FC2ブログ
2021/09/07

舌と顎の震え:脳の血液循環との関係

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




レーザー治療器の写真



昨日、「舌と顎の震え」の話をしました。
その治療には主に、「七星鍼法」、「しちせい特殊鍼法の+α活性鍼」、「巨鍼療法」を使いましたが、できれば、脳のの血液循環を良くする「何らかの方法」も使いたかったのです。

というのは、「震顫」(ふるえ)といのは、脳と関係があるからです。
ネットで検索すると、「脳血管と脳循環の生理」では以下のような事が書かれています。
※ 少し難しい話になりますが、できるだけ「注釈」を入れてるのでご了承ください

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
脳血流量は生理的状態下では脳灌流圧の変化にかかわらず一定に保たれ,これを脳循環の自動調節(autoregulation)という.
自動調節の作動する平均動脈圧は約50~160 mmHgであるが,加齢や高血圧などでこの範囲は変化する。
上記血圧の範囲内では,おもに太い軟膜動脈を中心に,血圧上昇に対して収縮,血圧低下に対して拡張することで,この自動調節が作動している。

自動調節の作動範囲以上に血圧が上昇すると,血管が受動的に拡張し,脳血流が急上昇する。
この自動調節は,脳血管障害急性期,頭部外傷急性期,広範な自律神経障害を呈する疾患(Shy-Drager症候群,アミロイドーシスなど)

(注)※ シャイ・ドレーガー症候群とは、立ちくらみや尿失禁といった自律神経障害を代表的な症状とする進行性の神経疾患です。
病気が進行するとパーキンソン症状や小脳失調症状をみることになります。
線条体黒質変性症やオリーブ橋小脳萎縮症といった病気と比べて、中枢神経における病変部位の変化や症状が共通することも知られています。
そのため、シャイ・ドレーガー症候群は、これら病気とともに多系統萎縮症と総称されています。
発症後は緩やかに進行しますが、病気の本態を根本的に治療する方法は確立されておらず、自律神経症状・パーキンソン症状などに対する対症療法が治療の中心になります。

(注) 多系統萎縮症
  大脳、小脳、脳幹、脊髄の障害に応じた症状があらわれます。

強い脳血管拡張時(高二酸化炭素血症,低酸素血症,低血糖時,Ca拮抗薬大量投与時など),糖尿病患者,片頭痛患者,低体温などで障害される。
自動調節の機序は,神経性調節と血管内皮由来のNOが相補的に作用していると考えられる.
しかし,ほかの代謝性因子や神経性因子も複雑に関与している可能性もある.

2)血流代謝連関:
この調節機序は,神経機能の賦活化に呼応した神経細胞のエネルギー代謝基質(酸素とグルコース)の供給調節を担っている.
すなわち,痙攣発作など,病的状態下での血流変化のみならず,生理的刺激,たとえば視覚,聴覚,痛覚などの感覚刺激や運動負荷,計算,暗唱などの大脳皮質機能の賦活刺激によって,それぞれの神経機能の中枢に相当する部位の速やかな脳血流増加(activation-dependent flow coupling)が測定されている.

このカップリングもメディエーターについては,代謝性調節が中心を占め,CO2,NO,K+,アデノシン,脳局所のグルコース濃度やATP濃度の減少などが考えられている.一方,中枢性コリン作動神経やグルタミン酸作動神経など脳実質内神経支配(intrinsic innervation)が局所的にカップリングに関与している可能性も考えられる.

3)血流依存性調節:
脳局所での代謝亢進などに伴って血流量が増加する際,末梢の脳血管抵抗に呼応して近位の太い脳動脈が血流速度(shear rate)の上昇を検知して拡張する反応である。
血流速度に呼応した血管内皮におけるNO産生やK+チャネル調節(カリウムチャネルはカリウムイオンを選択的に透過させるイオンチャネルである)などが関与しているとされる.[棚橋紀夫]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ずいぶん難しくなってきましたが、昨日ブログに書いた症例は、そんなに重症ではないと考えたのですが、病院でも原因がわからずじまいでした。
一応、私は震顫の治療を何人かで経験していたので、「多分大丈夫と思います」と応えたのです。

それは、

① 脳の血液量を増やして
② 脳の血液循環を良くする
③ エネルギーの流れを整える
と考えると改善が期待できると考えられたからです。

その、「脳の血液量を増やして、脳の血液循環を良くする」ということに関して、今後は「レーザー治療器」がその役割をしてくれるものと考えています。

というのは、そのレーザー治療器(上の写真参照)は、「血液量を増やす」ことが分かっているからで、血液量が増える事で血液循環は良くなる」こともわかっているからです。
そして、そのレーザー治療器を使って、脳梗塞後遺症の方が改善されてきたという報告もあるからです。
関連記事