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2021/06/09

脊柱管狭窄症には巨鍼が効果的です

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



脊柱管狭窄症には巨鍼が効果的です



5月15日に、脊柱管狭窄症のような症状を訴えて来た方がいました。
問診表を見てから脊椎診をしたのですが、「脊柱管狭窄症」だと思ったので、脊柱管狭窄症の説明をしました。
この方は、月に1回治療に来られている方ですが、症状が治まるまでは、週に1回来ていただくことにした。

時系列で説明しますと、

5/15 右大腿後面とお尻が歩くと痛い
   痛くて長く歩くことが出来ない

5/22 前回より調子はいい

5/28 足の調子はいい

6/5  しびれも気にならないし、しっかり歩ける


脊柱管狭窄症というのは、以下の症状を主とする疾患です。

・間欠性跛行(ちょっと休むとまた歩ける)
・お尻から足にかけての痛み(後ろや外側が多い)
・脚のしびれや異常な感覚(ひどいときは麻痺した感覚)
・腰の痛み(前屈すると楽になる)
・頻尿、残尿、失禁などの排尿排便障害
・脚の脱力感(足首のだるさを訴える人も多い)

特徴として、座っている時はあまり痛みや痺れが出ないことです。
座位だと、脊柱管が圧迫されないからです。
しかし、立位や歩行だと症状が出てきます。

脊柱管を圧迫する組織としては、①靭帯、②椎間関節 ③椎間板 などがありますが、腰椎すべり症から脊柱管狭窄症になる方もいます。
腰椎すべり症とは腰の脊椎の連結が崩れて、前方にずれて滑った状態です。

さて、治療ですが、脊柱管の圧迫を取り除く方法を考えるわけで、腰部の筋群、腸腰筋などを緩めると症状は楽になりますので、手技だと、腹部から腸腰筋を緩めるのがいいですが、太もももしっかり解しておくことが大切です。
理由は、大腿の筋群の過緊張は腰に負担がかかるからです。

鍼灸だと、即効性のあるのは「巨鍼」です。
上の写真が、巨鍼をした状態の写真です。
そして、腰部の「谿上穴」辺りに過緊張があるので、そこへ直灸を5~7壮します。
(上の写真の腰辺りにお灸の痕が見えます)

この方は、3~4回で回復したのですが、脊柱管狭窄症のことをよく知っていたようで、
「もう少し一週間に1回来させてください」と、継続治療を希望していました。
もちろん、そのほうがいいので、そのようにすることにしました。
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