FC2ブログ
2020/11/28

回帰性リウマチや難治性疾患の治療

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



腹部を整える整体(めったにすることはありません)



先日、「回帰性リウマチ」の患者さんが来られました。
回帰性リウマチとは、「回帰」という名が示すごとく、周期的に関節が腫れ、痛み、赤み、熱を持つ等を繰り返す病気です。

回帰性リウマチの患者さんの一部では一定期間の経過後に症状の完全消失が見られることもあると言われますが、20~60%は典型的な関節リウマチに移行することが知られています。

ここで、回帰性リウマチと関係のある「関節リウマチ」について説明しておきます。
関節リウマチのことを「RA」(rheumatoid arthritis)と略されますが、RAは、免疫異常から関節の滑膜(関節の袋)に炎症を起こし、その炎症が長期にわたる為に、関節内や関節周囲の組織破壊を起こし、変形を起こしてくる疾患です。

1987年アメリカリウマチ学会が発表したRAの診断基準というものがあり、現在、世界中のほとんどの国でこの診断基準を使って診断しているようです。これは7項目の所見からなり、この内4項目あてはまればRAと診断して良いとなっています。

1. 朝の強張りが1時間以上続く
2. 3つ以上の関節に腫れがある
3. 趣旨の第2、第3関節又は手の関節に腫れがある
4. 左右対称の関節に腫れがある
5. 皮下結節(リウマチ結節)がある
6. 血液検査でリウマチ因子が検出される
7. 手のX線検査で関節にRA特有の変化が見られる

今回の患者さんの症状を問診表から見ますと、

① 回帰性リウマチを言われ、手足に痛みがある
② 重い物を持ったり握ったりすると痛みが出る
③ 痛みがひどいときは肩が上がらない
 足首が痛いときは歩けない
 痛くて眠れないなどがある
④ 3月ごろから月に1回の頻度だったが、最近間隔が短くなってきた
⑤ 1日痛みが引いても2~3日したら痛くなる
⑥ 痛み止めが処方されているが酷い時だけ飲んでいる
⑦ 顎のあたりにできものができて治らない

さて、治療の話になるのですが、このような慢性的な疾患で食養を知らない方には、腹部(腸)から整えることがあり、特にこの方のように「顎のあたりに吹き出物が」という場合は、お腹を整えたほうがいいのです。

臨床の長い先生方や虹彩学を勉強した先生方はご存知だと思いますが、慢性的疾患の患者さんは腸に問題があるからです。

そして、お腹を解せば、その人の食事内容がだいたいわかります。
で、腹部からの診断もするつもりで、めったにしない腹部整体をしました。
その娘さんも腸に異変がありましたので、

「お米を食べるのが少なく、おかずばかり食べているようですね」と言うと、付き添いで来ていたお母さんが、
「そうなんです」と答えていました。

そこで、
「とりあえず1週間だけ私の言うようにしてみてください。それで症状が軽くなれば、食事に気を付けられるはずですから」と、簡単な食事方法を説明しておきました。

食事方法と言っても、お米を多めに摂るという非常に簡単な方法です。
それで、その方が、やってくれたかどうかというのは、お腹を触ればわかりますので、次回来られた時に、「やったかどうか」が判定できるわけです。

帰りしなの玄関で、お母さんが、
「目標ができましたので、明るくなってきました」と言っていました。
関連記事