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2021/08/23

きのうの「実技講習説明会」:脳神経伝達物質

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




この歪みを診たらいいですよ



きのうのセミナーは、私の本の紹介から始めました。(^_^;)

1冊2冊なら「ああ、そうですか」になるのですが、10冊以上にもなると、「えっ?」なり、記憶に深く残ると思われるからです。

その後、最近の臨床を簡単に説明したのですが、簡単にし過ぎてわかり難かったかも知れません。
そこで参加者のトーンが落ちているようでしたので、エネルギー療法の実技を見てもらいました。
すると、エネルギー療法を始めて体験する方がいましたので、興味津々のようでした。

体に触れずに、骨格の歪みが整うのですから、初めての人は驚きますよね。(^_^;)
エネルギー療法は、これまでの臨床実践塾でも何度か見せてきたので、深くはしませんでした。

そして、パワーポイントには書いてありませんでしたが、「なぜ鍼灸をするのか」をテーマに、マーケティングの話に進みました。
「鍼灸と経済」「ベネフィット」「エビデンス」などの話をして、
それから「当院でよく使うテクニック」の話に替えて、実技を交えながら話をしました。

その中で、「ドーパミン」や「側坐核」の話もしたのですが、これは「+α活性鍼」と深い関係があるので、資料だけ渡して解説はしませんでした。

ドーパミンは、運動機能や学習・記憶・集中といった認知機能に多く関わっていて、人間(動物)は何かを達成することで、ドーパミンを増やすので快感を覚える、と云われます。
そしてその快感をまたも味わいたいために、また同じことをしようとするのが、学習能力だそうです。

ドーパミンについては、「+α活性鍼」と関連するので、できるだけ分かり易いように、何回かに分けて説明してみたいと思います。

① ドーパミンは脳神経伝達物質である
② 脳伝達物質はモノアミン系と呼ばれる
③ ドーパミンの他にノルアドレナリン、セロトニンがある
④ ドーパミンには側坐核を舞台として、良い行動をプラス評価して学習・記憶させる作用がある

ブログは不特定多数が閲覧しますので、とりあえず「脳神経伝達物質とは何か」から始めてみたいと思います。

まず、
1.神経伝達物質とは何かというと、シナプス(神経系の構造上および機能上の単位)で、情報伝達を介在する物質です。

2.シナプス前細胞に神経伝達物質の合成系があり、シナプス後細胞に神経伝達物質の受容体がある。つまり、電気のプラグと差込口があると考えてください。

3.神経伝達物質は放出後に不活性化(活動できない状態に)する。

4.シナプス後細胞に影響する亜鉛イオンや一酸化窒素は広義の神経伝達物質である。

5.ホルモンも細胞間伝達物質で開口放出し受容体に結合する。

6.神経伝達物質は局所的に作用し、ホルモンは循環器系等を通じ大局的に作用する。

7.アゴニスト(作用薬または作動薬)とアンタゴニスト(神経伝達物質やホルモンなどの働きを阻害する薬)も同様の作用をする。

そこで、ドーパミンが減ると自律神経の働きが乱れてきますので、できるだけドーパミンを減らさないようにすることです。
例えば、ストレスや不規則な生活習慣はドーパミンの分泌を低下させる一因といわれています。

人はストレスを感じると「コルチゾール」というホルモンを分泌させ、ドーパミンを含む脳内のあらゆる活動を低下させるといわれています。
つまり、ドーパミンの分泌が減少する一因というわけです。

また、不規則な生活習慣が続くと、ドーパミンが適切なタイミングで分泌されにくい体質になるともいわれています。
不規則な生活習慣は腸内環境を悪化させる要因ともされ、腸内細菌の働きはドーパミンの生成にも深くかかわりがあることから、腸内環境の悪化によって腸内細菌が減少するとドーパミンがうまく生成できなくなるといわれています。

そこでドーパミンを増やすいろいろな方法が考えられていますが、私は手軽にできる「+α活性鍼」と言うのを考えました。
この何か月かを、自分と家内の体で実験をしてきたのですが、(理論的にはまだ未熟ですが)臨床的にはそこそこいい線を走っているような気がします。

ですから、毎日のように夜中も活動しています。(ネズミみたいですね・笑)
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