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2020/06/14

右肩が痛い、と言う方に足骨鍼を使いました

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




黄色い円で囲んだところが「足骨鍼」


足骨鍼にはすごい治療効果があります。
たとえばこの方ですが、去年の2月に転んで肩を痛めたそうです。
去年も当院に一度は来ていますが、いろいろありまして、期間がずいぶん空いての来院です。

最初は、棘上筋で肩関節を緩め、経絡治療で全体を整えました。
しかし、痛みはまだ残っています。
そこで、足根鍼を使うことにしました。
写真で見ると痛そうですが、そんなに痛みはありません。

ただ、この鍼を「痛くないように刺鍼する」には、正直言って難しいです。
かなり鍼を使い熟した人でないと刺鍼できないと思います。
しかし、この鍼が使えると、長期間痛んでいた症状を治すことが出来ます。

昨日も3人にこの鍼を使いました。
この方は、去年の2月に転んで傷めた肩ですが、この鍼で痛みはほとんど取れました。
また、明日にでも書きますが、足、腰、鎖骨、指と、いろいろな部位に痛みが出ていた方も、この鍼だけで全て痛みが取れたのです。

時間にすると、1~2分です。

自分で開発していて、自分で褒めるのは「手前味噌」になってしまいますが、「恐るべし!」だと思います。
「しちせい特殊鍼法研究会」では、このような研究も行っていて、会員の方々には、得意分野での出版を勧めていくつもりです。

なぜなら、それが会員さんのマーケティングになるからです。
新規会員の募集も検討していますが、準備するのが多くて、なかなか進みません。
2020/06/13

右前腕に力を入れると前腕の肺経と心経が痛い:足骨鍼で解決



黄色い円で囲んだところが「足骨鍼」



「足骨鍼」というのは、聞いたことがない人が多いと思います。
このテクニックは、今年になって開発したもので、足関節部に刺鍼することで、四肢体幹に出たなかなか取れない傷みを取るものです。

写真の方は、最近、かなりショックな症状が出た方で、久しぶりに来院された時には、「心」からの症状が出ていました。
「心」、すなわち心臓の症状と考えてください。

詳しい症状を書くのは遠慮しますが、家族もビックリする症状だったようです。
それで、「心」を中心に治療をしました。
と言っても、七星論では「火=心・小腸」と「水=腎・膀胱」は、対応していますので、水(腎)の治療も同時に行います。

この方は、何年か前に「全身性エリトマトーデス」(腎経と考えています)になり、完治まで何か月かかかりましたので、私の頭には、その時の様子が鮮明に残っていました。
ですから特に、腎の治療に注力しながら治療をしました。
それで、今回は主が「心」でしたが、七星論では「心≒腎」という考え方がありますので、「腎」も治療をしたわけです。

前回で、多分3回目(3診)だったと思いますが、そのときにも、右腕の痛みを訴えていました。
その時は、上部胸椎の調整だけで治まりましたので、それで良かったのですが、先日来られた時には、
「包丁を握ったり、腕に力を入れたりする仕事をすると、右腕がまだ痛いです」と言う。

そして、痛みの出方を確認するために、腕を動かしてもらうのですが、痛みは出ませんでした。
しかし、一応の治療が済んでから、起きあがろうとすると、痛みが出ました。
なので、「足骨鍼」を使うことにしました。

というのは、右前腕の肺経辺り(広い範囲で)と、右前腕の肘関節寄り(広い範囲で)に痛みが出ると言ったからで、「広い範囲」ということから、経絡ではないし、筋骨でもないと考えたからです。

まだまだ研究途中の鍼ですので、はっきりとは言えないのですが、「足骨鍼は神経に作用するのではないか」と考えているからです。
上の写真が「足骨鍼」をしているところです。
この鍼は、「刺鍼」が難しいので、鍼を使い慣れていない人は慎重にしてください。
2020/06/10

手足(四肢)が冷えて、お腹が痛くなりやすく、爪が白い

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写真ではわかり難いのですが、爪が部分的に白くなっています


爪には「凸凹した縦線」が入ったり、「黒い縦線」が入ったり、段が付いたような「横線」が入ったり、「白い横線」が入ったりします。

凸凹と縦にスジが入るのは、肝疲労や老化で出てきますが、極度の疲労があると「黒い線」が現れてきて、最終的には先の方から縦に割れてきます。
縦にくっきりと黒い線が現れるときは、「ノイローゼ気味」という観方をすることもあります。

横線は、爪の根元から先までを「6~8か月ぐらい」と考えて、横線が出たところを、爪の先から逆算して、「〇〇か月前に体調の変化があった」と観ます。
体調が悪くなった時は、爪の厚さが薄くなり、回復してくると厚くなります。
ステロイドを使った人の爪はガタガタになりますが、それも体調の変化に関係しています。

また、爪が部分的に白くなったり、全体的に白くなったりするのは、多くが肝や腎と関係しているようです。
たとえば、上の写真で、小学生の女の子です。

この子のお母さんが、
「この子の手足が冷たいんです」と言うので、
触ってみると、確かに冷たい。
そして、「お腹がよく痛くなっていた」と言います。

東洋医学では、爪を「筋余」と云い、筋の状態が現れるところという考え方をしていて、「肝の状態」を診るのに使います。

同様に、骨の状態を診るには「骨余=歯」となるので、歯の弱い人は骨の栄養が十分ではないと考えていいと思います。(歯が弱い原因は他にもありますが‥‥)
また、血液成分が良くない人は「血余」と云われる髪の毛を観ればいいです。

そして、爪が指先から剥がれるように浮いてくるのは、腸に問題があることが多く、ひどい人は爪の半分ぐらいまで剥がれている人もいます。

さて、この子の場合は、
① 手足の冷え
② お腹が弱い
という特徴から、肝も含まれるかも知れませんが、「腎と腸」が弱いのではないかと考えます。
腎が弱くても、腸が弱くても、手足は冷えてくるからで、この子の症状と一致するからです。

これは長年の「陰性食」が影響していると考えられますので、治るまでにはちょっと時間がかかります。
食養生(食生活)は、その家族の食習慣があるので、難しいわけです。
2020/06/08

股関節が痛くて足を広げられない:せんかん鍼の使い方

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写真① このようなポーズが全くできなかった(ご本人ではありません)



写真② 大内転筋と小内転筋



写真③ 短内転筋と長内転筋


股関節が痛くて、足を広げる事が出来ない。
写真①のようなことは、もちろんできない。

このような場合、筋骨系をメインに考えると、内転筋群と考えてしまうかも知れません。
実際、先日来られた方も、4年ほど股関節の痛みに苦しんだようです。

同じ病気や症状で長く患っている方の特徴として、
「治療法を信じない」というのがあります。
この方も、そのような感情がビンビン伝わってきましたので、最初に股関節の痛みを取ることにしました。

筋骨系の治療では、骨格の歪みを調べることから始めたほうがいいので、

「座ったまま足を広げてくれませんか」と言うと、

「できないんです」

「いやいや、できるだけでいいですから」と言うと、座位で膝を立てたまま、左足だけ倒そうとするのですが、倒れません。

「これだけです」と言いながら、内転筋群を自分で解し始めた。

「あ、ちょっと待って。この股関節の痛みは、そこが原因ではないんです。骨盤の関係なんですよ」

と言いながら、せんかん鍼をした。

「はい。起き上がって先ほどのように膝を立てて、左足を倒してみてください」

今度は、先ほどより股関節が開いたのですが、まだまだ広がると思ったので、
「この症状は、実は大腸とも関係があるんです。ちょっと仰向けに寝てみて」

と仰臥になってもらい、軽く下降結腸を解した後、
「はい。またも起きて確認して見てください」と、股関節の開き具合を確認してもらった。

ちょっと驚いた顔をしていました。
多分、これまでは「写真②や写真③」の内転筋群の調整を主にしていたのではないかと考えられた。
「写真②や写真③」を見ると、普通はそう考えますよね。

だけど違うんです。
「せんかん鍼」は、どちらkと言うと「骨格矯正鍼」に入るのです。
つまり、骨格矯正鍼で筋肉まで整えたのです。

「しちせい特殊鍼法研究会」の皆さんには、今週「せんかん鍼」のビデオを配布することになっていますので、せんかん鍼の刺鍼方法や刺鍼部位はすぐにわかります。

そして最後にこういう質問をしていました。
「10年ぐらい足が開かない人がいるんですが、そんな人でも治りますか?」

私は、こう答えました。
「診ないとはっきりとは言えませんが、ある程度は治せると思いますよ」と。
2020/06/07

脈が速い:巨鍼療法は素晴らしい!

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                     ビフォー:脈拍は「102」を示しています

            

                       アフター:脈拍は74を示しています


新型コロナで外出規制を守り、在宅ワークをする人が増えました。
それが原因かと思いますが、東洋医学で云う「心」(心臓と考えてください)の症状を訴える方が時々います。

昨日も、
「脈が速くて、胸が苦しいのですが‥‥」という方が来られました。

症状は、来院の前日にLINEでやり取りした内容を転載しておきます。
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近ごろ胸痛があり、ちょっと気になり近くの循環器内科に行ったのですが、心臓のエコーや心電図、血液検査は問題なかったのですが、脈拍が110くらいになったり、血圧の上下が激しかったりしてしんどいです。

自律神経失調症のチェックリストを見ると、たくさん当てはまり、すぐに専門家に!と判定されます。
自律神経がおかしいと思うのですが、何か手当てはないでしょうか?

近ごろ、仕事が毎日はないので朝に寝て夕方起きるようなサイクルになっています。
来週初めから仕事は始まりますが、身体がついていかない感じです。

缶ビール、缶ハイボールを合わせて1日二缶から三缶飲みます。
今日、寝ていたら心臓がドドドドドとなり慌てて起きました

食欲がないのはどうしたらよいですか?
無理に食べなくてよいですか?
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で、昨日来られたのですが、心配していたほどの状況ではありませんでしたので、自律神経を整えるために頚椎を調整し、心を整えるために巨鍼を使わせてもらいました。

そして晩に再び
「先生!今日の鍼は脈拍を下げる効果もあるんですか。帰ってから測ったら脈拍が70台になってます! 驚きました」

「脈拍が行く前に100から110くらいだったのが伺って帰ったら75から80くらいになりました」
とLINEが入ったのです。

巨鍼で血圧が下がるのは何度も経験しているのですが、「脈拍が減る」というのは気にしてなかったので、考えてみる事にしました。

そして私が、「この事は興味深いので、ブログに書いてもいいですか?」とLINEを送りましたら、

「はい、どうぞどうぞ!!」と返信があり、
「証拠です」と血圧計の写真まで撮って送ってくれました。(^o^)
ビフォーは来院前で「脈拍102」、アフターは治療後に帰宅してからで「脈拍74」。

※ この方は、非常に優しい方なので、来院する場合は、いつも症状をメモにして持って来てくれます。

脈拍は、自律神経失調、めまい、動悸、息切れ、人込み、階段でのドキドキ、睡眠不足、お酒の飲み過ぎ、恋心(笑)等々の場合に多く出て来る現象ですが、医学的には、心臓から動脈に血液が送り込まれるときに生じる波動です。

それで、脈拍数は大人の場合、1分間に60回以下を徐脈と言い、100回以上を頻脈と言います。
さらに1分間に40回以下とか、1分間に120回以上の場合、或いは脈の触れが弱い場合では、「心臓のポンプ機能を果たしていない」か、「全身への血液供給が不十分」になっている可能性があると考え、すぐに治療が必要と考えられています。

また、心臓の刺激伝道系に異常がある場合は、不整脈として触知されます。
つまり、ドドドッ、ド、ドド、ドドドッ、とリズムが乱れた状態の脈で、脈拍を診るのは、心臓を中心とした循環器系の異常を早期に見つけるためです。

その意味において、この方は、健康に関してかなり意識が高い方です。

「予防に勝る治療なし」です。
2020/06/06

肝臓からくる湿疹

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                      肝臓と関係する湿疹


肝疾患の三大特徴には、
① だるさ


② 足の吊り


③ 痒み

というのがあります。

上の写真は、昨日来られた方の写真ですが、
「だるい、とにかくだるいんです」
と言っていました。

で、若い女性ですので、やはり皮膚症状は軽快しているようでした。
「先生、これは広がるんですか?」

「広がりますよ。ひどいときは顔にまで出ますからね」

「ええっ? 顔にも出るんですか?」

「出るよ。しかも、病院ではなかなか治せないんです」

「どうしよう」

「大丈夫や、治るから……」

で、この治療には巨鍼がよく効くので、

「そんでね、これは巨鍼の方がいいんだけど、どうする?」

「します。やります」と言うので、巨鍼で治療しました。

治療後は、赤みが薄くなっていたので、本人も安心した様子で、

「先生。これって、もう治ったんですか?」と言うので、

「いやいや、多分、後一回か二回は治療が必要ですよ」と説明しておいた。

この湿疹は、これから夏に増えてくる湿疹ですので、
「出たー!」と思ったら、食養生が必要です。
2020/06/02

めまい、頭痛、吐き気、頭がモヤモヤ、皮膚炎、胃の不調

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患者さんが訴える症状に、タイトルのような症状が増えてきました。
多分ですが、

① マスクで呼吸(酸素補給)が上手くできてない

② 脳への酸素供給が足りない

③ 酸素補給をするために心臓はフル回転させられる
そのせいで肩や首に強い凝りが起こっている

④ 脳への酸素供給が減りイライラモヤモヤする

⑤ 酸素不足で血液循環が悪くなり皮膚症状が出る
自宅待機で不摂生も関係しています

⑥ 心臓に異変が起こると、「みぞおち部」の太陽神経叢が働きみぞおちが硬くなる

というようなことも起こっているのではないかと考えられます。

上の写真の方も、そのようなことを訴えて来たのですが、湿疹の出たところは、七星論で観ると「心包経の金=肺・大腸」の高さになります。

ということは、「心包経を整えればいい」ということになりそうですが、血液浄化をする「腎」にも影響が出ています。
いや、むしろ腎の治療~するのが先のようです。
(子供がコロナに感染しにくいのは、多分腎の働きに関係があります)

何故かと言うと、血液の汚れを先に解消しないと、上記の症状が治めにくいからです。
家庭では、血液を汚すようなものを多く食べないようにすることです。
2020/06/01

子宮・卵巣からの引き攣り(臨床実践塾の準備)

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 ⇒  
写真① ビフォー          写真② アフター



上の写真を見ると、「筋骨系」の治療に見えます。
もちろん「動診」ですので、そのように考えるはずですが、実はこの診断には大きなポインがあります。
以下に書かれたのが、ご本人が話した内容です。


① 右大腿部から膝裏辺りまで、動いているときにピキッとする

② 先日病院へ行ったら、「軽いウイルス性かな?」と言われた

③ しかし、病院から出された薬を飲んでも変わらなかった

④ 一度、子宮辺りが痛くなった

⑤ 痛む場所はいろいろだが、左側が痛むことが多い

⑥ お腹にガスが溜まっているような感じがあった

⑦ 下痢でカリウム等が出て倦怠感が出ているかも、とも言われた

⑧ 首と肩が凝っている


この問診表を見て、「ん?」と思ったので、上のような動診をしたわけです。
何に「ん?」と思ったかと言うと、実は「子宮や卵巣」に問題がある時も、そのような症状が出て来るからです。

仰臥に寝て、両足が片方に倒れるのもそうです。
そんな場合は、骨格矯正鍼を使っても、巨鍼を使っても矯正できません。
ちょっと前の話ですが、両足が片方に倒れる方がいまして、

「子宮がおかしいみたいですね」と言うと、

「ええ」と応えていました。

しかし、当院が西中島から上本町に移転したために、家からの距離が遠くなり、子供もいたせいか上本町へは来られませんでした。
そして、3年ぐらいしてからだったと思いますが、その方も叔母さんから、

「あの子、子宮がんで手術しました」と聞かされました。
単なる歪みのように思う人も多いと思いますが、そのような例からしても、なかなか治らない歪みは気を付けるべきです。


上の写真の方は、20代のお嬢さんで、鍼を怖がっていましたので、巨鍼は使わなかったのですが、毫鍼での骨格矯正では上手く矯正できませんでした。

上の写真が、そのビフォー・アフターですが、これでは私が納得できません。
ですから、子宮・卵巣の異変を反応点で調べました。
すると、やはり子宮と右卵巣の反応点に反応がありました。

鍼を怖がる方でしたので、腹部への鍼や巨鍼はしませんでしたが、「反応点の痛み」の説明だけはしておきました。
そして、治療法として「食事療法」を話しておきました。