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2021/04/30

七星鍼法の魅力(Part 28) 鼻アレルギーで鼻骨肥厚

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黄色い円で囲んだところがぷくっと腫れています



ラグビーをやっているスポーツ少年(14歳)です。
鼻アレルギーがあり、病院で治療を受けているそうですが、常に鼻づまりがあり、点鼻薬や飲み薬などを使っても、症状の好転がないので、手術を勧められているようです。

そして、「足関節の靭帯の問題」や「反り腰の問題」なども訴えていました。

当院に来られている方で、鼻骨の手術をして、鼻が曲がってしまった人がいます。
ですので、できれば手術を避けたほうがいいということを話しながら、六臓診(肝、心、心包、脾、肺、腎を直接押したり叩いたりして診断する方法)をしました。
この診断法は、患者さんに自分の弱点を知ってもらうのに役立ちます。

この方の特徴的なところは、上の写真にあるように、土踏まずの内側(照海穴の下辺り)がプクッと腫れていました。
これは、腎実を表わす症状で、普段気になることはないのですが、この方の「反り腰が痛い」ということと照らし合わせると、腎臓が膨れていることがわかります。

「鍼はしたことがある」と言うので、テストで活性鍼をしてみました。
すると、鍼は全く平気な感じでしたので、そのまま経絡調整の鍼に移りました。
そして、鍼はまだ途中だったのですが、
「どう? 鼻の通りが良くなってきた?」と聞くと、

「はい。軽い感じがします」と頷いていました。

そこで、頭部への「置帰」(鍼をしたまま帰る)の話をして、置帰をすることにしました。
そして、腎の代謝を上げるためと、脊椎の歪みを整えるために、巨鍼の話をしたら、それもOKと言うので、巨鍼もしました。

治療が済んでから、
「どう? 鼻はだいぶいいやろー?」と聞くと、鼻で大きく息をしながら、

「うん。だいぶいいです」と言っていました。

それで、置帰した鍼は晩に抜いてもらうようにお願いして帰っていただきました。

七星鍼法の技術の中で、一番大切であり大きな力となっているのは「診断」です。
「しちせい特殊鍼法」には、たくさんの特殊技術があるのですが、それらも「診断」があって成り立っています。
ですから、「治療テクニックだけ」を学びたがる人も多いのですが、それではいつまでも「治療テクニック」を学び続ける結果になりかねません。

七星鍼法の魅力は診断です。
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