右背が凹んでいる:肝臓と足の関節 (連載1)
この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。
歩くと痛むところ
ショパール関節
以下のように訴える方が来られました。
① 耳鳴りがひどい
② 右の脇腹から右の背中にかけてピキッと吊る
③ 脇腹の痛みから腰痛がきそうな予感
④ 頸、肩から肩甲骨にかけて重たい
⑤ お腹がシクシク痛かった
⑥ 2日前、お通じが出そうででない
⑦ 食欲があまりない
⑧ 右足首の内側(ショパール関節)が痛む
⑨ 両目がかすむ
⑩ こめかみが重だるい
⑪ 身体全体が重だるい
⑫ 吐かないせいかムカムカするような気持ち悪さがある
この方の脊椎診をしたら、右背が凹んでいました。
これは肝臓が萎縮した状態を現わし、「右背がピキッとなる」という症状がそれを裏付けています。
そして消化器系からの症状や目のかすみ等も合わせて考えると、「肝」を中心に考えて治療するといい、ということがわかります。
さらに、ショパール関節辺りの痛みですが、リスフラン靭帯と関係があるのかとも思いましたが、そうでもないようです。
これは「足関三穴」のテクニックで使った「後脛骨筋」で説明できそうです。
つまり、この方の症状は、肝を整えれば多くの症状を治める事ができると考えていい分けです。
また、耳鳴りに関しては、「董氏の鍼」を知っている方はわかると思いますが、足裏から肝経に4本の鍼を刺す方法を見ても、肝経の治療になります。
ですから、その治療は肝を整える治療~すればいいのではないかと考えます。
しかし、一つ一つ症状を消していくには、多くの鍼を使わなければならないので、患者さんにも負担をかけてしまうので、ポイントを絞って治療したほうがいいように思います。
肝の治療には、巨鍼が一番いいと思うので、私は巨鍼を使いました。
そして、変化を観るのは、痛み等の症状が出ている部位を確認するのが簡単明瞭ですので、この方の場合は、ショパール関節の痛みで確認しました。
痛みは取れていました。
この方の治療解説を一度に書くと、「字余り?(^^;)」になりそうですので、2回に分けて書いていきます。
ということで、また明日!

歩くと痛むところ

ショパール関節
以下のように訴える方が来られました。
① 耳鳴りがひどい
② 右の脇腹から右の背中にかけてピキッと吊る
③ 脇腹の痛みから腰痛がきそうな予感
④ 頸、肩から肩甲骨にかけて重たい
⑤ お腹がシクシク痛かった
⑥ 2日前、お通じが出そうででない
⑦ 食欲があまりない
⑧ 右足首の内側(ショパール関節)が痛む
⑨ 両目がかすむ
⑩ こめかみが重だるい
⑪ 身体全体が重だるい
⑫ 吐かないせいかムカムカするような気持ち悪さがある
この方の脊椎診をしたら、右背が凹んでいました。
これは肝臓が萎縮した状態を現わし、「右背がピキッとなる」という症状がそれを裏付けています。
そして消化器系からの症状や目のかすみ等も合わせて考えると、「肝」を中心に考えて治療するといい、ということがわかります。
さらに、ショパール関節辺りの痛みですが、リスフラン靭帯と関係があるのかとも思いましたが、そうでもないようです。
これは「足関三穴」のテクニックで使った「後脛骨筋」で説明できそうです。
つまり、この方の症状は、肝を整えれば多くの症状を治める事ができると考えていい分けです。
また、耳鳴りに関しては、「董氏の鍼」を知っている方はわかると思いますが、足裏から肝経に4本の鍼を刺す方法を見ても、肝経の治療になります。
ですから、その治療は肝を整える治療~すればいいのではないかと考えます。
しかし、一つ一つ症状を消していくには、多くの鍼を使わなければならないので、患者さんにも負担をかけてしまうので、ポイントを絞って治療したほうがいいように思います。
肝の治療には、巨鍼が一番いいと思うので、私は巨鍼を使いました。
そして、変化を観るのは、痛み等の症状が出ている部位を確認するのが簡単明瞭ですので、この方の場合は、ショパール関節の痛みで確認しました。
痛みは取れていました。
この方の治療解説を一度に書くと、「字余り?(^^;)」になりそうですので、2回に分けて書いていきます。
ということで、また明日!
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