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2021/01/15

8歳の頭痛:六経弁証

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足三里に1番鍼を刺鍼しました



頭痛は、六経弁証を使うと即座に治まりますが、六経弁証は、どちらかと言うと、標治法的なところがありますので、病因をしっかりとらえる必要があります。
六経弁証とは、「陽明経」「太陽経」「小陽経」「厥陰経」「少陰経」「太陰経」の六つのことです。
※ 不特定多数に向けてのブログですので、専門用語はそれぐらいにしておきます。

で、この子は今朝から「頭が痛い」と元気がなかったそうで、お母さんに連れてこられました。
診ると、肝臓が腫れています。\(◎o◎)/!

「肝臓が腫れているけど、食べ過ぎたんですか?」と聞くと、お母さんが、

「正月の間、メチャクチャ食べていました」と言う。

そうか、と言うことで、まずは肝臓の腫れを取るために、肝臓に代謝を起させる手技をしました。
でも、良くなりません。

「ん?」と思い、もう少し肝臓の代謝を促すような手技をスタッフにやってもらいました。

でも、
「まだ痛い」と言います。

痛い部位は前頭です。
これを六経で診ると、「陽明経」になるので、「胃経」か「大腸経」になります。

肝臓が腫れている⇒陽明経の異変

ということを七星論で考えると、
① 肝が過実して「土=脾・胃」を虚させた
② 肝が実して対応経絡の「金=肺・大腸」を虚させた

と考える事ができます。
それで、少し熱感もありましたので、「陽明病」と判断しました。
そこで、
「これは鍼を使うと早いんですが‥‥」と言うと、お母さんが、

「やってください。この子は大丈夫です」と言うので、鍼をすることにしました。
鍼をしたら、ちょっとだけ顔をしかめていましたが、使った鍼が「1番鍼」だったからか、「痛い」とも何とも言いません。

上の写真が、「足三里」に鍼をしたところです。
置鍼は5分しました。

抜鍼する前に、何やらお母さんと話をしていましたが、ブースに入り、

「どう?」と聞くと、首を横に振り、お母さんが、

「治ったみたいです」と言う。

そして笑顔も出てきて、お母さんと何やら話していました。

「良くなったみたいですね」と言うと、お母さんが、

「完全復活ですわ・笑」と言っていました。

帰りには、玄関先で、この子も丁寧にお辞儀をしてお礼を言っていました。
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