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2020/06/29

昨日のセミナーは短い時間でしたが中身が濃かったです

Zoom

昨日のZoomセミナーですが、トラブルが発生しました (゚゚)(。。)ペコッ



政府から、「特別給付金」として、国民一人当たり10万円が支給されています。
(都会ではまだのところが多いようです)
その給付金は、「一時金」にしか過ぎないので、国民の不安は続いています。
それは、給付金をもらっても、本質的には変わりがないからです。

コロナ関連で仕事を失った人も大勢います。
資産をなくした人もたくさんいます。
そして、最も不安に思うことは、「元に戻れない」ということではないでしょうか。

「そんなことは言わんでもわかっている」という方は多いはずですが、ここからが大切です。

「自分や家族の生活をどのように支えていくか」です。
つまり収入をどのように確保するかです。
慌てて動画での集客を始めた方も多いと思います。
今は、動画集客が花盛りだからです。

ですが、流行りの後には「廃る」のが原則です。
私も、動画集客が流行る前には、動画での集客を行なっていましたが、今は控えています。

理由は、いろいろあるのですが、世界で一挙にZoomが使われ始め、トラブルが増えてきたのです。
それは、動画集客を教えている会社の「Zoomトラブル」を読んでいると、よくわかります。
(私も所属している「動画集客」スクールでも同じです)

では、どのようにすればいいのか。
① 収入の柱を増やす

② 支払いを減らす

③ 不老所得を増やす

等々の対策が考えられます。

きのうは、その「一つの方法」を話したのですが、理解の早い方々でしたので、すぐに納得したようでした。

たとえば、鍼灸業界の現状を、「動画集客」の角度から見た場合、次のようなことが言えると思います。

• 鍼灸師はビデオなどに顔を出したがらない人が多い

• 誰かが患者さんを紹介してくれるのを待っている

• 話の上手い人が少ない
(傍観者が多い:自分の意見がない?)

• 書くか、話すか、しないと患者さんに伝わらない
集客は情報を提供することから始まる

これだと「動画集客」が難しいのは当たりまえです。
だから、
「あそこは売上が上がっている」と聞けば、そこに行く。
「そこはウン百万円の売上があるらしい」と聞けば、そこに行く。
でも結局「元の木阿弥」になる。

これを解決する方法は、自分から情報を流すのが手っ取り早いのではないかと考えるわけです。
昨日は、その具体的な方法をお話しました。
2020/06/28

本日のセミナー  (事後報告)

出版されました。

明日から「0円キャンペーン」で、7/3まで「0円」で購入できます。

 

 

 

本日のセミナーは、電子書籍でのマーケティング方法を解説しましたが、

「臨床実践塾」ですので、最初に少し臨床の話をしました。

症例は、

 

  1. 皮膚しっかん

  2. 背中の詰まり

  3. 目の赤み

     

    などなどです。

    それから、マーケティングの話に移りましたが、業界的に不得意な方が多いようです。

     

    たとえば、現在「動画集客」が流行っていますが、

     

  1. 鍼灸師は顔を出したがらない

  2. 誰かが紹介してくれるのを待っている

  3. 話の上手い人が少ない
    (傍観者が多い:自分の意見がない?)

     

    という方が多いとようです。

    しかし、

    「書くか、話すか」しないと患者さんに伝わらないのです。
    患者さんに来てもらうには、情報を提供することから始めなければならないからです。

     

    そこが大きなポイントになり、去年の7月頃から必死になって勉強してきたことを交えながら解説していきました。


2020/06/26

小指の捻挫の治し方



 

小指の筋膜リリース

 

 

お母さんに付き添って来た娘さんが、

「小指が痛い!」と言うもので、

 

「何したん?」と聞くと、

 

「荷物を持とうとして、小指を裏側に曲げてしまって‥‥」と言う。

 

「ちょっと待っといて。多分すぐ治るから」と、お母さんの治療を続けた。

 

ひと段落したので、

 

「どんなん? 見せて!」と言うと、指を差し出してきた。

 

見たところ内出血もないようでしたので、「軽い捻挫だろう」と、手技で矯正することにした。

 

このような場合いの治し方は、中心軸に対して、上下、左右に屈曲させ、次に左右に捻転し、最後に圧迫して軸圧をかけます。(七星鍼法の基礎)

圧迫するのは骨折の有無を調べるためです。

 

幸い圧迫での痛みはなかったので、筋膜リリースだけで治るな、と思い、痛みの出る角度を確認してから、捻じり難い方に捻じって、ちょっと待ちました。

それから再び、上下左右に屈曲させたり捻じったりして、違和感がなくなったら、OKです。

 

そして、

「どう? 治ったんじゃない?」と聞くと、

 

「あ、ほんとや、痛くないわ!」と、驚くような、喜ぶような声を上げていました。

そして、私が、その場を少し離れたら、

 

「気持ち悪いほど痛くないわ」と言っていました。

 

その声を聞いて、

「そや、ブログのネタにしよう」と、すぐに引き返し、

 

「小指の写真撮らせてくれない。ブログのネタに使いたいんやけど」と頼んでみた。

 

「いいですよ。きれいな小指で良かったら、あははは」と、冗談を言ってくれた。

2020/06/25

本を出す意義:鍼灸師なら「専門家(腕が立つ)と認められる」

 

上腕下部の痛みも肝経で治るのはなぜ?

 

 

私は、何人もの鍼灸師に「出版」を勧めてきました。

今回のキンドル本もその一環ですが、なぜ出版を勧めるかというと、

 

  1. 世間が専門家として認めやすくなる

  2. 執筆活動は「集中」して「真剣」になる

  3. 自分の意見を「静かに」認めてもらえる

  4. 同業者からも一目置かれる

  5. 患者さんからすれば「安心」できる

  6. 本を読んでくれていたら親近感を感じる

  7. 違う業界からも認められる

  8. マーケティングになる

  9. 副収入になる(これを期待してはいけないが)

  10. 何冊か出したらメディアに取り上げられる可能性がある
    (これも期待してはいけないが)

     

    もっとあるのですが、これだけでも大きな力になると思います。

     

    出版するには、集中力が必要です。

    準備の為に調査や研究が必要です。

    読者からの質問に答えるだけの知識が必要です。

     

    ただ、出版しても全然売れない本もあります。

    それは「人任せ」にしようとするからのようです。

    売れる本を書いた人は、それなりに売れる為の活動をしています。

     

    私は、「kindle本が売れるための方法がある」と聞いたので、非常に興味を持ち、そのグループに参加しました。

    そこは論理的でした。

    実績がありました。

    すごく納得しました。

     

    キンドル本の出版は、ある意味「ブルーオーシャン」です。

    今度の日曜日(6/28)には、「ゆる~~いZoom会議」でそんなことを話してみたいと思います。

     

    ハガキなどでの案内はしませんが、興味のある方はご一報ください。

    Zoom のアドレスをお送りします。

    0667657622(新城針灸治療院):当日受付は致しません。

2020/06/25

物忘れや更年期障害を訴える方がいなくなった:頭蓋JAAのDVD編集から

 

 

         YNSAの頭部配置図

 

この3日ほど、本の出版準備をしていて、ようやくコーディングに出すことができた。

コーディングとは、Amazonにアップするための変換です。。

編集をしながら、いろいろ考える事がありました。

 

電子本の出版だと、かなり安く出版できる。

ということは、本を書きたい人に書いてもらうことができる。

そして、読者の負担も軽くなるので、健康意識を高めることもできる。

 

同時に、今「しちせい特殊鍼法研究会」の会員さんに配布しているいろいろな動画を電子書籍にできたら、更なる進歩があるのではないか、とかと。

 

それで、出版の準備が済んだので、夜中の2個ごろから「研究会」の皆さんに配布するDVDの編集をしていたのですが、そこで気付いたことは、

 

  1. 最近「もの忘れ」を訴える人がいなくなったこと

  2. 更年期障害の症状を訴える人がいなくなったこと

  3. 「眉毛の凝り」への鍼の方法


上の図を見るとわかりますが、それらの症状は、「脳幹」「大脳」「E点」「G点」に関係するところなのです。

つまり、それらに関係する症状が改善されてきた、というように考えてもいいと思います。

 

頭皮鍼の種類はたくさんありますが、頭部への刺鍼は即効性があり、時に「身体の深部」への治療にも著効を示す場合があります。

七星論での頭皮鍼は、パフォーマンスによく使うのですが、身体の歪みを「瞬時」と言っていいほど早く改善させることができます。

 

これから夏になると、お腹を冷やす嗜好品が増えてきます。

お腹が冷えると頭は暑くなります。

その結果、体調が急変する症状が多くなります。

 

そのような場合に、この「頭蓋JAA」は役に立ちます。

あ、物忘れが多くなるのもお腹の冷えと関係があるようですよ。(^^)


2020/06/22

Kindle本の出版:『一目でわかる治療の手順』の出版準備は意外と手間がかかります

 コンペに参加してくれた方々のデザインアイデア

  

 

先日紹介した『一目でわかる治療の手順』北川祥著作の原稿が着着と進んでいます。

この本は鍼灸師向けに書かれた本ですが、鍼灸師でなくてもできる方法がたくさん書かれているので、多くの方々にお役に立てると思います。

 

私が北川先生に「電子書籍でも出版したら」と勧めた責任があるので、私も必死です。

なので、昨日も夜中の2時まで校正をしていました。

だから、きょうは朝寝をして7時まで寝ていました。

 

Kindleで本を出版するには、基本的にはお金がかからないのです。

しかし、それは、

 

  1. 表紙のデザイン

  2. 校正

  3. コーディング(特定のコードに置き換える)

  4. アマゾンキンドルに登録する

  5. Amazonへのアップ

     

    等々を全て自分でやらなくてはなりません。


文字に書くと簡単なように思うかも知れませんが、実務はかなりたいへんです。

たとえば、表紙のデザインだけでも、「電子書籍は表紙がものすごく重要」と言われていますので、ほとんどがデザイナーに発注します。

 

具体的には、「クラウドワークス」という会社を通じてコンペ等を行うのですが、それだけでも(私にとっては)結構手間のいる仕事でした。

(うっかりすると、表紙のデザインだけでも10万ぐらいかかってしまいます)

で、コンペが始まると、それぞれのデザインに目を通し、気に入ったデザインを選んでいきます。

 

それから変更や訂正等があれば、交渉してデザインの「変更や訂正」などを行ないます。

で、変や修正が終りましたら、決済して契約し、デザインを買います。

それだけではありません。

 

デザインの契約が済んだら、クラウドワークの画面で、「終了」を行ないます。

私は、そのことを知らなかったので、クラウドワークからメールが届き、「契約が済んだら終了ボタンで終了してください」と指示され、やっと終了することが出来ました。

 

さらに、コンペに参加してくれた方々に「参加へのお礼メール」も送らなければならないのです。

クラウドワークスは、これだけしっかりしたビジネス会社ということだと思います。

 

表紙のデザインだけの仕事を説明しても、これだけの仕事をやる必要があります。

電子出版は簡単なようで簡単でないことがわかると思います。

 

つまり、電子出版関連の知識やスキルが無ければかなり苦労します。

過去に、長野の小林里佳先生(リカーちゃん)と、奈良の大山翔子先生が、共著で出版した本も、当初はkindleから出版する予定だったのですが、スキルの問題で断念した経緯があります。

 

しかし、最近「SBI大学院大学」で、「SBIU出版プロデュース部」(メンバー33人)というのが出来まして、出版の手助けをしてくれることになったのです。(私も参加しています)

そしてそして、そのSBIUグループに、アマゾンに勤める方も参加してきたのです。

 

これはチャンスと考えますので、「しちせい特殊鍼法研究会」の皆さんにも案内して、興味のある方は優先的に出版してもらうつもりです。

研究会員でない方も北川先生が受け付ける予定になっています。

 

Kindleで出版して、どんな益があるかということですが、答えは「集客」です。

去年の7月頃から「集客」のリアルセミナーやネットセミナーに参加して勉強をしてきましたが、会社によっては「集客に困っている」という実態もあります。

 

そして今、動画集客が流行っていますが、治療関係ではちょっと難しい点があります。

何故か。

その件につきましては、628日(日)の100からZoomで説明させて頂きますので、興味のある方は「お申込み」ください。

 

無料ですが、「ひやかし」で参加する人は退席して頂きます。

2020/06/20

『一目でわかる治療の手順』著作・北川祥

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。





北川祥先生の本が出版間近となりました。
内容は、症状に合わせた治療法の「臨床各論」になりますので、治療現場に立つ鍼灸師に役立てるものと考えています。

鍼灸師になって、治療現場に立って、誰でも思うことことは多分、
① どのように診断したらいいのか

② どのツボを使えばいいのか

③ どのように患者さんに説明するのか

等々ではないかと思います。

北川先生も、現場に立ってから、迷い、悩み、いろいろなセミナーに参加して、一つ一つ課題を解決してきたようです。

彼は今、地元の狭山で開業しながら、週2日は当院のスタッフとして働いていますが、普段の会話から、彼の治療に取り組む真剣味がわかります。
だから、前の職場でも多分信頼されていたに違いない!
そんな彼を見ていると、「何か手伝ってあげなければ」と考えてしまうわけです。

そして、たまたま私が去年の7月から「マーケティング」の勉強を再開したこともあり、電子書籍での出版を勧めたわけです。

電子書籍は、私が在学していたSBI大学院大学に、福士健太郎さんという方がいて、「SBIU電子出版プロデュース部」というのを立ち上げ、私もそのプロデュース部に入って勉強していたこともあり、「これがいい!」と思ったので彼に勧めたわけです。

本は、なかなか出版できるものではないので、彼のブランディングになるし、一生の思い出になると考えたからです。
また、「しちせい特殊鍼法研究会」では、何人かが治療の研究をしていますので、その方々にも勧めてみるつもりです。

Kindleで本を出版しようと考えた方は多いと思いますが、原稿書きに始まり、表紙のデザイン、Amazonにアップするときのコーディングなどの問題で断念した人も多いと思います。
それは、私もやってみて分かったのですが、デザインやパソコンのスキルが相当高くないとできないからです。

その難関を「SBIU電子出版プロデュース部」に相談しながら、解決していくのですが、それでも「頼り切る」わけにはいきませんので、悩むこともいくつかありました。
今回の表紙の件だけでも、コンペに出したら、

1. 閲覧した人 224人
2. 提案した人 10人
3. 気になる!リスト 20人

という数字が出てきました。
表紙のデザインは、プロが提案してくれますので、どれも捨てがたいものばかりでした。
ですから北川先生も悩んだはずです。

「SBIU電子出版プロデュース部」には、最近Amazonの社員も入ってきましたので、今後はもっと伸びていくと思います。
これを機に、「電子書籍出版」に興味のある方々が、気軽に出版できるような体勢が出来ればと考えています。

北川先生の本は、その皮切りになると思います。

電子書籍は、
① 安い

② 早い

③ 手軽

④ 売りやすい

コロナで世の中が変わりました。
ですから我々も「変わらざるを得ません」。
どのように変わるかは、ある程度見えています。

6月28日(日)に、そのようなことについてネットで談義を開催しようと考えていますので、興味のある方はご参加ください。
参加費は無料ですが、予約が必要です。
Zoom入室のアドレスは、希望者だけへの配布になりますので、希望者はメールかお電話にてご一報ください。

☎ 06-6765-7622(休診日は留守録を頂ければ折り返し連絡させて頂きます)
2020/06/17

マダニ……。初めて見ました

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




皮膚に食い込んでいるマダニ



取り出したマダニ


スタッフが、患者さんの腰部を指差して
「マダニじゃないですか」と言うので、見たら「脂肪の腐ったモノ」に見えた。

「これは脂肪の腐ったモノでしょ」と、ティッシュで取りました。

驚いた~~~~

動いているのです。

マダニは初めて見たので、驚いたのですが、逃げないようにと思い、そのまま押し潰した。(^_^;)

で、ネットで「マダニ」を検索したら、
ダニ類の多くは、長時間(10日以上のこともある)吸血します。吸血中のマダニを無理に取り除こうとすると口器が皮膚の中に残り、化膿することがあるので皮膚科等の医療機関で適切な処置(マダニの除去や消毒など)を受けてください。
マダニに刺されて数日後に、発熱、頭痛、発疹等の症状が出た場合は、医療機関を受診し、医師にマダニに刺されたことを相談しましょう。
また、山林や草地に立ち入って、1から2週間してから発熱などの症状が出た場合にも、念のため医療機関を受診しましょう。なお受診の際には、山林や草地に入ったことを医師に申し出て下さい。

と書かれていた。

しかし、ご本人は、
「畑に行ったので、そこで噛まれたと思うわ」と平気な様子で下ので、

「慣れているようだな」と思い、特に噛まれた痕への治療はせず、アルコール綿花で拭いただけにした。
※ 危険があると思ったら、菌を殺すつもりでお灸をしていたと思います。

初めてでしたので、スタッフに

「近所ではマダニをよく見るんですか」と尋ねてしまった。

「いや、初めてですよ」と言う。

まるで、そのスタッフが「マダニ村」に住んでいるかのような質問をしてしまったので、「どのように誤解を解こうか」と考えていたら、時間が経ってしまし、結局何も言わずに済ませてしまった。(^_^;)
2020/06/16

「左の胸が痛いのでお灸をしました」と言う方:プロとアマチュアの違い

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




             赤丸で囲んだところがお灸の痕


新型コロナウイルスが原因で、普段と違う生活をするからなのか、
「心臓からの症状を訴える方が多い」と、このブログにも書きましたが、この方もその中の一人と考えていいと思います。

この方が言うには、
「胸が痛くて自分でお灸をしたのですが、ここで合ってますか?」とのことでした。

見ると、そこは高さで言うと「心臓の高さ」になり、そのちょっと下(赤い点線を引いたところ)なら「心包の高さ」になります。
それで、

「ここが痛いので、そこを押したら気持ち良かったので、そこにお灸をしたんです。気持ちよくなりましたけどね」と言います。

そこで私は次のように返答しておきました。
「全く間違いとは言いませんが、治すと考えるなら、お灸は身体の中心線上にした方が良かったですね。何故かと言うと、そこは反応が出ているところで、原因ではないと考えるからです」

こう言う人がいるかも知れません。

「でも、症状が治まればそれでいいんじゃないの?」

ま、相手は患者さんで、プロではありませんので、それでもいいのですが、この方法だと再発しやすいのです。
たとえば、昔は、痛みのある部位を押して、
「ここ痛いですか?」と聞き、痛かったらそこに鍼をするという方法がありました。
(今でもやっている人はいますが‥‥)

しかし、違うんです。
たとえば、10数年前にこのブログに書いたのですが、腰やお尻が痛いからと、腰からお尻までに「大きなお灸」をした方が来られたことがあります。
ビックリするほどの大きさと数でした。

そのようなやり方をすると、その場は良くても、すぐに再発するんです。
「肩が凝るから肩を揉む」のと一緒なんです。
つまり、骨格や臓腑のヒズミを取らずして、「筋肉の凝りだけを狙う」という方法です。
この方がやったのと同じ方法になるわけです。

素人であればいざ知らず、プロを称している人なら、恥ずかしい話です。
この方と同じような症状なら、「壇中」か「玉堂」を押圧して、圧痛の強いほうに選穴するのが「治す基本」です。
※ 壇中や玉堂での評価方法は、①押した状態で、②上下にスライドさせ、③痛みのある部位で選びますが、鍼灸師でもできない人が8割と考えています

それで痛みを確認して、選穴が決まったら、そこにお灸をします。
近年は「千年灸」が流行りですが、千年灸は効果が少ないので、その方の症状に合わせて「千年灸」か「もぐさでの直灸」をします。
2020/06/15

左大腿内側筋・左股関節・左腰、左鎖骨下辺り・左弾発指などの痛みが足骨鍼だけで治まった



ピンク色に塗ったところが訴えていた症状部位です



3か月振りに来られた20代の女性方ですが、問診に入ると、

いきなり、「もうボロボロですわー」と言う。

「どこが?」と聞くと、大腿内側を触りながら、

「左の内転筋が引っ張って痛いし、左の股関節も痛い。左の腰も痛いんです。左の鎖骨の下辺りも痛いし、左の親指が弾発指で痛いんです」と言う。

脈を診たら、沈脈を表わしていたので、身体が冷えていることがわかった。
そして、痛みの発現部位からして、腎が絡んでいることが想像できたのですが、このように多肢に亘って症状が出ている場合、それぞれの部位ごとに治療するのは感心しない。

何故なら、一か所ずつ治療すると時間がかかるので鍼をいくつ持つ刺さなければならないし、多くが多肢の症状の原因は一か所の場合が多いからです。

このような場合によく使うのが、「七星一穴鍼法」でですが、この方の場合は、症状が強く出ているので、「経絡治療」の一環である「一穴鍼法」では効果が薄くなる。
つまり、経絡治療では、「全ての骨格矯正」までは難しいと考えたのです。

そこで、足骨鍼を使うことにしました。
「きょうは、最初に足に鍼をさせてくださいね」と言うと、

「新ワザですか?」と言う。

「そうですよ。また新しいワザが出て来たんです」わと笑いながら話し、足骨鍼をしました。

時間にすると、1~2分です。

「肺。起き上がって、先ほどの症状の出ていたところを全部確認してくれませんか」と言うと、
「たったこれだけで治るはずないじゃない」という顔をしながら、起き上がって大腿内側を触り、股関節を触り、腰を触り、鎖骨辺りを触り、親趾を触り、肩や首を動かし、足を挙げ、腰を捻り、肩を回し、親指を曲げ伸ばしして、

「取れてる。何でですか。先生こんなに簡単に治ると、儲かりますね(笑)」と言う。

頭がよくて愛嬌のいい子なので、素直に受け取れたのですが、
「そう思われてはぼったくりみたいに言われてしまう」と思い、

「それで終わりじゃないですよ。あと、全体的に整えておかないと再発しますからね」と言いながら、経絡治療をしたのですが、治療の途中でも弾発指が気になっていたらしく、親指を曲げ伸ばししていました。

「親指は大丈夫ですか?」と聞くと、

「ぜんぜん治ってますわー」と、腑に落ちない声で応えていました。

そして帰りには、
「また来ま~す!」なんて言いながら帰って行きました。