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2021/11/16

喘息と心包:11/28臨床実践塾の準備

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




喘息の人は食べ過ぎると発作が出ますよ!



喘息と診断された患者さんが来ると、当院では3つに分けて考えるようにしています。

① 気管支喘息

② 心臓喘息

③ 腎臓喘息

の3つですが、多くは①の心臓喘息(ほんとは心包喘息と言いたい)の方が多い。
理由として考えられるのは、①の気管支喘息は、吸入薬でだいたい治まるので、鍼灸院に来る人が少ないと考えられる。
③の腎臓喘息は、ほとんどが高齢者で、腎機能と関係しているので、入院するのが多いからです。

ただ、病院で「喘息」と診断されても、真正の喘息かどうかは考えてしまいます。
理由は、心包経(心筋と考えてください)から来ている「喘息症状」の場合が多いからです。
それでも吸入薬を使うと、気管支が拡張されて炎症が多少治まるので、喘息の症状は軽くなります。

先日、新幹線で遠くから来られた方も、診断すると心包経からの症状でした。
これは七星鍼法の「六臓診」で診断すると、すぐにわかります。
その方の話では、

「吸入薬で治まってはいるのですが、喉から食道にモノが詰まった感じがするし、胃液が逆流してくるような感じで、吸入していても胸が苦しいし、気分が悪いし、ふらっとします」とのことでした。

そして、膻中に千年灸をしたのですが、治療が終わるころには、喘息症状を忘れているようでした。
そこで「蘊蓄」を語りました。(^_^;)
「肝臓が疲れると、筋肉に疲労が出ます。心包も筋肉ですので、心包からの症状が出て来て呼吸が苦しくなるのです」

そしたら、その患者さんは明るい方で、
「あはははは、わかりますわー。最近太ってきたんです。あはは、ダメですねー」とか何とか言っていました。


さて、3つに分けた喘息の治療法ですが、
①の気管支喘息の場合は、肋間鍼というのを使います。
当院で昔から使っている方法ですが、肋骨の間に皮内鍼をするのです。
これをすると、10~20分ぐらいで呼吸は楽になります。

②の心臓喘息の場合は、膻中や玉堂にお灸をするか、背部の2「地・火」(七星論での心包・心臓の兪穴)にお灸をします。(千年灸でも効果はありますが、直灸の方が効果は高いです)
鍼でもいいのですが、お灸の方が治療効果の持ちはいいです。

③の腎臓喘息の場合は、私は巨鍼を使います。
巨鍼の方が治療効果は抜群にいいからです。

11/28(日)の臨床実践塾で、時間があれば、喘息の診断方法と治療法をします。

時間があればですよ。
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