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2017/10/24

肩の痛み:頭皮鍼(頭に鍼をする治療法)の実験 (YNSA:山本式新頭鍼療法)



YNSAは、このシューマが元になっているようです


YNSAの本を読むと、このイラストのように、中心部に頭部があり、髪際に沿って少し下に腕があり、さらに下に足があるというシューマ(図形)が基本になっているようです。
この実験は、何週間も前に行なったもので、その後に患者さんにも試して確認しています。
頭から足までの間に痛みがある人に、このツボを使ってみるために自分の頭でテストしてみたわけです。


腕の角度に当るところに眉間に向かって刺鍼


髪際の角から眉間に向かって鍼をして、左右の肩の動きを確認したら、何となく左肩が軽くなる感じがしました。
(YNSAでは左の症状は左頭部に取穴します)

そして、肩と言うよりは、左後頭下部から肩まで緩んだ感じもしました。
多分、僧帽筋や肩甲挙筋や斜角筋などが緩んだのだと思います。
でも、何となく納得できない。


腕の角度の部位から外方に向かって刺鍼


次は、眉間の角度から後頭に向かって頭頂の角度に鍼をしてみました。
これはあまり変化を感じる事はできなかった。
それを七星論で考えると多分、寫法であり、七星の流れに直角になるからだろうと考えた。

これを説明するには、頭部七星から始めなければならないので、それは臨床実践塾や他のセミナーなどで、チャンスがあるときに説明することにします。


任脈と腕の角度から足の角度に向かって刺鍼


そこで今度はシューマで示す「肩辺り」から「足の角度」に向かって刺鍼してみました。
これは、頚肩部の筋肉が緩む感じがして、左右の肩で比べると、刺鍼した左側の肩のほうが軽く感じられた。
と同時に、前髪際中央部に「痒み」を覚えた。

痒みを覚えたのは多分、YNSAで「腎から始める」というのがあり、七星論では髪際を「腎」と診るので、多分、腎への刺激が前髪際中央の「任脈」に何らかの影響を与えたのだろうと思えた。
七星論では、「任脈・督脈」→「腎・膀胱」→「肺・大腸」とエネルギーが流れると考えますので、腎への刺鍼が任脈に影響を与えたと考えるわけです。

それではもっと効果の出る方法はないのかと思い、七星論での百防に刺鍼してみました。
変化はありました。
しかし、百防への刺鍼は、全身の筋肉に「いい影響」を与えて、全般的に筋力が挙がるので、これでは実験にならない。

そこで、この基本点だけでなく、他の基本点も一つずつためしてみる事にした。
その実験計画は、私が発表した「頭蓋JAA(頭蓋縫合調整鍼)」も取り入れながら、行なうことにしたのですが、自分で手の届かない、あるいは刺鍼しにくい部分があるので、その時はスタッフや患者さんに協力してもらい実験をすることにしました。
※ 基本はスタッフで、我々が試して効果があると認めたものだけを、患者さんに協力してもらいますので、ご安心ください。
そして、嫌がる方にはしないのが基本です。

たとえば、頭蓋JAAには、七星論での「頭部七星」に始まり、「臓点」とか「鎮痛点」とか「頚椎点」なんてのもあり、それらを組み合わせることで、かなりの範囲を治療できるはずです。
「できるはずです」と言うよりは、臨床では既に使っています。



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