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2021/06/23

七星鍼法は論理的(6):「水分穴」の異変は腎の異変

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



「水分」というツボは腎の状態で異変が出る



上のイラストを見てください。
お臍から指の幅1本上のところに「水分」というツボがあります。
このツボは、余分な水を体外に排出する作用があると言われるツボです。
ですから浮腫みがある時などは、そこへ千年灸などをしてもらうこともあります。

水分代謝が上がるというのは、腎の働きがよくなるということです。
つまり、「水分穴」で腎の代謝を上げているわけです。
これは、七星論で観ても、「水」の位置になりますので、「腎・膀胱」に関係がありそうです。

きのうは、お臍が「脾・胃」になるという話をしましたが、脾・胃は「みぞおち部」にもあります。
食欲がないとか、上位部が重苦しいなどと言うときには、その部が硬くなっています。
その時には、脾・胃以外に、心・心包にも異変が出ていますので、脾、胃、心、心包のどの経絡を使っても好転させることはできます。

ここからが大切で、「楽になった」と言っても、基本的には「脾・胃」や「肝・胆」、「心・小腸」の問題が潜んでいるので、治療としては、原因となっている臓腑も整える必要があるわけです。
それはどのように診るか、と言うと「七日で学べる脈診」が早いと思います。(^_^;)

このように、腹部に配置された「七星:水、金、地、火、木、土」は、臓腑の異変に反応していますので、そのまま「治療点」としても使えます。
但し、鍼を使う時は、下から上に向けて刺鍼します。
理由は、任脈の流れが下から上に流れているからです。

ですから、鍼で「任脈」を上から下に向かって刺鍼すると、力が抜けてしまうので、必ず下から上に向かって刺鍼するようにしてください。
指圧でもいいのですが、指圧だとあまり治療効果は期待できません。
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