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2021/11/25

むくみをあなどってはいけない

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




むくみはよく見る症状ですが‥‥



『新潟県内ニュース』に、〈医師に聞く〉ガンよりも患者数多く死亡率も高い“心不全” 悪化しても症状がないことも【新潟】
というのがありました。

当院に来院する患者さんで、
「水分を摂り過ぎたから浮腫んでいます」と言う方がいました。
しかし、その言い方はちょっと間違っているので、

「いやいや、浮腫みは内臓と深い関係があるのです。たとえば、心臓に異変がある時は、指で押してから指を放すと表面の皮膚だけはすぐに戻りますが、腎臓に異常がある時は、指を放してもすぐには戻らないのです」と話しました。

すると、
「え? 私、おしっこはちゃんと出てますけど?」と言います。

気持ちはわかるのですが、おしっこだけが腎臓の問題ではないのです。

順を追って説明します。

① 心臓は全体が筋肉でできていて、血液を送り出すポンプとして働いています。
心臓は、4つの部屋に分けられ、上部にあるものを心房、下部にあるものを心室と呼び、心房と心室は時間差をおいて、収縮します。
心房と心室はそれぞれ左右に分かれているため、左心房・左心室・右心房・右心室と呼んでいます。
心臓の各部屋には弁がついており、血液が逆流しない構造になっています。

② 肺に十分な血液を送り込めない状態(うっ血=渋滞)になると、右心に負荷がかかることで、肺の手前にある下腿の血管周辺にも負荷がかかります。
また、心臓から十分な血液を送り出せないことから、腎臓に流れる血液も少なくなり、尿の量が減り、貯まった水分を排泄できないことでむくみが起こります。

と現代医学では説明します。

ですから、鍼灸院などでは「心・心包」の治療をしたり、腎臓の治療をしたりするのです。
理由は、上のリンクに張り付けたサイトを読んでもらうと、以下のような事が書かれています。
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【新潟大学大学院 医歯学総合研究科 循環器内科学分野 猪又孝元 医師】
「現在40歳の方は一生の間に“5人に1人”は心不全になる見通し。決してまれではない。今の新型コロナのパンデミックが終わったら、『心不全のパンデミック』が来るだろうと予想している」
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心不全とは心臓の機能が不完全ということです。

最近、浮腫みをとるいい方法を見つけたのですが、不特定多数が読むブログですので、ここでは公開しない事にしました。
今度の臨床実践塾で、鍼灸師の先生方にだけ説明する事にしますので、ご了承ください。
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