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2021/07/03

七星鍼法は論理的(16): 査穴とは何か

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手の陰査穴



この「査穴」というのを考えたときは興奮しました。
査穴とは、全ての経絡にあり、原穴のようでもあるし、郄穴のようでもある。

これを見つけたのは、「七星でのエネルギーの流れ」を七星に当て嵌めて、マトリクス(網の目状)に考えたら、単純に配置できたのです。
上のイラストを観るとわかると思いますが、縦に経絡が流れています。
そして、腕を「輪切り」にして七星を当て嵌めると「査穴」が浮かんでくるのです。

その理由は、経絡の七星と、輪切りにした七星が交わるところは、エネルギーも高くなっているはずだ、と考えたところにあります。
陽経での査穴を「陽査穴」、陰経での査穴を「陰査穴」と呼んでいますが、普段よく使うのは「陰査穴」です。

とりわけ、上のイラストで説明すると、「肺査穴」「心包査穴」「心査穴」となるわけです。
そして下肢には、「腎査穴」「肝査穴」「脾査穴」と足ますが、それら陰査穴と対応して「陽査穴」というのがあるわけです。

「査穴」に関しては、このブログでもたくさんかいてありますが、しちしえ鍼法ではそれだけ重要な役割をしているということです。
実は、この「査穴」を覚えるだけで多くの治療ができるようになるのです。

驚いたことには、頚椎の手術をした方の息子さんが、私のところで勉強したことがあります。
すると、そのお父さんが、
「頚椎手術後の不具合が層にも取れない。お前鍼の勉強に行っているんだろう。何とかならないのか」と言われたそうです。
それで、頚椎の治療には自信がなかったので、とりあえず「陰査穴」に刺鍼して、その後に頚椎に軽く鍼をしたら、

「いやー、楽になったわー。お前なかなかできるな」
と褒められたそうです。

何故だと思いますか。
全陰査穴に刺鍼することは、経絡を調整したことになるからです。
経絡を調整するということは、全体のバランスを調整することになり、それだけでも異変のある部位が調整されるからです。
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