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2021/06/22

七星鍼法は論理的(5):大腸の治療に何故「水道穴」を使うのか

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



水道穴への千年灸:腹部のムラムラは低温ヤケドだそうです



メインのパソコンが動かなくなり、2日ほどブログ更新ができませんでした。
パソコンが思うように動かないと、自分の体調までおかしくなる気がします。
と言っても、一昨日は平野から桃谷まで行ってきました。

さてさて雑談はこれぐらいにして、早速本題に移ります。

「論理的とは何か?」
と考えた方もいると思いますので、ちょっと説明させて頂きます。
「論理」とは「議論・検討・推理などをする上での、適切な手順や手段」を意味し、「論理的」とは、わかっている事柄から物事を正しく割り出したり、結論を出すことを言います。

そこで「七星鍼法」は何故「論理的」と言えるのかということですが、七星鍼法の基礎は「人体惑星試論」(通称・七星論)になります。
その七星論が論理的に解説できるので、七星鍼法も自ずと論理的になるのです。

例えば、このシリーズの2回前に書いた『七星鍼法は論理的(3):たとえば便秘』というところで、「「天枢」は、「脾経に属するのだ」と書きましたが、違和感を覚えた方は多かったと思います。

何故なら、「天枢」は「大腸の募穴」(大腸の気が集まるところ)となっているからです。
それを書くにはちょっと勇気が要りましたが、七星論での七星分割で観ると、天枢は「土=脾・胃」になるからです。
「では、大腸の募穴はどこか?」ということになりますが、募穴と言うよりは、大腸の気の集まるところが、「気穴」や「水道」辺りになるということです。

上の写真が、「水道」に千年灸をしているところですが、大腸に異変がある時には、その辺りに異変があるのです。
「異変があればツボ」ということではありませんが、水道辺りを軽く指で押さえたまま、合谷か大腸査穴に鍼をしてみてください。

指を当てたところが動いてくるはずです。
上の写真は「便秘がある」と言って来た方への治療で、水道穴辺りに千年灸をしています。
それで腸が動きだすのがわかるはずです。(ひどい便秘などの場合は動きません)

それでは、何が論理的かというと、恥骨上縁に曲骨というツボがあり、その上に中極というツボがあります。
この中極といツボは、膀胱経の募穴になっていますので、膀胱の異変などに使います。
その上にあるのが、関元で、関元の横にあるのが水道になるわけです。
つまり、関元や水道の高さは「水=肺・大腸」になり、「水=肺・大腸」に効果のあることがわかるのです。

そこで、それらのツボを七星論で分析してみると、中極は「水=腎・膀胱」になり、関元は「金=肺・大腸」になり、「肺・大腸」に効果のあるツボだと考えることができるというわけです。
このように配置された「七星」が理解できれば、診断と治療に使え、即効性のある治療ができるわけです。

だから「七星鍼法は論理的」と言うのです。

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