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2021/06/17

七星鍼法は論理的(2):たとえば肩こり

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肩こり・首こり、頭痛、動悸などに



肩凝りなどに使うツボに「外関穴」というのがあります。
これは「三焦経」にあるツボです。
三焦経とは、いろいろな説がありますので、解説はしませんが、ここでは「消化器系」と考えていてください。

この経絡は肩部を通り、側頭部に流れています。
つまり、「側頭部」の治療にも使えるというわけですが、面白いことには、「心包」の治療にも使えるのです。
驚いた人もいると思いますが、経絡は「表裏一体」で構成されているからです。

どういうことかと言いますと、表が三焦経なら、裏が心包経になり、その二つの経絡は一対になっているのです。
そして実験をするとわかりますが、「外関」と同じ高さの「内関」に刺鍼しても、外関と同様の治療効果があるのです。
つまり、外関と同位にある内関は似たような作用があるということです。
※ 診断と脈位が間違いなければ、です。

これは、七星論で考えると分かり易いのですが、経絡が縦に流れているとして、横への断面は七星の流れになっているのです。
さて、いよいよわかり難くなって来たかもしれませんが、簡単に言うと、経絡というのは(人の体というものは)、マトリックスになっているのです。
つまり「網目状」に仕切られているのです。

ですから、たとえば「痔」の治療点で有名な「孔最」というのは、「肺経」にあります。
「痔」というのは、大腸の疾患と考えるのが多くの人の考えだと思うのですが、何故「肺経」を使うのでしょうか。
それは、腕を横に切っていくと、七星論でいう「金経の金」、つまり「縦の経絡でも「金」、横への断面でも「金」になるからです。

これがわかると、伝統鍼灸の「ツボ」というのが読めるようになります。
ただ、「そのように習ったから‥‥」というのではなく、「このように実験してみたら、このようになった」という思考方法が、自分を成長させてくれると思うのです。

「あの人の言うことが正しい」とか
「あの人の言うことは間違っている」と言う前に、実験をしてみるといいと思います。
そのような実験方法は、拙著『人体惑星試論奥義書』に書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。
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