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2017/10/18

右大転子の痛みを頭皮鍼法で治療(頭蓋JAAとYNSA)

大転子
    大転子



頭皮鍼法に『YNSA(山本式新頭鍼療法)』というのがあります。
文字通り頭に鍼をして治療するのですが、3~4年前に私が発表した『頭蓋JAA』も併用して治療に用いることにしました。

そのYNSAで、おでこの髪際に股関節に関係のあるところ(YNSAでは股関節とは示されていない)があるので、「右の大転子が痛い」という方に、そのツボを使いました。
そして、大転子の異常は往々にして膝まで歪めてしまうので、膝裏の異変も調べました。

膝裏
  膝まで影響しているかを調べているところです

それから、座位になってもらい、頭蓋JAAでの「木」で、YNSAでの「膝に当るところ」に鍼を1本刺しました。
そして、大転子の痛みの確認をしてもらったら、「当たり前でしょ!」という顔をしながら、「はい。痛くないです」と言う。

「大転子の痛みを、鍼1本で治すのだから、もうちょっと感動してほしいなー」と思いつつ、他の治療をしました。
うちに来る患者さんは、「治って当たり前」と思っている人も多いようで、感動の場面が少ないという寂しさがあります。(^_^;)

頭蓋JAAを私が使わなくなったのも、そこにも原因があります。
患者さんの「感動」が我々の栄養になるからです。
そして、あまりに簡単に痛みが取れてしまうので、やることもなくなるのです。
でも、最近では「時短」(治療時間の短縮)という方法が流行っていますので、頭蓋JAAで治療してもいいかも知れません。

ただし、頭蓋JAAもYNSAも、頭皮鍼だけで終わると治療効果の持続性が少ないので、関連する関節や筋肉も整えていたほうがいいです。
たとえば、大転子が痛いというのに、「膝裏を診る」と言うのがその行為で、大転子だけに集中すると、治療効果の持続性を少なくしてしまいます。

そして、その大転子の痛みの原因になる臓腑は何なのか、も特定して、臓腑の治療までしておく必要があるのです。
再発を防ぐ為です。

なので、関連部位までチェックして調整するようにしています。
そのためには、やはり「診断」の勉強は欠かせないので、私のセミナーでは「診断」とか「検査」と言うのを口やがましく言うのです。

頭蓋JAAは、YNSAと出合ったお蔭で、再び「深い診断」を研究することになりそうです。
頭蓋JAAもYMNAも、治療効果がわかりやすく、巨鍼療法と一緒で「皮と筋肉の間にある脂肪層を通す」ので、安全で副作用がないという利点があります。
しかし、一つの課題は、頭への鍼はちょっと痛いし、カツラを付けている人には使えないのです。(^m^ )クスッ

ですから、それらの欠点を克服しないと汎用はできないことになるので、最近では毎日自分の頭に鍼を刺して実験しています。
そして探したのが、10年前に「痛みのない鍼の打ち方」として発表した方法にありました。
それは、 『人体惑星試論奥義書』 に書いてあります。



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