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2021/05/24

「出てきた症状をどのように治すか」が問題かも知れない

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




活性鍼をすると脊椎はスムーズに捻ることができる



先日、スタッフと腰椎の話をしていました。

「屈曲と捻れは殆どが同じ方向ですよ」と言いながら、活性鍼をして腰椎を捻ってみました。

屈曲の検査はしてなかったので、ビフォー・アフターの写真はないのですが、グニャ―っと捻れているのは分かると思います。
これは脊椎の模型を使って、実践塾で何度かリアルに解説してきたことです。

七星鍼法での「骨格矯正鍼」を使うと、瞬間的に矯正できるのですが、活性鍼でも骨格矯正はできます。
いや、むしろ、活性鍼の方が他の症状も一緒に治せるので、治療時間を短縮できます。
ですから、活性鍼をしながら他の治療をするわけです。

活性鍼を使うと、ほんとに「スピーディーな治療」ができるので、重宝します。
そして、活性鍼の魅力は、脳神経にもいい影響を与えていると思われるところです。
現在、「脳関連の本」も急激に増えてきたのは、そういう時代になってきた、と考えてしまいます。
※ 私はそれらの本に触発されたわけではなく、たまたまです。

私が、この業界に入ってきて、最初に手掛けたのは「足心道」という、「足裏診断と操法」でした。
その後、骨格系に興味を持ち、その後に臓腑の治療に走り、それらの相関関係に走りましたが、「脳神経関連」は勉強しませんでした。
理由は、現代医学でもわかってないことが多かったからです。

つまり、気が付いたら、足に始まり胴体→頭と進んできているわけです。

脳や脳神経関連は、今後も深く研究されると思いますが、栄養学と一緒で、時代と共に理論が変わってくると思います。
しかし、我々鍼灸師は、その理論を参考にしながら、常に、
「出た症状をどのように治していくか」がテーマになると思います。

活性鍼は、これからの治療法になると思いますが、我々鍼灸師の手が届かなかった分野まで治療が可能になるかも知れない、と期待に胸を膨らませています。
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