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2017/09/29

右手が腱鞘炎で包丁も持てないんです。・・・それって腸がおかしいですよ

腱鞘炎
    原因と症状の出る部位は必ずしも一致するとは言えない


昨日、急患で腱鞘炎の患者さんが来られました。
「手首から母指球辺りまでが痛くて包丁も持てない」と訴えます。
話によると、病院へも行ったのですが、
「腱鞘炎ですので塗り薬を塗っててください」と言われて、塗り薬を塗っていたそうですが、ぜんぜん良くなる様子もないので、当院に来たというわけです。

このような場合は、「治る!」と感じてもらうのを優先することが多いので、昨日も、
「ちょっと診せて」
と動きを調べ、肘関節をちょっと調整したら、ちょっと楽になった様子でしたので、
「これは、ここだけの問題ではなく、肩までおかしいので、肩を調整してみますね」と肩関節の調整をしました。

「はい。ちょっと動かしてみて」

「あ、楽です。軽くなりました」

「軽くなっただけでは面白くないので、捻れも調べてみますねー」と手首の捻れを調べた。

「あ、あ、痛くなりました。先生、痛くなりました」

「ま、ま、慌てない慌てない。これからですから」と、肘関節、手関節、手根骨と調整していきながら、

「だけど、この腱鞘炎の原因はお腹にある見たいですよ」と言うと、
「全く信じない」という顔をしながら、

「お腹ですかァ?」と言う。

「そうなんです。ちょっとお腹を押してみますねー」とお腹を軽く押したら、

「イタ! イタ! 痛い、痛い!」と言います。

そこで、
「こんなに軽く押しても痛いのですから、普通ではないですよね?」と尋ね、頷くのを確認してから、
「ブログのネタに使いたいので、写真を撮らせてくれませんか?」と尋ねて許可をもらい、スタッフを呼んで、痛みの出たお腹に手を当ててもらって撮影しました。
それが上の写真です。

そして、軽くお腹を押さえてから、再び腱鞘炎の痛みを確認してもらうと、軽くなっている。
驚いた顔をしながらこう言ってきました。

「でも先生。病院の先生は腱鞘炎と言っていましたよ」と。
「腱鞘炎は腱鞘炎かも知れませんが、病名を付けたから治るわけではありませんよね」と、言いながら治療を続け、さらにこう言いました。
「病院の診断は正しいのですが、多分、その病院では治せないでしょう。はい、ではもう一度腱鞘炎の痛みを確認してみてください」と再度確認してもらったら、笑顔になって、こう言いました。

「最初からここに来ておけば良かったー」

あまりに不思議だったのでしょう。
その後も何度か腱鞘炎の痛みを確認していた。

さて解説です。
腱鞘炎の現代医学的解説は、多くのサイトにありますので、そこを参考にしてください。
ただし、それらの説明を読んだからといって治る分けではありませんので、ここでは、七星論(人体惑星試論)での診断と治療法を説明します。

まず、手関節の調整をするのに、肩関節から調整するのは、七星論では肩を「水=腎・膀胱」、肘を「金=肺・大腸」、手首を「地=心包・三焦」という診方をします。
ですから、最初に肘関節から調整したのは、「金=肺・大腸」で、特に大腸に問題があると思ったからです。

それから腹部を軽く押して、本人にも腸が原因である事を認識してもらいました。
つまり、根本的な原因を治療する為には、本人の認識も大切だと考えているからです。
そして、腹部を触ってから腱鞘炎が軽くなるのも確認してもらいました。
それから、肝臓と腸の関係を説明しましたが、鍼灸理論での難しい話は理解できないと思いましたので、簡単に説明したのですが、私の理論はこうです。

この図を見て下さい。
木=肝胆と金=肺大腸は向い合っています。
これを対応経絡と言います。
つまり、木と金が対応しているということで、木の異変が金に出たり、金の異変が木に出たりすると考えて下さい。

宙を含む円循環
    七星論での循環説明図

この方の場合は、肝の異変が大腸に出て、大腸の異変から肩部に凝りを生じ、それが高じて肩関節に異変を起し、肩関節(水)→肘関節(金)→手関節(地)と順を追って歪みが発生してきたのです。
つまり、七星論で云うと、エネルギーは水(肩)→金(肘)→地(手首)と流れるので、水の異変が金に、金の異変が地に出てきたと言うことです。

ですから、最終的には肝を整える必要があるわけで、この方も肝臓の治療が終わったら、
「ああーっ! ぜんぜん、ぜんぜん痛くないですわ。嘘みたいです」と喜んでいました。
この方は、発症してからそんなに時間が経ってなかったので、簡単に治りましたが、発症してから長期間経ったのは、1回で、と言うわけにはいきませんので、その点ご了承ください。




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