FC2ブログ
2020/09/30

頭足鍼のセミナー動画をアップしました

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 頭足鍼

画像クリックでビデオ



先日のセミナー動画です。
2020/09/29

頭足鍼のパフォーマンス:「腰の痛い人はいませんかー?」 先日の臨床実践塾

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
大腸査穴へ刺鍼しているところ



実践塾で、「臓腑を整えて歪みを直す」と言う話をして、その実例を見せるつもりで、
経絡を使って治める方法を見てもらうことにしました。
そのパフォーマンスとして、「腰痛がわかりやすいだろう」と思い、
「腰の痛い方はいませんか?」と、募ったら、一人の方が出てきました。

でも、「腰痛」と言うほどのものではなく、
「ちょっと痛みがある」という程度でした。

そこで、ビフォー・アフターの変化を観てもらわなければ意味がないので、写真のように仰臥になってもらい、膝を左右に倒してもらうと、右側に倒すときに動きが悪い。
このような場合は、左の腰に異変出ていることが多く、腰が左に捻じれていると考えます。

となると、下降結腸か左の腎に問題がある場合が多いので、腹部からら臓腑を押圧して痛みを確認しました。
すると、下降結腸に反応がありましたので、「腰痛の原因は大腸」と判定し、大腸を動かすことにしました。

その前に、七星論で臓腑を動かす方法として、大腸経を使う方法と、肺経を使う方法があります。
それは七星配置で、前腕の「金の高さ」に取穴すれば、治療効果が得られるということです。
これは、臨床実践塾で何度か説明しながら、実験で見せていまして、多くの参加者の方がそれを知っています。

ですが、そのことを知らない方もいましたので、肺経を使うと混乱させるかと思い、大腸経を使いました。
極端なことをすると、肝腎なことに頭が回らなくなるからです。
時間があれば、その実験も見せたかったのですが、パワポで50ページほどありましたので、全く時間は足りませんでした。

それで、大腸査穴に刺鍼してから再び膝を左右に倒してもらったら、グニャッと右側に倒れ、左に倒すよりスムーズに倒れていました。
それを見ていた参加者の中には「おおー!」と声を出す方もいました。

ここまでが、「臓腑を整えて歪みを整える方法」ですが、きっちり直しておかないと、再発する可能性があります。
そこで、頭足鍼の登場です。

幸い、上半身には捻れがないようでしたので、頭足鍼の足だけへの刺鍼で済ますことにしました。
そして左右の足に2本ずつ鍼をして、すぐに鍼を抜こうとしたら、参加者の方から、

「ああ、待って待って、写真撮ってもいいですか?」と質問が出てきましたので、

「いいですよ。顔は写らないので、バンバン撮ってください」と皆さんに写真を撮ってもらいました。
写真撮影が済んでから、立ち上がってもらうと、もう腰は何ともないようでした。
軽い腰痛でしたので、どんな方法でも簡単に治せるのですが、目的が

① 臓腑を調整して骨格まで整える

② 頭足鍼のパフォーマンス

でしたので、参加者の皆さんも納得していたようなので、
「目的は達成できた」と思い、次の解説に進みました。

ああ、楽しかったー!!! (^o^)
2020/09/28

すごかったー!!! 嬉しかったー!!!  昨日の臨床実践塾

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
頭足鍼の実技解説

 
親睦会は話が弾んでいた



非常に嬉しかったのは、参加してくれたお医者さんが、

「みんな顔見知りだし、こんな感じでリアルセミナーを毎月やった方がいいんじゃないですか」という提案でした。

その提案の中には、

① 少人数で

② 時間も短く

③ 親睦会もやる(笑)

という気持ちが込められているように思えました。
「親睦会もやる」と言うのは、親睦j会の雰囲気を見て、私が勝手に考えたことですが、ほんとに楽しそうだったからです。

コロナの問題があったので、半年以上休んでいた臨床実践塾を、「対面講習で行う」ということに対して、だいぶ迷いがありましたが、やって良かったと感じた瞬間でした。
実技などは、ネット講習では、どうしても伝えられないこともありますし‥‥。

その様子は、動画で観てもらう予定にしているので、明日か明後日までにはアップする予定です。
パッとその部分だけをアップしてもいいのですが、少し解説を入れたほうが分かり易いと思うので、ちょっとだけ時間をください。

その内容は、「頭足鍼」の実技で、2人の方がモデルになってくれ、1人は私が、1人は当院の北川先生が担当しました。
その前後の様子は、ほんとにすごかったと思っています。

頭足鍼は、人体の前後左右の屈曲と捻れを矯正する鍼で、私の知る限り、類を見ません。
刺鍼前は、硬い動きでしたが、刺鍼後は、本人も「うわー! ええー!」と声を出すぐらいで、それを見ていた参加者の方々も「ええー! すごーい!」と叫んでいたように記憶しています。

その治療法を、どんな症状に使うかということは、パワポを使って画像で説明してありましたので、参加した方々も「納得!!!」という感じでした。
そして、何故このようなことができるのかということも、「原理」で説明してありましたので、「理論と実技」を結び付けて理解することができたと思います。

最近読んだ神田昌典氏の著書に、
【非常識な結果を得るために
         非常識な行動をする】

という寸言がありましたが、この頭足鍼は、その寸言で表すこともできると思います。
2020/09/27

右腰の痛み、右背中の張り痛み:せんかん鍼で一瞬でした

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
こうして足を挙げると腰が痛い



きょうは久しぶりの「対面での臨床実践塾」ですが、正直言ってコロナ禍で行うことなので、かなり緊張しています。

しかし、皆さんと会えるのも楽しみだし、「対面講習」というのも楽しみです。
オンラインとリアルでは、感情が違うので、講義もそうですが、実技になると、皆さんからの熱意がビンビン伝わってくるのです。

それは臨床でも一緒で、患者さんの感情がこちらに伝わってくるので、こちらの方が燃えて来て、やる気満々になるのです。(^_^;)
※ あまりやる気を出し過ぎると、引かれてしまいますが‥‥

たとえば、昨日来られた方ですが、
① 「椅子に座って右足を挙げると右腰が痛い

② 「右の背中が張って痛い」

と訴えていました。

これは最長筋や腰方形筋、或いは殿筋群などの過緊張による痛みと考えられるのですが、仙腸関節にも問題があるので、仙腸関節から調整することにして、横向けに寝てもらい、「せんかん鍼」をしました。

そして、
「はい。起きて先ほどのように足を挙げてみて」と言うと、起き上がって右足を挙げ、一度下ろしてから、もう一度グーンと足を挙げ、私の顔を見ます。

「どう? 痛みないやろ?」と聞くと、

「はあい。痛くないですねー」と言っていたのですが、顔は、「何で?」と言う顔していました。

よくある光景なので、それを無視して背中の「張り痛み」を聞いたら、
「はい。痛くないです」と言います。

このテクニックは、1分程度で痛みが取れるので、多くの患者さんがキョトンとして、「何で?」という顔をします。
このテクニックの講習は、1年ほど前に行なったと思いますが、「しちせい特殊鍼法研究会」のメンバーの中には、かなり使い熟している先生もいるようです。

きょうのセミナーでも、ちょこっとやります。
「ちょこっと」というのは、きょうのセミナーは、それがメインではないし、使うパワポの画像が、50枚ほどあるし、時間も2時間に設定したので、細かく説明する時間がないと思われるからです。

ですから、「ちょこっと」しかできませんので、「あっ!」と言う間に終わってしまうと思います。(^_^;)
あ、でも、テキストには臨床例で入れてあるので、ご安心ください。
2020/09/26

生理痛:生殖器と「地・土」

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
右下腹と左肋下部が痛い



生理痛がひどい場合は、脂汗を流し、一人では歩けず、誰かに支えられて来院する人もいます。
これは男性には分からないことですが、ひどい人は「命がけ」のような痛さだそうです。
しかし、七星鍼法を使うと、1~2分、長くても10分ぐらいで治まります。

昨日、
「生理痛がひどくて、救急車を呼ぼうかと思うぐらいでした」
と訴える方が来られました。

生理痛の治療は慣れているので、
「あ、そう。でも大丈夫ですよ。すぐに治まりますから‥‥」と脈を診て、脊椎診をして、早速治療にかかった。

「すぐですからね」と言いながら、七星鍼法を使って治療を始めると、鍼をしている途中で、

「あ、ほんとだ。ほんとですね。痛みが取れてきました」と言います。

酷い生理痛を経験している方にとっては、信じられないかもしれませんが 、当院では何人も、この場面のように生理痛を治めてきたのです。
そして、生理痛が治まらなかった人は一人もいませんでした。

今までの患者さんは、下腹部の痛みを訴えていましたが、その方は少し時間が経っていたので、写真で示した、左肋下部と右下腹部の痛みが残っていました。
実は、生理痛の治療ポイントは、その痛みの出ているところを考えて治療するのです。

下腹部への治療は、ほとんど必要ありません。

そこで、痛みが治まってから、
「ちょっとお願いがあるんですけど。顔は写さないので、痛みのあった部位を手で押さえて写真を撮らせてくれませんか」と頼むと、

「うん。どうすればいいですか?」と聞くので、

「痛かったところを手で押さえてくれたらいいですよ」と答えたら、

「これでいいですか?」と、上の写真のポーズをとってくれたので、

「OK,OK! それでいいですよ」、と「はい」パチリ!

慣れた治療というのは、心に余裕があるので、スムーズに進みます。
こんなことを言うと怒られますが、

「おもしろかったです」(^o^)
2020/09/25

きのうの実験:前脛腓靭帯への刺鍼で足の重さが明らかに変わった (^o^)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。


 
前脛腓靭帯への刺鍼:汚く見えますがこれは影です(^_^;)




今度のセミナーの準備で実験をしているのですが、こんな時に限って治療が忙しくなる。
とりあえず、自分だけでやるしかないと考えたので、足関節周囲の靭帯への刺鍼をすることにした。

そこは、経絡で言うと「肝経」になるので、肝の反応を調べる方法も同時に検討した。
しかし、「肝は筋膜を主る」ので、筋力テストを使うと、わかり難いと思い、他の方法を考えてみた。

前から考えていた「直圧法」(臓腑を直接皮膚上から押して反応を観る)を使うことにして、仰臥になって肝臓を押圧してみた。
それから、前脛腓靭帯に刺鍼して、再び肝臓部を直圧してみた。
正直言ってわかり難い。

「この実験は使えないのかな?」と考えて、準備室の方に歩いて行ったら、鍼をしたほうの足が軽い。

「???」と思い、ちょっと歩いてみた。

やっぱり軽くて、左右の足の重さが違う。

結論を言うと、頭足鍼を考えた目的が、
「本来の回旋運動を正常にし、土台である足を整えて、そこから全身の骨格を整える」
ということでしたので、「それでいいかも知れない」と考え直した。

大きな変化は確認できなかったのですが、患者さんを治療しているときには、大きな変化として現れるので、臨床には十分使える。
あ、でも、臨床では、こういう鍼の打ち方はしてないので、間違わないようにしてください。

実践塾が明後日ですので、時間はあまりないのですが、時間の許す限り実験をしたいと考えています。
ただ、こんな時に限って患者さんが多い。

この実験は、「経絡への刺鍼」と「靭帯への刺鍼」の違いを調べて、治療効果が高くて、持続性がいいのを調べることも考えながらやっていますので、読んでいる方々にはつまらないかも知れませんが、こういう基礎的なことを積み重ねることが発展につながると考えていますので、ご了承ください。
2020/09/24

右手の薬指が冷たい、嫁の膝が痛い:同病異治と異病同治

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。


 
手に配置された経絡



昨日の話ですが、昔お世話になった方から電話をもらった。

「右手の薬指だけが冷たいんです。何が原因ですかネ!」と言います。

「薬指なら、経絡で考えると三焦経なので、消化器系に異常があると思うよ」と、治し方を説明したのですが、その後、

「嫁のことなんですがね。膝が痛いと言うんです。どこが悪いのでしょうか?」と言い、奥さんに電話を替わった。

「階段を上ったり、自転車をこいだりすると膝が痛いんです」

「右? 左?」と聞くと、

「両方痛いのですが、特に左のほうが強いです」と言います。

「ああ、消化器系に異変があるようですねー」

「消化器系ですか? お父さんも消化器系ですよね」

「はい。多分、大腸のの異変で骨盤が歪んでいると思うのですが‥‥」と言うと、再びご主人に電話を替わりました。そして、

「嫁も消化器ですか。先生、行きますわ。空いてるところがありますか?」と予約を入れた。

※ 三焦経とは、「消化器系」という診方と、口kら胃の入り口までを上焦、胃の入り口から出口までを中焦、胃の出口から肛門までを下焦という診方があります。

電話を切ってから、漢方用語のことを想い出した。

「同病異治」と「異病同治」という言葉です。

これは、
同病異治:同じ病気を違う方法で治す
異病同治:違う病気を同じ方法で治す」
という意味です。

たとえば、上の「薬指の冷え」と「膝痛」で説明すると、薬指は経絡で診ると「三焦経」になるので、簡単な診断では「消化器系」と考えることができます。

そして、「膝痛」ですと、膝痛の原因はいろいろありますが、仮に大腸に異変が起こると、骨盤(腸骨)に捻じれが起こり、その捻れが膝に影響を与える事があるので、「消化器系」と考える事ができるわけです。

その治療には、どちらも消化器系の治療になるのですが、これをどのように捉えるかと言うと、指の冷えに関しては「臓腑異変による経絡」として考え、膝の痛みは、臓腑の異変による骨格の歪で、それが膝関節につながる筋腱を引き攣らせて膝痛が出ていると考えるわけです。

すなわち、臓腑のヒズミが原因なのか、骨格の歪みが原因なのかを分別しなければならないということです。
ここは現代医学と大きく違うところで、「この病にはこのツボ」なんていうのは、あまり期待できない理由がここにあるのです。
2020/09/23

暁臨床研究会でセミナーをすることになりました


 
新大阪・丸ビル新館



暁臨床研究会の殿村健太先生から、セミナー依頼がありましたので、お引き受けしました。
暁臨床研究会でのご案内は、以下の通りです。

====================================

新城先生のセミナー!
丸ビル新館600号室
11/8 日曜日 午後1時〜午後4時

暁臨床研究会 秋祭り
新城三六先生セミナー
七星論理論編(実技含む)
講師 新城三六先生
定員20名

持ち物 情熱と筆記用具
改めまして 暁臨床研究会はホンマに鍼灸めっちゃ好き!って先生を少数集めて結成した会です。
古今東西、色んな流派の比較的若手で構成されております!
営利とかいらないから知りたいことを知り患者さんに還元したいという思いが強いです。 是非皆で学んで、患者さんに還元してどうだった?ああだこうだ話しながら珈琲やらお酒などを飲みたいものです!

今回の新城先生のセミナー私自身めっちゃ楽しみにしてます!
改めまして新城先生オファー受けて下さりありがとうございます!
さあ皆さん!11/8日新大阪で握手! 参加希望者は殿村までメールください!

メール:tonoringo3838@gmail.com 

====================================
2020/09/21

何で治るんやろー?

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



 
足関節を構成している腱の調査



足関三穴、足骨鍼、頭足鍼を使うと、「えっ?」と思うほど治りがいい場合があります。
それは、足関節を構成する腱の問題ではないかと考え、ちょっと解剖学を調べてみました。

私の頭の中には常に「人体惑星試論」(七星論)があるので、何かを考える時は、すぐに七星論に当て嵌めてしまいます。
ですから、足関節周辺にある腱も七星に当て嵌めてみたのです。
そして、だいたいこんな感じになるだろうと書いたのが上のイラストです。

つまり、後脛距靭帯が「地」で、脛距靭帯が「火・水」、脛舟靭帯が「地・土」、前脛腓靭帯が「金・木」に対応するのではないかと考えたわけです。
そして、それらの腱を指で押しながらテストしていたら、下肋部が軽く痛くなりました。
※ 私はお腹が痛くなるなんてことは殆どない

これは、上図で示す「木」「土」の辺りを強く押していたので、多分「肝と脾」が動いたと考えられます。
それは経絡で考えても、その部位は「肝経」と「脾経」なので、そのように考えても間違いではないと思います。

鍼を使って実験をするとわかりやすいのですが、私一人で実験をしても、裏付けが取れないので、当院の営業日に、スタッフに手伝ってもらうことにします。
経絡の実験でしたら、表皮への刺鍼でもできるのですが、「腱」の実験ですので、腱に刺鍼を与えないと結果がわからないからです。
その実験は、何の為のものかというと、「頭足鍼」の原理がわかるのではないかと考えています。
原理とは、ネット辞典によると、
【事象やそれについての認識を成り立たせる、根本となるしくみ。主として人間の活動にあてはまる原則とは多少意味の違いがある。】となっております。

つまり、頭足鍼で人体の前後左右の歪みや捻れが直る根本が、足関節付近の腱にあることを証明できないものか、と言うことです。
それは、東洋医学の「経絡」だけで解説しても足りないのがあります。

かと言って、現代医学で解決できるかというと、現段階では「無理」と考えています。
ですから、

① 予想で仮設を立てる

② 実験方法を考える

③ 経絡で実験をしてみる

④ 解剖学で裏付けの準備をする

とまー、こんな感じで「新しいテクニック」の裏付けをしていくわけです。
もちろん全てが上手く行くわけではありません。
むしろ失敗のほうが多いでしょう。

でも、「古典に書かれている」とか、「あの先生が言っていた」なんて、逃げ口上のようなことを言うよりはいいと考えているのです。

そして、もっと大事なことは、
「自分でやったことでないと残らない」のです。
本で読んだことは、忘れやすいです。
ネットで調べたことも忘れやすいです。
2020/09/20

こんなに治しやすい腰痛はない:せんかん鍼の魅力

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
こんなサロンパスのようなものが貼られていると痛そうです



きのうは、遠くから神主さんが来たり、声が出ない方が来たり、背中の痛みで終了時間前に駆け込みで来院する方がいたりして、変化の激しい日だったような気がします。

そんな中、三重県から3時間かけてやって来た方もいました。
その方は、2年前に当院で腰痛を治した方で、50半ばの方ですが、子供がやっと5歳になったばかりです。
非常に素直で愛想のいい方で、見た目はすごく若く、とても50過ぎとは思えません。
ですから、機会があれば子供さんのお顔を見みたいと考えています。

2年ぶりなので、

「どうしたんですか?」と聞くと、

「腰が痛いんです」と言う。

とりあえず、脈を診てから、脊椎と仙骨を診ようと背中に回って服を下ろしたら、写真のように大きなサロンパスのようなものを貼っていました。
腰に一直線のような、幅が広く、皮膚が黒くなって見えるのは、多分コルセットか何かで締め付けていたのだと思います。

だいぶ辛かったんだろーなー、と思いながら、
「○○さん、この貼り薬を写真で撮ってもいいですか。ブログに使いたいんですけど……」と言うと、

「ああ、すみません、すみません、剥がします、剥がします」と言う。

「いえいえ、剥がさんでもいいですよ、そのまま治療はできますので‥‥」とそのまま治療をすることにしました。

動くのも辛そうでしたので、そのまま横向けに寝てもらい、「せんかん鍼」をしました。
せんかん鍼は、1本の鍼で1か所に「即刺即抜」する鍼なので、せんかん鍼をしてから、

「はい、起きてみてください。だいぶ楽になっていると思います」と言うと、起き上がって、ベッドに座り、腰を前後左右に曲げ伸ばししてから、バンザイの恰好で腕を上げ下げして、腰に負荷をかけながらテストしていました。
そして、

「痛くなくなりました。こんなに簡単なんですか」と言う。

実は2年前には、このテクニックはまだ開発してなかったのです。
それにこの方は「鍼が苦手」な方なのです。
そこで、

「簡単でしょう鍼を使うと」と言うと、

「鍼、したんですか?」と聞くので、

「あ、鍼をしたのがわからなかったんだな」と思いました。

痛い腰をかばいながら、3時間も電車に揺られて来たのに、1分もかからず痛みが取れてしまったら、多分「損した気分」になったと思います。(^_^;)
でも、一応「腰痛」は治ったので、それで満足しているようでした。

しかし、それだけで治療を終わると、
「ぼったくり」になりますので、経絡治療や腸腰筋の調整もしておきました。

この「せんかん鍼」は、ほんとによく効く鍼です。
外科医の先生も、
「あれはよく効きますね。凄いですよね」と褒めてくれました。

こんなに治しやすい腰痛はない、と考えてしまう時間の流れでした。
自慢話になってしまいましたが、「しちせい特殊鍼法研究会」では、このようなテクニックの研究もやっているといことを話したかったのです。

鍼灸師の中には、
「ツボの位置だけ教えてくれ」
という方もいますが、治療は診断から始まり、論理的に治療法を組み立てていくので、ツボの位置だけ教えても多分、できません。