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2021/01/02

大動脈解離:松田篤人先生 Part3

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。





松田篤人先生



大きな病気をした場合は、ちょっとしたことで炎症が出てきます。
所謂「臓器炎症」みたいな感じです。
実際には、肝臓か腎臓が熱を持つんだと思います。

その時には、「片仔廣」(へんしこう)という漢方薬が、とってもよく効きます。
しかし、残念ながら片仔廣も手に入らないのです。
もし、手に入るなら持ってた方が、何かの時に役立つと思います。

ちなみに、私の予想ですが、コロナに感染して、熱が出だした時に、片仔廣を飲めば副作用はあまり出ないのではないかと考えています。
何故なら、コロナは全身の炎症が基と考えているからで、多分そうだと思います。

ステロイドも使わないとダメだと思いますが、片仔廣に関してはステロイドでのリスクもほとんどないからです。
だから私も、
「なんかあった時には、とりあえずこれを飲ませろ」

と、砕いた片仔廣を嫁さんに渡してあります。
ほんとに緊急の場合はいいかなと思います。

ここまでが救急の時の話で、救急から慢性期に移っていくのですが、いろいろ手術の後遺症みたいなのが結構出てきます。
術痕が痛いというのもそうですが、心臓を弄ってあるので、その時のグラフトは、右の大胸筋を使っています。
※ 「グラフト血管」(バイパスするときに使うつなぎの血管で本人のサイズのよく似た血管を使用)

ですから、右の胸筋に力が入らなくなってきます。
そして、時間と共に萎縮してきて、「巻き方」になってきて、(私の場合は)右の背中がどんどん痛くなってきました。

そういうのを少なくするために、さっき言った「清熱」とか「活血」の薬を上手く使うしかない。
食べ物でやってもいいけど、血圧コントロールがすごく難しいです。
人工血管を入れてあるので、血圧を挙げられないからです。

つまり、「陽性な食品」が摂れないので、塩分がどうしても摂れないのです。
摂ってもいいけど、摂り過ぎると、5とか10mmHgぐらいはすぐに上がっちゃうので、医者から止められちゃう。

だから、先ほど話した漢方薬などを使うのですが、慢性期は量を少なくして飲みます。
というような感じで、ちょっとずつコントロールしていくという感じです。

で、動脈硬化が怖いので、運動が必要になるのですが、運動をすると、解離した動脈が「動脈瘤」になり易くなります。
なので、すごく矛盾した状態でリハビリをしていかなければならないのです。

単純にそれだけだと、矛盾しちゃうのだけど、矛盾しているのを上手くやるためには「クッション」が必要になってきます。
クッションは、食事でもいいし、漢方でもいいし、鍼でもいいのですが、何かやり続けなければダメです。

現代医学の薬は、「使いたい」とか「使いたくない」ではなく、「使わなくてはならない」のです。
だから、新薬だけで不具合をコントロールするだけだと、右に左に、といろいろな症状がドカーン、ドカーンと出て来てしまうので、サプリなどを使います。

私が飲んでいたのは、「梅仁丹」みたいなもので、梅の種だから、「心」(心臓)にいいので、「あ、ダメかも」と思う時に飲むとちょっと落ち着きました。
そのような感じで、コントロールしていきました。

その他には、肺活量も落ちているので呼吸法もやるし、気功をするにも、胸を広げる事ができないので、手首から先だけを動かしたり、首だけ動かしながら呼吸法をするといったことをやっていました。
そういうのを「知っとくといいかも」と思います。

これは自分が実際になる、ならないということではなく、そういう人が現れたときに話がしやすい、ということです。
「こういうふうにすればいいよ」って。

なので、できる、できないというよりは、私は自分の知識として結構持っているので、それをそのまま使いましたが、全くそういう知識がないと助言ができない。
食べ物も助言できない、運動も助言できない、皆さんは鍼灸師なので、鍼はできるかも知れないけど、背中に鍼は打てないことになる。

そういうふうにならないために、五行論とか七星論の基礎理論をベースに、マクロビなども身に付けていた方がいいと思います。
少なくても、マクロビは勉強できるならちゃんと学んでいた方が活きると思います。

拙い話でしたが、これで私の話を終ります。
ありがとうございました。
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