痛みが出るんですか」と聞いたら、
「このようにして指を反らしても痛いです」と言う。(写真②)
ニコニコ笑いながら話すので、「ほんまに痛いんかな」と思いながら、「ああ、なるほどね」と言い、治療にかかりました。

ここからが面白い。

「額に鍼を1本させてくれない?」と言うと、「ええ」と言うので、額に鍼を1本しました。(写真③)
そして、
「はい。先ほどみたいに指を反らせてみて!」と言うと、指を反らせて、

「アッチャー!」と、猫がマメ鉄砲を喰らったような顔をするのです。

「どう? 痛みは?」と聞くと、

「えっ? 何が?」という顔をしています。

「いやいや、痛みはどうですか?」と聞くと、

「え、えっ?」

「いやいや、指の痛みはどうですか?」

「痛くないです。だって今さき……」(鍼をしたばかりじゃないですかと言いたかった)

あまりに瞬間的に痛みが取れたので、魔法でもかけられたと思ったのでしょう。
何を話していいのかも分からなくなっているようでした。(^_^;)

この方も笑うとかわいい顔をするので、思わずこちらも笑ってしまったのですが、笑いながら再度聞きました。
「痛みは?」

「ないです。ほんとにないです」

さて、この頭の鍼ですが、これは七星論の頭七配置で「木」の角度になります。
つまり、「木=肝・胆」の治療に使えるわけです。
この方の腱鞘炎治療に、4、5回も要したのは、実は肝臓と関係していたので、頭七でも肝を狙ったわけです。

この方、グルメなんです。
高栄養が肝臓に蓄積されていたのです。

ですから、余分な栄養分を抜くために、副食をできるだけ食べないようにさせたのです。
それが結構辛かったようで、一生懸命「ご馳走を食べない努力」をしていたようです。

頭の鍼で痛みが取れたので、経絡治療で臓腑を整えて治療を終了しました。



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