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2021/05/05

七星鍼法の魅力(Part 33) 腱鞘炎の治療

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



腱鞘炎の原因は症状の出ているところではありません



七星鍼法の魅力は、たくさんありますので、このシリーズを閉めて、次のシリーズに移りたいのですが、七星鍼法の特徴は「診断」にありますので、そのところをもう少し書いて行こうかと思います。
七星鍼法を学ぶと、症状を聞いただけで病因と治療法がわかります。

たとえば、
「腱鞘炎が治らない」と来られた方がいました。
これを現代医学的に考えると、長母指屈筋、短母指伸筋、撓側手根屈筋などが原因のように思われますが、そこは症状が現れているところであって、原因ではありません。

ですから、いくらそこを治療しても、その場は軽くなったように思えても、「治る」とまではいかないのです。
上の写真の方に、

「どこが痛いのですか?」と聞いたら、患部を出して、

「ここです。シップを剥がしましょうか。家にたくさんあるので」とシップ薬を剥がそうとしていました

「いやいや、剥がさなくていいですよ。そこは触りませんから」と、治療を始めました。

そして、背中に回り、
「ここに凝りがあるのはわかりますか」と背中を押すと、

「はい」と答えていました。

実は、この方の症状の原因となるのは「肝」なのです。
つまり、「肝臓」と考えてください。
肝臓に異変が出ると、いろんなところの筋肉や腱に異変が出てくるのです。

ですから、肝が原因の場合は、患部に一切手を触れずとも治ってしまうのです。
この方も、前腕には一切手を触れずに痛みを治めました。
そして、

「どうですか手首は?」と聞くと、手首を曲げ伸ばしして、

「痛くないですね」と言います。

腱鞘炎の全てがそのように上手くいくとは言いませんが、病因特定の技術は、現代医学的な見地だけでなく、東洋医学的な見地も身に付けたほうがいいと思います。

「しちせい特殊鍼法研究会」では、そのようなことも学ぶことが出来ます。
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