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2019/12/31

今年もありがとうございました!!!



朝の光にごあいさつ 




今年もお世話になりました。どうぞみなさん、良き新年をお迎えください。

m(__)m   m(__)m   m(__)m 

2019/12/27

足底筋膜炎の治し方

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




足先の痛いところを触っています



昨日の患者さんが、「足底が痛い」と言うので、ちょっと治療しましたら治ってしまいました。
この方は病院へは行ってないので、「足底筋膜炎」とは言えないのですが、以前に足底筋膜炎の患者さんを治療したように、主に「肝経」を狙って治療しました。

足底筋膜炎をネットで検索すると、 MEDLEY とうサイトが出てきます。
このMEDLEYは、751名の医師とお供に医療事典を作成するプロジェクトのようです。

そこには、「80%の人で数ヶ月から1年で症状が改善すると報告されています。何も治療しない場合でも多くは1年以内に症状が改善します。しかし、人によってはなかなか治らない場合もあります。また、原因となったスポーツを再開することで悪化を繰り返す場合もあります。
一旦改善した場合でも、再発しないように運動前後のストレッチやアイシングなどをこまめに継続することをおすすめします。」と書かれていました。

そして、「足底筋膜炎の治し方」という項目では以下のように書かれていました。

• 日常生活や運動方法の見直し
• 安静
• 体重コントロール
• アイシング
• 靴の見直し
• 運動方法の見直し
• 薬物治療
• 装具療法
• インソール(中敷き)
• サポーター
• Night Splints(就寝中の装具)
• テーピング
• 理学療法
• マッサージ
• ストレッチ
• 運動
• 局所注射療法(局所注入療法)
• 体外衝撃波治療
• 手術療法
• 足底筋膜切離術
• 腓腹筋退縮術

さらに、東洋医学的な手法として、「効果のあるツボ」というのもありまして、その前段階の説明として、以下のようなことが書かれています。

足底筋膜炎にはっきりと効果があるとされるツボはありませんが、足の血行を改善したり、足の裏の痛みを改善したりするツボはいくつかあります。試しにツボ押しをしてみても良いかもしれません。
ツボを押す時は、親指などでできるだけ皮膚に垂直にゆっくりと押してください。

しかし、そこに書かれたツボになるのですが、このツボの選び方は対象療法的な選び方ですので、あまり期待しない方がいいかもしれませんが、一応転載しておきます。

◎湧泉(ゆうせん)
 足の指を握ったときにもっとも凹む、足裏の真ん中の部分です
◎太渓(たいけい)
 内側のくるぶしとアキレス腱の間の凹んだ部分です
◎照海(しょうかい)
 内くるぶしのすぐ下の部分です
◎三陰交(さんいんこう)
 内くるぶしの約10cm上のふくらはぎの部分です

※ ツボを押して痛みが悪化する場合には、すぐに中止してください。

このサイトの記事は、基本が現代医学ですので、当院での治し方を簡単に説明しておきます。

筋肉の炎症は多くが「肝臓の疲労と砂糖の摂り過ぎで於血があり液循環不良」ですから、一時的に治めるには、血液循環を良くすれば痛みは楽になります。
その場合は、膝から下の筋肉の血液循環を良くするつもりで、膝から下の筋肉を「引き伸ばすように」ほぐしていきます。

※ 患部は触らなくても大丈夫です
※ 上の写真の方はそれだけで治まりました。

① 肝臓のツボを選びますが、巨鍼があれば巨鍼が一番早いです。
② 仙腸関節や股関節などに異常があれば、そこも整えておきます。
③ 「砂糖」の入った飲食物を摂らないことです。(多くは、それだけで治ります)
2019/12/26

巻き肩への鍼灸治療

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。


 
ビフォー             アフター



巻き肩の治療法ですが、巻き肩になった方がいませんでしたので、巻き肩でない方をモデルに鍼の説明をさせて頂きました。
ですから、あまり迫力はありません。

この鍼のやり方は、解剖学で考えたものですので、筋肉の「起始・停止」がわかっていれば、習いやすいものです。
ただ、何処に刺鍼するかは問題になります。
ただ筋肉に刺したのでは効果がありませんし、下手すると「気胸」を起こす可能性のある部位に刺鍼するので、参加者の先生方も、

「これは緊張しますね」とか、

「こんなところに鍼をするのは初めてです」などと言っていました。

確かにそうだと思います。
鎖骨下筋や小胸筋などに刺鍼するのですから、慣れてなかったら、危ないです。
しかし、その次に背部から行う椎間関節、肋椎関節の調整は、手技療法ですので、誰にでもできます。
しかも、その手技をすると、多くの方が、

「気持ちいい!」と言ってくれるのです。

そんなに難しいいことはありませんが、「せっかちな人」には、難しいと思うかも知れません。
肋骨を1個1個動かしていくからです。

いわゆる「上部胸椎」を動かしていくのですが、上部胸椎は「肺、心、心包」と深く関わりますので、それらの臓器に異変がある方には、巻き肩だけを注視しなくいても、使える手技です。

また、副産物として、「首=頚椎」も緩みますので、目や耳鼻咽喉科に問題のある方々にも喜ばれます。
症状が軽くなるからです。

こういうのをサービスでやってあげるのは、「ファン作り」にいいかも知れません。
また、肩を揉んであげるよりこちらの方が肩は解れます。
しかも長時間持つので、患者さんからすれば、こちらの方がいいと感じるはずです。

当院では、今回の方法とはちょっと違いますが、昔から(笑)上部胸椎を整えるようにしています。
鍼灸治療もサービス業に入ると考えているからです。
「症状だけを治めればいい」というのも経営方針ですが、こういう方法を「プラスしてあげる」のも経営方針になると思います。
2019/12/25

右足首の斜め前が痛く、左鼠径部も左足関節も痛い

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ここが痛いんです 



せんかん鍼の刺鍼部位 



先日、タイトルのようなことを訴えて来た方がいました。
足関節を診ても、そんなに問題はなさそうだったので、せんかん鍼を使うことにしました。

「向こう側に横向けに寝てくれますか」と横向けに寝てもらい、せんかん鍼をしました。

そして、
「はい。起き上がって、さっきの足首のところの痛みを確認してみてください」と言うと、

「えっ? これだけ」という顔をしていました。

せんかん鍼は、短時間に終わってしまうので、患者さんにすれば、何をしたかわからない場合が多いようです。
この方も、起き上がってから、「痛い」と言ってた右足の斜め前を触りながら、

「ここですか?」と言っていました。

「そうです。さっき痛いと言ってたところです」と言うと、その部を触り、変な顔をして、

「あ、あ、ええ? まだ少しだけ痛いですが、だいぶいいです」と話していました。

「OK! あとは多分、経絡を整えれば治まると思います。左の鼠径部や左の足首も楽になっていると思うのですが、確認してみてくれませんか」と言うと、左の鼠径部や足首を触りながら、

「ここら辺は治っているみたいです。一番痛いのは右足首の前でしたので……」と言います。

それから経絡を整えて治療を終了しました。

そして、治療が済んでから、ブースの中から急に、

「あ、治っているようです」と声をあげていました。

「どこが?」と聞くと、

「右足首の前が! 良かったわー」と言っていました。


この「せんかん鍼」のすごいと思うところは、たった1本の鍼で、いろいろな痛みが取れるところです。
この方のように、足首の斜め前が痛いとか、左の鼠径部や足関節が痛いとかは、いろんな治し方があるので、珍しくも何ともないのですが、1本の鍼で、1か所への刺鍼で各部の痛みが取れるというのは面白いんじゃないでしょうか。

極端に言うと、その1本の鍼だけで治療を終了してもおかしくないのです。
ただ、治療が「算術」だと思われるのは心外だし、病気や症状というのは、症状の出たところだけの問題ではないので、臓腑全体を整える経絡治療も加えているのです。
2019/12/22

正座から立つ時に左足の小趾、薬指、中指(第5、4、3趾)が痛い(12/22の臨床実践塾)

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あら、立つ時の痛みは出ないですね・笑 



先日の患者さんは面白かった。
リアル感を出すために、会話形式で書いていきますね。
その患者さんは、タイトルのようなことを訴えてきた方です。
カルテに書かれた症状を読んで、「いける!」と思ったので、

「多分、腰のところに鍼を1本すると治まると思うのですが、鍼をしてもいいですか」と聞くと、

「ええ、やってください」

「はいはい。では横向けになっていただけますか」

「これでいいですか」

「はい。それでいいですよ」


せんかん鍼をするのに1分もかかりませんので、すぐに、


「はい。正座から立ち上がってみてください」

「えっ? どうするんですか?」(鍼を抜いたのに気づかない様子でした・笑)

「いやいや、正座から立ちるときに足の趾が痛いと言ってたじゃないですか。それをみてほしいんです」

「ああ、ちょっと待ってくださいね」

「あれ? 全然痛くないですね」と言い、しばらく立ったままでした。(^o^)

このブログを読んでいる方には、どこが面白いかわからないかも知れません。
というのは、時間の流れが見えないからです。
時間の流れはこう↓です。

① 横になってもらい

② せんかん鍼をして

③ すぐに「はい、立ってみてください」と言われたら、キョトンとするはずです。

④ そして立ち上がると痛みがない

⑤ 「どないなってんの?」

という感じだったわけです。
2019/12/21

橈骨神経浅部損傷に巻き肩の鍼 (12/22の臨床実践塾)

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巻き肩の鍼をしているところ 



この方の臨床は、慢性的な疼痛で悩む方に灯りを灯せると思います。
この方は、2017年7/22に初診で来院されたのですが、その時の病名は「腱鞘炎」ということでしたが、仕事がパソコン業務なので、休職もせざるを得なくなり、休職もしていました。

両手首にサポーターをして来院する状態でして、ロキソニン(鎮痛消炎剤)を使用していましたが、痛みは治まらない状態でした。
月に1度のペースで来院していたのですが、2018年3/17~11/30まで来院していません。

で去年の12月からまた、月に一度のペースで来院するようになりました。
そして、今年の8月から、ある方法を思いついたので、それをやってもらうことにしましたら、
「11月17日から薬をゼロにした」と言うのです。

心配なのは「離脱症状」です。
幸いに、離脱症状も多少の睡眠障害ぐらいで凌いだようで、昨日来られた時には、
「この一か月全く薬を飲んでないのですが、落ち着いています」と言っておりました。

ですから、それまでは、(ご本人の希望もあり)前腕に巨鍼療法をしていたのですが、昨日は、
「巻き肩にする鍼があり、多分それをすると効果があると思いますので、巨鍼はせずに、その鍼をしてみましょうか。もし、痛みが出るようでしたら、いつでも来てください。巨鍼は無料でしますので……」と、巻き肩の鍼をすることにしました。

巻き肩の鍼は、鍼だけでなく、手技療法も入れますので、巻き肩の鍼をした方は、一応に「気持ちいい!」と言います。
この方も、鍼が済んでから、

「どうですか?」とお聞きしたら、

「気持ちいいです。胸が広がったようです」と言っていて、

「腕を回してみてください」と言うと、起き上がって、腕を回しながら、

「あ、ああ」と気持ち良さそうな声を出していました。(^o^)

「橈骨神経浅部損傷」というのは、両手に痛みが出るので、「橈骨神経麻痺」の治療法では治らないし、なんと言っても「原因がわからない」症状なので、医師も苦しんだと思います。
と言うのは、「橈骨神経浅部損傷」で検索してもヒットしないからです。
つまり、非常に「特異的な症状」と思われます。

「一か月薬を飲まなくても離脱症状もないみたいです」と言ってた彼女の顔は、多分ずっと記憶に残ると思います。

※ ある方法というのをここに書きますと、それを試して効果がなかったら、「新城は嘘つきだ!」と言われる可能性があるので、ここには書きませんが、臨床実践塾ではお話します。
※ 一つの治療法が万人に効くということはなく、治療の流れに加えた「一つの治療法」だからです。
2019/12/20

腰痛の隠れた原因「せんかん鍼」 (12/22の臨床実践塾)

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足先を少し広げ、片方ずつ内側に倒してみる



隠れた痛みの原因を取ることは大切です。
こんな方が来られました。


「腰が痛かったんですが、今は治っています」という方です。
普通なら、
「治っている」と言われると、
「そうか」で済ますかもしれません。

しかし、原因はまだ隠れていると思われたので、
「多分、まだ痛みはありますよ。ちょっと確認しましょうか」と、仰臥になってもらい、上の写真のように、片足ずつ内側に倒してみました。

右足を内側に倒すと、ちょっと抵抗がありました。
そこで、「せんかん鍼」をすることにした。

「はい。そのまま横向けに寝てください」

「こうですか?」

「はい。それでいいですよ。ちょっと鍼をしますね」とせんかん鍼をしました。

サッと刺して、サッと抜く鍼ですので、患者さんにすれば、
「何かした感じはするが、何をしたんだろう」と思う方も多いようです。
せんかん鍼の後に、確認のため、先ほどと同じ格好をしてもらい、

「はい。それでは、先ほどのように上向きに寝て、膝を立ててください」
と先ほどと同じポーズをとってもらい、片足ずつ内側に倒しました。
先ほどは、右足を内側に倒したら抵抗があったのですが、もう抵抗はありません。

「どうですか。動き安くなったでしょう?」と聞くと、

「何が?」という顔をしていました。

多分瞬間的な治療なので、まさかこれで矯正されているとは思わなかったのでしょう。

「いやいや、さっきは右足を内側に倒すと抵抗があったのが、今は抵抗がなくなっていますよね」としつこく聞きました。(^o^)
すると、

「あ、そうですね。軽く動きますね」と言います。

これで隠れていた歪みは取れたので、治療は終了です。
これは一見するとなんでもないようなことですが、私はこの方法(隠れた歪みまで取る方法)は、とても大切だと考えています。

正月に痛みが出てきたら困りますもんね!!!
2019/12/19

巻き肩調整のための鍼灸治療 (12月22日の臨床実践塾準備)

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巻き肩で猫背ぎみです(ちゃんと許可はもらってあります) 



この方は、
「出かけるときにシンドイ」とおっしゃっていました。
仰臥に寝てもらうと、写真のように「顎が突き出て」シンドそうです。

巻き肩への鍼は、いくつかの刺鍼部位があり、誰にでも同じ取穴をするのではありません。
巻き肩の原因と思われる部位を見定めて、そこに鍼をしないと効果がないからです。
そして、鍼だけではその場で変化を出すことはできませんので、手技で軽く肩を広げます。

肩を広げるときに、「グジッ!」と音が出る方もいます。
緊張した腱が伸びた音で、多くが「気持ちいい」と言います。

気持ちいいはずです。
肩をすぼめてパソコンやスマホをしていると、肩から首まで凝ってきます。
その肩が広がると気持ちいいからです。

場合によっては、頚椎の矯正までしますが、頚椎を調整すると、これまた肩が楽になるので、「気持ちいい」と言います。
巻き肩を調整した後の患者さんは、必ず、

① 胸を張り、

② 首を後ろに倒し、

③ 頭を左右に動かします。

動かすと、気持ちいいからだと思います。

それでどうなるかと言いますと、巻き肩で圧迫されていた胸が解放され、肺や心臓への負担がなくなるので、「シンドさ」がなくなるわけです。
だから「大きく深呼吸」をしたくなるわけです。

ですから、巻き肩だけの治療だけではなく、肺経や心経、心包経なども整えておく必要があります。
治療効果を長持ちさせるためです。
2019/12/18

神経ブロック注射よりも効く「せんかん鍼」(^o^) (12月22日の臨床実践塾準備)

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写真① 神経ブロック注射の痕 




写真② 母指球の痛いところ 



先日、
「腰が痛くて病院に行ったのですが、痛みが取れません」(写真①参照)と訴える方が来られました。
そして、
「手のここも痛いです」(写真②参照)と母指球を指で示してくれたので、

「写真撮ってもいいですか。ブログに使いたいので」と撮影の許可をもらい、私の指で痛みのあるところを指で示しながら撮影しました。

ルンルン♪ ♪ ♪

「はい。横向けに寝てください。鍼を1本しますが、すぐに抜きますので」と、「せんかん鍼」をした。
時間は1分以内です。

「はい。起きて腰の様子を見てください」と言うと、起き上がってベッドに座り、前後左右に腰を曲げていましたが、やがて、私を見て、

「痛くないです」と言いました。

さて、今度は母指球の痛みになるのですが、この症状の原因は、腰痛と一緒なので、私は内心で「治っているはず」と考えていましたが、何も言わずに、彼が母指球の痛みを確認するのを見ていました。

そして、笑うようにしながら、
「痛くないですね」と言います。

実は腰痛も母指球も「肝虚」が原因だったのです。
つまり、
木(肝・胆)と金(肺・大腸)は対応経絡で、片方が良くなると、もう片方も良くなるのです。

それにしても、「せんかん鍼」は凄いと思います。
この方のような症状なら、巨鍼を使えばすぐに治ることはわかっていたのですが、この方は巨鍼を怖がるので、毫鍼で治療したわけです。

ということは、「せんかん鍼」は巨鍼療法のような効果もあると言うことが出来ます。
もちろん、全てが巨鍼療法のような効果があるとは言いませんが、少なくても、いくつかの症状には巨鍼療法のような効果を発揮することが出来るはずです。
2019/12/17

目の疲れ(眼精疲労)と「せんかん鍼」と「巻き肩鍼」 (12月22日の臨床実践塾準備)

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写真① 蝶形骨を目指して刺鍼したところ 




写真② 蝶形骨と目や耳の位置の関係 



このところネットでも多くのセミナーを受けているし、ホームページの制作もしているので、パソコンやスマホをよく使う。
しかも、体を動かすのが少ないので、血液循環も良くない。
そのために目が疲れて、疲れて‥‥。

で、昨日は何とか目の疲れを取ろうと、自分で自分に鍼をしました。(写真①)
この刺鍼法も当院独自になるのですが、「蝶形骨」を狙って刺鍼します。(写真②)
理由は、蝶形骨の上に視神経が通っていて、視力にも影響があるとされ、「視力の左右差は蝶形骨の問題」と考えている方もいるからです。

これはスカルセラピー(頭蓋骨調整のテクニック)を組み立てる前から考えていたことで、長年この方法を使っています。
ただし、この鍼をする場合は、「蝶形骨」に、咀嚼筋の一部で、口を開ける「外側翼突筋」と、閉じる「内側翼突筋」がつながっているので、鍼の最中に口を開け閉めすると、痛いです。

また、蝶形骨の中央辺りには、ホルモン分泌を促す「脳下垂体」が収まっているので、ホルモン調整をするときにも、(眼精疲労の刺鍼法とは違いますが)蝶形骨を動かす鍼をします。
例えば、「更年期障害」でホットフラッシュのある方の治療などに使うのです。

目の疲れは、パソコンやスマホで肩凝りからくる場合もありますが、東欧医学的には「肝の疲労」という考え方もありますので、(笑い話ではありませんが)食べ過ぎや飲み過ぎでも目の疲れがでてきます。
食べ過ぎは、緩やかな時間経過なのでわかり難いのですが、飲み過ぎた翌日に「目の疲れ」を感じた人は多いと思います。 (^_^;)

おっと、話が逸れてしまいました。 m(__)m
鍼灸で眼精疲労を治めるには、一般的には「太陽」というツボを使ったり、目の周囲にあるツボを使ったり、或いは肝経の「太衝」(足の甲にある)を使ったりすると思いますが、私はこの蝶形骨を狙った刺鍼法を使うことが多いです。

昨晩、この鍼をしたのですが、即座には目の疲れは取れず、
「あれっ? 当院の患者さんに鍼をしたら、その場で楽なったと言うのに、何で?」
と考えていましたが、気が付いたら、夜中の1時半までパソコンをしていました。

そして、今朝も6時ごろ起きたのですが、目の疲れは感じていませんでした。
と言うより、意識しなかったので、目の疲れが取れていたと思います。
その後、蛍光灯がチカチカと切れる寸前になっていたので、それを弄ってから、パソコンに向かったのですが、その時、目の疲れが取れていることに気付いたのです。

ですから、きょうのブログの予定は、別の記事を書くつもりでしたが、「目の疲れのほうがリアルでいい」と思い、眼精疲労について書くことにしたのです。

それでは、目の疲れと、今度の実践塾でやる「せんかん鍼」や「巻き肩の鍼」とどんな関係があるんだ、と思う方の為に、簡単に説明しておきます。
先ほども書きましたが、肩こりや首の凝りでも目の疲れは出てきますので、それらを解除することが出来れば、目の疲れも解除できるはずです。

「せんかん鍼」や「巻き肩の鍼」は、肩こりや首の凝りも取ることが出来ますので、目の疲れも取ることが出来ると考えているわけです。
つまり、肩こり、首の凝り、腰痛、膝痛、下腿の異変等と同時に、目の疲れを取ることが出来るという理屈です。