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2020/11/08

膝痛(変形性膝関節症)の治療後抱きつかれました・(^_^;)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



 

ふる~いいやり方で膝裏への鍼



きょうは「暁臨床研究会」でセミナーをやります。


膝関節の軟骨がすり減ったために、ひざに強い痛みが出る慢性的な病気ですが、鍼灸院へ来られる患者さんは多いものです。
発症してから時間が経過している場合は、なかなか手強い疾患になります。

原因は、加齢、肥満、O脚などが挙げられています。
サイトによっては、「日本の生活習慣と閉経後のホルモンが関係していて、女性に多いことも特徴」と書かれたのもあります。

しかし、昔はタタミの上で正座することも多かったのですが、近年は「タタミに正座」というのは少なくなっているし、正座はしないのに膝痛が出て来る方もいますので、日本の生活習慣を原因にするのは、どうかと思います。

では、何が原因か、ということになりますが、私は食物を重視します。
骨を溶かす砂糖が多いと、必然的に軟骨は減ってくるからです。
甘いモノを多く食べるのは、男性よりも女性が多いので、患者さんも女性が多いようです。

これを言うと嫌われますので、あまり言わないようにしているのですが、砂糖はいろいろな病気の原因になりますので、その人の臓腑バランスを診て、必要と思われる場合は言うようにしています。

ここまでは本質です。

そのことがわかった上で、治療テクニックを学んだ方がいいと思います。
つまり、その場だけ楽にするのではなく、本質的に治していくことを考えるということです。
この本質を無視する人はなかなか治せません。

先日来られた患者さんは、杖をついて、娘さんに連れられて来られたのですが、人工関節への手術も勧められたというだけあって、ベッドに上るのも痛そうでした。
最初に手技療法で右の腸骨前傾を調整したのですが、痛いのは左膝です。
しかし、腸骨は右を調整したので、変な顔で私を見ていました。(^_^;)

「左膝が痛いのに、何で右やねん!」と言いたかったのでしょう。

それから経絡調整をして、伏臥になってもらい背部に鍼をしたのですが、腰椎の歪みもありましたので、腰椎を整えるように鍼をして、それから左膝裏に鍼をしました。(上の写真参照)
「上の写真のように膝裏への鍼」というのは、私としては、ふる~いやり方で、今は殆ど使わないのですが、膝裏を探ったら、膝裏に経筋腱収縮牽引がありましたので、その方法を使ったわけです。

で、膝の確認をしてもらったら、だいぶ良かったようで、治療が済んで、待合室で話をしていたら、屈伸運動のようなことをして見せたりしていましたが、やがて
「せんせ~い」と私に抱きついてきました。
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若い人だったら・・・ (^_^;)
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そして翌日、予約の時間変更で電話をくれたのですが、その時も、
「昨日の鍼はものすごく良かったので、先生にお礼を言っといてくださいネ!」と話していたそうです。
あのふる~いやり方が良かったのだろうか、と一瞬考えてしまいました。

しかし、腸骨の前傾調整もしたし、腰椎の調整鍼もしたし、京骨・通里へのお灸をしたので、その鍼が良かったとは思いません。
そして、極めつけは、食事療法にあります。
軟骨成分を摂る方法ですが、上げ足を取られるのは嫌ですので、ここに書くのは遠慮させて頂きます。
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