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2017/10/28

ふらつく。胸が悪くてむかむかする。急患二人の治療 (頭皮鍼を主に) 


待合で座位のまま治療をした



きのうは2人の急患がありました。
一人は空き時間に挟むことができたのですが、もう1人はベッドの段取りができないので、5分で治療する事にして受け付けた。

上の写真の方は、前にもめまいで来られていた方です。
「めまいのような感じでふらつく」と電話が入ったそうです。
来てもらうと、待合に座っていても気分が悪そうに見えたので、様子を聞いたら、
「ふらふらして目が回るんです」と言う。
脈を診ると肝と心包が虚しているので、そのまま待合の腰掛けで座位まま鍼をしました。

鍼は、百防、顖前、顖前両側、頭七地で配穴しました。
頭皮鍼は即効的な治療をする場合には非常に効果的な治療ができるからです。
鍼をしてから、
「どうですか?」と聞くと、
「あ、ちょっと回るのが良くなりました」と言うので、ベッドが空くまでそのまま待ってもらうことにしました。

で、ベッドが空いてからベッドに移ってもらい、脊椎診をしたら、右肩甲骨内側の最長筋が異常に凝っていました。(肝の異変です)
そこで、左右の最長筋を親指でゴリゴリしながら、
「右側が硬いのが分かりますよね」と聞くと、

「はい。気持ちいいです」と言う。

それから経絡を整える鍼をしたのですが、それが済む頃には、落ち着いた顔になっていましたので、起き上がって頭を回してもらいました。

「どうですか?」と聞くと、

「ええ、随分いいです。さっきむこうで鍼をしてもらった時からだいぶ良くなっていました」と言っていましたので、そのまま背部の治療をして終了しました。

もう一人の方は、
「ムカムカして、気分が悪くて、吐きそうな感じです」とメールが来ました。
この方は、何度も来られている方なので、
「ベッドの空きがないのですが、10分もあれば治せると思いますので、とりあえず症状を取るだけでいいなら、こちらに来てください」とメールで返信した。

1時間半~2時間ぐらいしてやって来たのですが、青白い顔をしている。
元々色が白い方なので分かり難かったのですが、唇も少し白くなっていましたので、青白い感じがわかりました。
待合の椅子に座ったまま脈を診ようとしたら、手が冷たい。

「はは~ん!」と思ったので、

「今の季節はどんな果物があるんですか?」と聞いたら、すかさず

「ブドウ」と言うので、

「だいぶ食べたの?」と聞くと、くすっと笑って、

「2つ」と答えていました。
私は患者さんが申告するのは、額面通りには受け取らずに、その人の体に出たサインを読んで判断するので、内心「5~6個か」と考えていました。(笑)

それからスタッフにお願いして、ベッドが空いたら膻中に千年灸を1壮してもらう事にしました。
で、ベッドが空いたので、スタッフが千年灸をしていました。
「千年灸が終わった」と言うので、ブースへ行って脈を診ようとしたら手が暖かくなっている。
「あ、もう大丈夫です。手が暖かくなっているので、気分も良くなったでしょう?」と言うと、両手で暖かくなったのを確認して、
「あ、ほんと暖かい。はい。大丈夫みたいです」と言うので、治療を終了した。

たった5分程度で、しかもスタッフだけによる治療だったからだと思いますが、帰りには物足りなさそうな顔をしていました。
しかし、ベッドが空いてないのでそのまま帰ってもらいました。


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