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2021/07/31

自然内出血:老化でも起こりますがその他の病気も考えます

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内出血ができた当初は、あざは青いというよりも赤くなっているのがわかります。

ぶつけた覚えもないのに内出血がある場合は、紫斑病の可能性もあります。
紫斑というのは、内出血によるあざの事で、打ち身などで発生する内出血ではなく、他の原因で皮膚や粘膜内に内出血が現れる病気です。
紫斑病で出血性疾患と定義されており、最も多くみられるのが、次の2つの病気です。

・アレルギー性紫斑病
・血小板減少性紫斑病(ITP)

その他にも、
・突発性血小板減少性紫斑病
・血栓性血小板減少性紫斑病
・単純性紫斑病
・老人性紫斑病
などがありますが、一般的には上に挙げた2つの病気を発症している場合が多いです。

子供がかかりやすい
大人よりも小学校の高学年くらいまでの子供に発症することが多いとされますが、臨床では、上の写真のように高齢者にも多いです。

アレルギー性紫斑病の原因
明確な原因は、詳しく解明されていませんが、何かしらの要因により、血液の中にあるIgA抗体が過剰反応を起こすことが知られていて、現在でも原因を研究中です。

覚えがない内出血は白血病の可能性もあります。
紫斑病に比べると発症している可能性は低くなるのですが、覚えがない内出血が多い場合は、白血病を発症している可能性もありますので気を付ける必要があります。

内出血が大きくなるのなら要注意です。
何故なら、白血病が原因で出来る内出血というのは、初期においては小さな斑点上の紫斑であることが多いのですが、気づいたら大きくなっているのであれば医師に相談するなどの注意が必要です。

内出血に対して、鍼灸師ならどのように治療ができるかということですが、病院の検査で問題がない場合は、動脈硬化によるのが原因と考えていいと思います。
(当院で診てきた内出血を参考にしています)

内出血の症状だけを治まるには、ショウガシップをすれば、その場で皮膚の色が黄色くなり、2~3日ではキレイになります。
しかし、仮に、動脈硬化が原因だとすれば、食事療法も欠かせません。
そんな場合、当院では健康食品を使う場合もあります。
特にミネラル分の多い健康食品を使うといいみたいです。

上の写真の方は、下の写真にあるように、右肋骨辺りが痛いと話していましたので、多分肝臓が絡んでいると診て、肝臓への治療もしましたが、活性鍼で代謝を活性させることも行ないました。
2021/07/30

非常にビックリした皮膚炎:笑うしかなかった(^o^)

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な、なんだ、これは!



この写真は、患者さんのスマホを、私のスマホで撮影したものです。
そのまま、転送してもらえばよかったのですが、お願いするのも気が引けたからです

この写真を持ってきた方の問診を見ますと、

① 両腕がだるい

② 上腕、前腕も痺れがあるが、右腕が特に痺れている

③ 右前腕の外側に湿疹のようなものができたが痒みはなかった
  ネットで調べてみたが、同じような皮膚炎はなかった

④ 腰椎がシンドイ

⑤ 近所の人が大量の除草剤を撒くので、それから体調が悪い

⑥ 目もかゆいし、鼻も調子悪い

だいたいこんな感じのお話でした。
この写真と問診表を見て、一瞬怯んでしまった。
長い臨床生活の中で、見たことのない皮膚炎だったからです。

そこで、「腰椎がシンドイ」と言うのを目安に、脈を診たら、確かに腎虚の脈は出ていた。
なので、腎虚をメインに治療しました。
昨日、この方の奥さんが来られたので、

「旦那さんの皮膚炎ですが、本やネットで調べても、似たようなのは探せませんでしたねー」と言うと、

「うふっ! 実はあれ、これが原因じゃないの? と毛布の模様を見てもらったら、パッと枕を持って来て、これだな、あははは、と笑うんです。ですから、先生に電話して話したほうがいいんじゃない、と言うと、大丈夫じゃないかな、って言うんです」
と話していました。

それにしても、こんな皮膚炎の方が来たら「どう対処すればいいのか」

大丈夫です。

七星鍼法には、いろんな診断法がありますので、それらを使えば、必ず病因は見つかります。
2021/07/28

足底腱膜の痛み:肝が原因ですよ

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ここが痛い!



足底腱膜の痛みを訴えて来た方がいました。
足底腱膜炎になる原因として 現代医学的評価(診断)では、

・過剰な運動によって足底筋膜に負荷がかかりすぎている
・走り回ることが多いスポーツは、足底筋膜に繰り返し圧力がかかる
・この刺激が過度になると、足底筋膜が硬くなり痛みを起こす
・扁平足の人は足底筋膜炎になりやすい傾向にある
・毎日の生活に比べて負荷のかかる動きをした場合

等々と考えられているようですが、東洋医学では「肝からの症状」と診ます。
現代医学的に考えると、「肝なんて考えられない」と言うかも知れませんが、七星鍼法での「六臓診」をすれば、肝臓に異変の出ていることが当人にもわかりますので、すぐに「肝と関わっている」ということを理解してもらえます。

患部に出たのは症状であり、原因ではないので、足底腱膜を触る必要もないのです。
上の写真の方も、肝の治療を加えた鍼をしてから、
「どうですか? 足の痛みは?」と聞くと、足裏を触り、笑いながら首を横に振ります。

「痛くないでしょう?」と言うと、

「はい。大丈夫です。痛くないです」と答えていました。

診断が違うと治療法も違ってきますので、患者さんへの説明は必要になってきます。
しかし、患者さんは「症状が治まればそれでいい」と考えている人が多いので、説明を省く場合もあります。
この方も何度か当院の治療を受けていますので、特に説明はしなかったのですが、納得した様子でしたので、説明はしませんでした。(^o^)
2021/07/27

病は上から下、中から外に向かって治っていく。骨格の構造、エネルギーの流れ、活性鍼

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頭蓋骨、脊椎骨、椎骨の側面と断面



この言葉は、欧米の医師が言った言葉ですが(名前は忘れました)、それは何故かというと、私はエネルギーの流れが関係していると考えています。
理解しやすいように逆のことを考えてみます。

たとえば、脳に炎症や病があったら、体幹や四肢にも症状が出ます。
熱中症などで「力が抜けて動けなくなる」というのもそうです。
いわゆる「脳トラブル」の一種になるわけです。

それは何故かと言うと、昨日のブログで説明したように、頭から入って来た「陽性なエネルギー」は、下降していくので、頭にトラブルがあれば、そのエネルギーもスムーズに流れなくなるからです。

上の左側のイラストを見てください。
骨格は、頭からピューッと下に伸びています。
そして末端(手指足の趾)では、矢印のように尖っています。
矢印のように尖るのは、そこからさらにエネルギーが放出されているのを表わしていると考えます。

神経も骨に沿って走行しますので、頭から末端に向かって走行していて、それを「中枢神経」と呼んでいます。
中枢神経は脳と脊髄からなり、全身から集まって来る情報を処理して指令を発します。
一方、手足や内臓などを中枢神経と結ぶ神経を「抹消神経」と呼んでいて、情報を中枢神経に伝え、体の異変を調整しています。

ですから、頭(脳)に異変が起こると、神経伝導が上手くいかず、手足にも異変が起こるわけです。
そして椎骨を見ますと、後ろに飛び出たのを「棘突起」と言いますが、その棘突起は下に向いています。
つまり、エネルギーが下降したことを現わしているわけです。

そして、横に伸びたのを「横突起」と言うのですが、それは横から少し下側に向いて伸びています。
ですから、これも「陽性のエネルギー」が働いたことを現わしているわけです。

陰陽は常に相対応しているので、陽性な(仮に動物神経)に対しては、「植物神経」という陰性な神経が存在します。
血管についても、陽性な動脈と陰性な静脈があり、手足の末端では、「動静脈吻合」と言われる「動脈と静脈の混合」が見られます。

鍼灸で云う「経絡」についても同じです。
陽経を流れてきた「陽経の経絡」の流れは、末端付近で「陰経の経絡」に変わります。

ですから、プラスアルファ活性鍼でいろいろな症状が整うのは、神経とも考えられるし、経絡とも考えられるのです。
活性鍼は「脳科学」で仮設を立てていく必要があると思いますが、それにはかなり時間がかかると思います。
というのは、経絡だけなら、瞬時に変化が出るはずですが、活性鍼で本質的な部位を治療するときは、ジワーッとしか変化しません。

これは多分、抹消神経で臓腑や経絡が変化して、その情報が中枢に伝えられ、さらにそこから中枢に変化を起させ、それから四肢末端に変化を起こすのに時間がかかっていると考えられます。
そこには、側坐核やドーパミンなどの問題も出てきますので、一朝一夕では仮説すら立てられませんので、とりあえずここでは、骨格の形成エネルギーの問題だけに止めておきます。
2021/07/26

無月経:エネルギー保存則と「しちせい鍼法の治療理論」

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督脈と任脈が入れ替わるとき



こちらの記事を参考にしながら読むとわかりやすいです


「半年ほど月経がない」というかわいい女の子が来られました。
3ヵ月以上月経がない状態を「無月経」と言いますので、この子も無月経になるわけです。

無月経の原因は、現代医学では、「疲労やストレスによるホルモンバランスの乱れ」を重視しているようです。
そして、ホルモンバランスの乱れによる生殖器からの症状や、脳下垂体との関係も含めて考えられているようです。

無月経を治療しないと、妊娠できない状態になるので、女性にとっては一大事です。
病院ではホルモン剤などを使って月経を誘発させるのですが、薬の効果が切れると、再び無月経になります。
つまり、薬を飲み続けなければならないわけです。

医師によっても違うかも知れませんが、病院での治療はホルモン剤と、
「ストレスがかからないような生活をするように」と指導されるようです。
ただ、14~5歳で婦人科の診察を受けるのは可哀想です。

ですから、鍼灸院に連れてくと思いますし、親御さんに
「この年齢で婦人科の診察はねー」と、親に言うと、
「そうなんです」と、言います。

それで当院では何をするかと言うと、

① 任脈、督脈を整える

② 食事指導をする

と言うのがポイントになります。
任督を整えるのは、鍼灸を使うと早いのですが、この子は鍼が全くダメでしたので、最初の頃は手技療法と千年灸と水玉などで治療をしていました。

しかし、治りが遅いので、
「悪いけど、頭にちょっとだけ鍼をさせてくれない?」と頼んで、4ヶ月目辺りから、頭に1番鍼(髪の毛より細い鍼)を使って治療するようにしました。

もちろん、食事も気を付けてもらいましたので、母親も一生懸命にやってくれました。
そしたら、半年ぐらいでやっと月経が来ました。
ですから、それで当院での治療は終りですが、たいていは再発しますので、そのときは再び同じ治療をして、月経が順調になるまで治療を続けます。

鍼の理論は「七星論」(人体惑星試論)によるもので、任脈を整えるために、督脈から治療していきます。
それは、中医学でも「胞中是人体生命根」(子宮は人間の生命の根源)と言われるように、生命の根源と考えられています。

「エネルギー保存則」というのがああります。
それは、「いくら使ってもエネルギー自体はなくならない」ということも表した法則で、
・エネルギーを消費しても、エネルギー自体はなくなることはない
・消費した分が他のエネルギーに変化するだけのこと
と解説されます。

経絡を一種のエネルギーと考えてその理論に当て嵌めて考えると、
督脈から流れてきたエネルギーは、消費されただけ他のエネルギーに変化することになります。
つまり、胞中(子宮)からエネルギーが起こって任脈や督脈になるとは考えないのです。
(胞中からエネルギーが起こると考えているのが従来の東洋医学)

ですから、何処かから(太陽から)入って来たエネルギーは、最初に背中の督脈をを流れて胞中に達すると考え、エネルギーが胞中まで来るのには「消費」があるので、それが変化して任脈になると考えるわけです。
つまり、督脈が「陽」のエネルギーで、それが胞中(子宮)で変化して「陰」のエネルギーになり、任脈となるわけです。

その督脈や任脈から「枝分かれして」できたのが、十二の経絡になると考えるわけです。
そのように考えていくと、断片的な経絡の流れではなく、継続的な経絡の流れとしてスムーズに解説できます。

ここにその理論を書くと、「易」から解説しなければならないので、紙面が足りなくなります。
ですから、ここでは割愛させて頂きます。
2021/07/25

肝臓からの湿疹がほんとに増えてきました

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虫刺されのように真ん中に穴のようなものがあります



こちらも似たような感じです



最初はこんな感じで炎症が起こってきます



上の写真が、肝臓からの湿疹(皮膚炎)です。
写真の方は、長年当院に来られている方ですので、写真撮影とブログ公開をお願いしました。
このような湿疹が出ると、殆どの人が「虫に刺されたみたい」と言ってやって来ます。

私は何度も診てきたので、即座に言います。

「これは肝臓からの湿疹ですよ」と。すると、多くの人は、

「病院の検査では問題ないのですが‥‥」と言います。

そこで、七星鍼法での「六臓診」をして、肝臓に問題があることをご本人に確認させ、肝臓が悪くなる原因をいくつか話します。
アルコール、新薬、砂糖、副食過多‥‥。
そして治し方を説明します。

肝臓病によるかゆみは、以下のような特徴があります。
① 虫刺されのような痒みがある
② お風呂尾に浸かるときもちいい
③ 掻いても痒みが止まらない
④ 全身に広がっていく
⑤ かゆみ止めの薬が効かない

このような湿疹があると、私は「巨鍼を使わせてもらえませんか」とお願いします。
「巨鍼は嫌だ!」と言う方には、毫鍼(細い小さな鍼)だけで治療しますが、治りは遅いです。
写真をよく見て頂いて、「虫刺され」と間違わないようにしてください。
虫刺されと考えると、肝臓の治療が疎かになり治すのに時間がかかってしますからです。
2021/07/24

東洋オリンピック開会式

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聖火台への点火式:大阪なおみさん



オリンピックが開会されましたね。
世界の祭典ですので、世界が東京に注目しています。
しっかり応援しましょうか。

当院に来られたアスリートもオリンピックに出られるので、
私もしっかり応援します。

MISIAさんの「君が代」も凄くよかったですねー。
ほんとに素晴らしかった~~~~!
スマホの受診に入れようかと思うぐらいでした。

しかし、喫茶店でコーヒーを飲んでいる時に、
♪♪ き~み~が~あ~~~~
と流れると、視線が集まりそうなので、これは却下です。(^o^)
2021/07/24

長野仁先生の「ハラノムシ」

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『東京人』表紙 No441




「ハラノムシ」はすごくおもしろい「病因」の解説



先日、長野仁先生から送られてきた業界誌ですが、いつ見ても『ハラノムシ』(腹の虫)はおもしろい。
「疳の虫」は「肝の虫」になるのかな、なんて考えながら読んでしまいます。
読みながら「くすっ!」と笑ってしまいます。

こういう教育の仕方は好きですねー。
2021/07/22

左腰とお尻の下と太ももの後ろが痛い:しちせい特殊鍼法

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左手で触っているところと黄色く塗った辺りが痛い



しちせい特殊鍼法には、多くのテクニックがあります。
たとえば、上の写真の方は、昨日急患で来られた方ですが、
「左手で触っているところと黄色く塗った辺りが痛い」と訴えていました。

最初に「評価」(診断)をして、痛みの出るのを確認してから、
横になってもらい、一か所に鍼1本だけして、再び評価を行なったら、もう痛みはありませんでした。
(時間にすると多分1分ぐらいです)
こういうことをやると、患者さんが驚いてくれるので、メチャおもしろいです。(^_^;)

このようなことを手技療法でもできないものかと考えているのですが、なかなか上手くいきません。
でも、アイデアはありますので、近々開発できると思います。
ただ、鍼のように短時間で、スッキリとは治せないと思います。

手技でやるのを、「変則・しちせい特殊鍼法」とでも言っておきましょうかね。(^o^)
2021/07/21

肝臓の治療

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巨鍼療法



最近、ほんとに肝臓が原因の症状が増えてきました。
それは、「コロナ感染の問題が関係しているのだろう」と何度か書きましたが、多分皆さんもそう思っているのではないでしょうか。
問題はそれをどのように治すかですが、早く治すなら「巨鍼」を使ったほうがいいです。

写真の方は、「脊柱管狭窄症」の症状を訴えて来た方ですが、5~6回で脊柱管狭窄症の症状は取れました。
足が痛くて歩けなかったのが、現在は何ともないそうです。
もちろん腰の痛みもありません。

でも、巨鍼を恐がる方もいますし、巨鍼のできない鍼灸師もいます。
ですから、ここでは家庭療法としての方法をお話します。
ただ、家庭療法なので、巨鍼のような即効性はありません。

しかし、家庭療法は「根本的な治療」になる場合が多いものです。
たとえば、「腸で出血している場合は脳でも出血しやすい」と言われます。
ですから、家庭療法を使って、単に「腸を整えて肝臓を整える」というより、その先の病まで治療することができるということになります。
いわゆる、東洋医学で云う「未病治」です。

話を戻します。
七星鍼法での治療は、「対応経絡」というのを考えるようにします。

督脈      ⇆ 任脈
水(腎・膀胱) ⇆ 火(心・小腸)
金(肺・大腸) ⇆ 木(肝・胆)
地(心包・三焦)⇆ 土(脾・胃)

上記が対応経絡の関係ですが、それで考えると、「木」に対応するのは「火」になります。
ですから、肝の治療には大腸から治療すると治療しやすいと考えているわけです。
つまり、腸への負担を減らすようにするのです。

① 食べ過ぎ(特におかず)
② 油物(特に時間の経ったモノ)
③ 砂糖の入った飲食物(腸を冷やし血液を汚す)
④ 不必要なお薬(医師処方を除く)

これらを基本にするといいです。
「腸のケア」などもありますが、体の外側からおこなう治療は、一種のテクニックになり、そのテクニックに頼ると「基本」を忘れてしまいますので、あまり感心できません。