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2019/09/30

週末開業のための実技講習 Part4 (11月3日の臨床実践塾)

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脛骨近位端の脛骨粗面を強打して内出血の痕も見える 



治療院の開業も「競争の世界」です。
ですから、「鍼灸を卒業したから大丈夫」なんてものは、ありません。
治療技術に関する基本的なことから、コンプライアンス、トラブル解消法など、学ぶのがたくさんあります。
そして、その殆どが学校では教えてないことが多いのです。

たとえば、上の写真は、公民館で身体測定があり、そこで転倒して頭を打ち、救急車で運ばれた方の写真です。
幸い、頭からの出血はあったらしいのですが、頭や背骨は、レントゲンでもCT画像でも問題なかったそうです。

しかし、
「モノを噛むと(顎を動かすと)、左顎が痛い」と言いながら、顎を左右に動かしていました。

「他にはないですか?」と聞くと、

「大したことはないのですが、左手首を打撲したようで、左膝も強く打ったみたいで、軽く押さえても痛いんですわー」と言います。
(上の写真で見ても、内出血と腫れがわかります)

さて、このような場合に、
① どのように診断するのか。

② どのように治療するのか。

などがわからないと前に進めません。

このような場合、私は脊椎を中心にした全骨格を診るようにしています。
方法は、「動診」という方法で、前後左右への屈曲や捻転をしてもらって、動きの悪い方を見つけます。
つまり、動きが悪いということは、歪みが潜伏しているわけです。

潜伏した歪みを取っておかないと、ジワジワ―っと歪みが強くなり、そのうち痛みや引き攣れに変わってきます。
これは、七星鍼法での基本実技になりますが、この基本実技を知っているだけで、患者さんに対する対応が違ってきます。

ですから、週末開業を考える人は、是非とも勉強してほしい方法です。
そして、それを覚えていると、あまたある診断法や治療法が、何をしているかがわかります。
たとえば、下の写真で、写真①と写真②では評価をしている部位が違います。

 
写真①             写真②



写真①では、仙腸関節の動きまでチェックできますが、写真②では腰椎だけのチャックになります。
その原理がわかっていれば、仰臥になって動いてもらっても、伏臥になってもらって動いてもらっても、同じ評価ができるわけです。

ちなみに、上の写真の方は、手首や膝や顎関節がおかしくなっていましたが、検査(評価)する方法は一緒です。
顎関節は、頚椎とも関係が深いので、ちょっとだけ頚椎も調整したのですが、七星鍼法での「骨格矯正鍼」と七星論での「頭皮鍼」で治療は済みました。

で、脛骨近位端の脛骨粗面で炎症をおこしているようでしたので、写真のように刺鍼をして炎症を治めました。
※ 鍼は消炎作用があるので、打撲等の場合は刺鍼するだけで炎症は治まってきます。

膝の抜鍼をしてから、
「痛みを確認してくれませんか」と言うと、膝を押えて、ニヤッと笑い、

「治まっていますわー。おかしいわー」と言っておりました。

もちろん顎関節も手関節も、完全ではありませんでしたが、全て治まりました。
2019/09/29

週末開業をする人が病気であるなら、チャンスになります Part3 (11月3日の臨床実践塾)

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円で囲んだところが荒れています 



開業前から開業後まで苦労するのは「集客」です。
ですから経営者は、常にマーケティングを考えておかなければならない。
その基本が、

① 顧客は何を求めているのか

② それに応えるにはどうすればいいのか

そこがスタートになります。
決して「高価な機材」や「高度なテクニック」ではないのです。
「何を提供すればお客さんが集まるか」なのです。
つまり、お客さんは何に困っているかを考えることなのです。

マーケティングでビジョンは必要ですが、テクニカル的なことは、ある程度成就してからでいいのです。
お客さんもいないのに「経営分岐点」なんて考えるのは時間の無駄です。
たとえば、八百屋さんを始めるのには、どうすればいいのかを考えるのです。
「新鮮でいい野菜を安く販売する」と考えるのが基本ではないでしょうか。

治療院もそれと一緒です。
「いい技術をお客さんの負担にならない程度の治療費で提供する」ということではないでしょうか。
それとも、「高い治療費をもらって稼ぐ」と考えるのでしょうか。

ノー、ノー!

美容整形外科で有名な「高須クリニック」の高須克弥医師は、何をしたでしょうか。
自分が美容整形のモデルになりましたね。

仮に、病院通いばかりしている治療師がいたとして、そこの治療院に行きたいですか。
もちろん遺伝的な病気や治らない病気もありますが、一般的な病気は自分で治すぐらいの知識と技術が必要であり、自分で治す責任があるのではないでしょうか。

何故「責任」なんですか?

開業するということは、お客さんから対価を頂くからです。
お金をいただくからです。
逆に言うと、仮に自分が病気で、それを治したら、治療法を実証したことになります。
即ち、それがチャンスになるのです。

病気でなくてもいいのです。
上の写真のように、「かかとが荒れている」という症状を治すだけでもいいのです。
ほとんどの美容鍼灸で、顔に鍼を刺すのを広告に使っていますが、あれではお客さんがどこへ行っていいのかわからなくなってしまいます。

しかし、近所に

① 「お顔の美容はかかとから・・・かかとセラピー3千円」

② 「私のかかとが荒れて困っていました」

という看板があったら、行きたくなるのではないでしょうか。
それをフロントエンド(最初の工程)というのですが、ここが大切なのです。

つまり、こういうことです。
A) もし自分に病気があれば、それを治すにはどうしたらいいのかを学ぶ。
B) そして治す。
C) こうすれば治るということを告知する。

鍼灸で治しやすい病気や症状はたくさんありますが、鍼灸を使わなくても治せる病気や症状もたくさんあるのです。
2019/09/28

週末開業の手始めは基本を中心にするのがいい Part2 (11月3日の臨床実践塾)

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写真① 「ここら辺が痛い」 




写真② 大腿四頭筋 



「太ももの前が痛い」と言う方が来られました。

「太ももの前って、どこら辺ですか」と聞くと、

「ここら辺です」と、写真①のように手で触って見せてくれた。

「ブログに使いたいので、写真を撮ってもいいですか」と聞くと、ニコニコしながら、

「いいですけど、どうしたらいいですか」と聞くので、痛い部分を触ってもらい、写真を撮りました。
それが上の写真です。

その部を解剖で考えると、「大腿四頭筋」になります。
大腿四頭筋は、「頭が四つ」ということで、大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋の総称です。

その方が手で示してくれたのは、写真②にあるように、大腿直筋のようです。
大腿直筋は下前腸骨棘に付着し、下って膝蓋骨に付着して膝蓋靭帯を経て、腱骨粗面に付着します。

大腿四頭筋の主な働きは、膝関節を伸展させることと、股関節の屈曲を担っています。

ここで、
「何が原因か」を考えるわけです。
「何故、大腿部に痛みが出ているのか」を考えるわけです。
で、その原因を探るときに七星鍼法の「基本実技」が役立つわけです。

所謂、骨格の歪みや臓腑の虚弱を調べるわけですが、そうすることが、患者さんの得心になってきます。
「週末開業」で重要なポイントになるのは、「患者さんの得心」です。
それは、患者さんへの優しさでもあると思うのです。
そういうのを積み重ねていくのが、安定成長になると思うのです。

つまり、
① 体の構造の説明をする

② 症状と関係のある解剖を説明する

③ 症状が出た原因の説明をする

④ 原因を取り除く

⑤ 症状が治まる

という流れになりますが、「週末開業」でなくても、これをやった方がいいと考えています。

で、その患者さんも、原因と思われる筋骨系や臓腑を整えてから、

「どうですかね、痛みは取れましたかね」と聞くと、薄笑いしながら、

「はい。取れたようです」と言うので、

「とりあえず、今は治ったということでブログに書いておきますね」と話しておいた。

なぜ「とりあえず」なのかと言うと、大腿直筋の付着部は「骨盤」です。
骨盤は、腰椎、仙腸関節、股関節、膝関節、足関節などの歪みでも出てくるし、肝、腎、大腸、生殖器などの異変でも歪みが出てくるからです。

ですから、「とりあえず、関係すると思われる部位」は整えておいたのですが、その方のライフスタイルに原因がある場合は、再発する可能性があるからです。
2019/09/26

週末開業でも……。 週3日の営業でも、、、。 Part1 (11月3日の臨床実践塾)

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大坂ミナミの街 



何人かの鍼灸師から、
「先生のところのように仕事がしたい」と言われたことがあります。
それは何かと言うと、
「週に3日ほど治療して、後は好きなことがしたい」というわけです。

ごもっともな話ですが、最初から週3日というのは難しいと思うので、最初は「週末営業」にしたらどうかと答えるようにしています。
特に、鍼灸学生などの場合は、私がやってきたようにすれば、週末営業でも、一般サラリーマンぐらいは稼げると考えているのです。


最近は治療関係にも「経済至上主義」が流れ込んできて、セールスレターなども激しい宣伝文句が書き並べられています。
しかし、実際にはどうなんでしょうか。

全くの素人が、すぐに何十万円、何百万円という売上が上げれるのでしょうか。
仮に売上が上がったとしても、その裏で「犠牲になっているモノ」があるのではないでしょうか。

ヒトは経済を優先すると「人間性」が失われやすくなります。

「稼げないヤツはバカだ」

「これだけ稼いでいるのでオレは偉い」

「これだけ稼いでいるのだから何を言ってもいい」

みたいに言いながら沈んでいった治療師が何人かいます。
現状からすると多分、もっと沈む人がたくさん出てくると思います。

それは、治療の勉強方法にも問題があると思います。
たとえば、

① 簡単に学べて、利益の上がりやすいのを学ぶ。

② 学ぶのに時間のかかるのを避けて学ぶ量を減らす

③ 単純作業的に、考えなくても学べるのを選んで学ぶ

④ 楽しくなくても「仕事」と割り切って学ぶ

というように考えている人たちです。
あ~あ、つまらないですね! (^o^)

でもね、でもね。
経済を追いかけないで営業する方法はあるのです。

バーンと稼いで、ドボーンと落ちない経営方法はあるのです。
2019/09/25

左の腰から横腹が痛だるい(左腎の虚)

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写真① 青く塗った辺りが痛だるい 




写真② 左腎と尿管の位置 



現代医学での腎臓の働きは、一般的には以下の通りです。
① 尿生成を通じて、体液(細胞外液)の恒常性を維持すること
② 尿素などのタンパク質代謝物を排出すること
③ 内分泌と代謝調整(ビタミンD活性化、エリスロポエチン産生、レニン産生)

一方東洋医学で「腎」と言えば、泌尿器系・生殖器系を意味しているだけでなく、「先天」とも云われ、両親から受け継いだ生命力も意味します。
即ち、成長、発育、生殖に影響を与える生命エネルギーを「腎気」と呼んでいるわけです。

「腎気」は加齢によって減少すると考えられていて、腰痛や骨粗鬆症、脱毛や白髪、難聴や耳鳴り、皮膚の乾燥・痒み、排尿障害や尿失禁、下肢の冷えやだるさなどは、腎気が虚した状態、いわゆる「腎虚」の症状と考えられています。

抽象的な話をしても、このブログは一般向けなので、理解に苦しむかも知れませんので、もう少し具体的な話で解説していきます。

この患者さんが訴えるには、写真①に示したように、左の腰(腎臓裏)から、横腹にかけて痛だるいと言います。
それを解剖学で考えますと、写真②に示すように、左の腎臓・左の尿管からの症状と考えることが出来ます。

時々、下降結腸からの痛みで「横腹の痛み」を訴える方もいますが、その場合は、脊椎診をしたり、腹部から押えてみたりすればわかります。
そして、一般的な「痛み」ではなく、「だるくて痛い」と言っていますので、そこに「虚」(力がなくなった状態)が起こっているわけです。

現代医学的に言うと、「機能低下」になりますが、問題は何故機能低下になったかです。
これは筋骨系でも経絡系でも理解できないと思います。
理由は、筋骨系では主に「筋腱の過緊張」を診るし、経絡系では右腎とか左腎の区別がなく、「左右の腎の虚弱」を診るからです。

それでは、何が原因なのかを考えるのですが、ポイントは、「腎臓の働きが落ちる原因」を考えます。
臓腑の働きが落ちるときには、その臓腑が硬くなっているか、軟らかくなっているかで想像します。

「虚の状態」(力が抜けた状態)というのは、多くが「腫れた状態:浮腫んだ状態」です。
では、何故腫れたのか、ということになりますが、応えは簡単で、
「腫れるモノ」を食べ過ぎたからです。

それを探ることが出来れば、割と簡単に治すことが出来ます。
この方の原因も簡単に探すことができたので、それを指導しておきました。
と言っても、治療に来ているわけですので、その場で症状を治めてあげる必要があります。

このような場合、巨鍼の使える(患者さんが怖がらない場合)なら、巨鍼を使うのが早いので、私は巨鍼で治療しました。
伏臥になってもらい、左脾兪から左大腸兪辺りまで巨鍼を通して5分ほど置鍼しておきます。
この症状に対しての治療はそれだけです。

巨鍼が済んでから、

「どう? 楽になったと思いますけど……」と言うと、正座をして、後ろを振り返り、私の顔を見ながら、

「はい」と、だるそうに答えていました。(笑)
2019/09/24

治療院の掃除(東京と大阪の社長の違い)と、治療に対する考え方

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カーテンを全て取り外して洗濯します 




壁や床もきれいに拭いて掃除してくれました 



きのうは治療院の大掃除をした。
年に何回か大掃除をするのですが、今年は既に3回やっている。
私は掃除が下手なので、馴染みの業者さんにお願いしています。
その業者とは十数年来の付き合いで、掃除以外にも荷物を動かしたりするときに手伝ってもらうので、治療院の道具の配置なら、私よりも詳しいと思います。(^_^;)

掃除の好きな人というのは、だいたいがきっちりした性格のようです。
また、東京の社長と大阪の社長では、掃除に対する考え方が違うようです。
何年も前の話ですが、テレビで「東京と大阪の社長」の違いが放映されていました。

どこが違うかというと、大阪の社長は社員の誰よりも先に出社して、会社や会社の前のドーロなどを掃除するそうですが、東京の社長は、遅く出社して、掃除などしないと話していました。

中国のチチハルに行ったとき、「労働病院」という大きな病院で研修を受けたのですが、そこの院長が、何かメモを書いて失敗したメモ書きを、手でクルクルと丸めて、そのまま、その場の床に捨てたのです。
驚いた私は、通訳の方に、

「あ、あ、院長があんなことをしてもいいんですか?」と聞いたら、

「中国では、同じ釜からメシを食べます。院長は掃除をする人の仕事を作ってくれたのです」と言うのです。

それにはさらに驚いたのですが、何度も中国へ行って、やっとその意味がわかってきました。
つまり、院長という偉い立場にある人は、「掃除」という件に関して考える必要がないどころか、「考えずにやったほうが、他の人のためになる」というわけです。
※ 私にはどうも社会主義の考え方が理解できません

さて、大阪の社長は、何故社員より先に出社して掃除をするのでしょうか。

それは多分、自分の会社を愛しているからではないでしょうか。

社員の誰よりも会社を愛しているからではないでしょうか。

それでは東京の社長は会社を愛してないのか、というと、そうではないと思います。
「アウトソーシング」と言う言葉があります。
これは社内やっていたことを、外部の業者に委託することを言うのですが、東京では、その「外部発注」のシステムが上手く活用されているわけです。

MBAの勉強で、「アウトソーシング」も勉強しましたが、私が職人の生まれなので、どうも馴染まないのです。
というより、「何でも自分でやるのが好き」なんです。(笑)

では、何故、掃除を業者さんに依頼するのかということですが、それにはいくつかの理由があります。

① 道具が違う

② 段取りが違う

③ 終了後の見た目が違う

辺りが、理由になっているかと思います。
つまり、簡単なように見える仕事こそ「専門性が違う」と考えるのです。
仮に、自分で掃除をしたら、

「来院する患者さんがどう思うだろうか」とか、

「上手く掃除できてないところがあるのではなかろうか」

などと考えると思います。

そしてそれは治療にも出てくると考えています。
2019/09/22

8才の少女・・・身体が硬くて動きがぎこちない (痩身法を考える)

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8才の少女への鍼 



当院の患者さんから、お孫さんのことで相談を受けました。
話によると、
「体が硬くて動きがぎこちない」と言うのです。
何が原因なのかを診なければならないので、来院してもらうことにしました。

それでお母さんに連れられてやって来ました。
少しだけ動きを調べてみたら確かに体が硬い。
診察をする前から原因はわかっていたのですが、一応鍼灸診察をしました。
脈診や脊椎診をしてわかったことは、若干肝虚があり、右背部で経筋腱収縮牽引が起っていることでした。

これは何を意味するかと言うと、肝臓に異変が起り、肝臓に近い筋肉や腱が引き攣るように収縮して、右背部に牽引現象を起こしているということなのです。
このような場合は、肝を整えることが優先になります。

しかし、鍼灸で肝を整えても、それはその場だけになってしまうので、養生法としての食事が大きなポイントになってきます。
ですから、私はお母さんに、

「この子はお米をあまり食べてないようなので、お米を食べさせないといけないですね」と言うと、

「そう、そうなんです。この子はお米を残すんです。おかずだけ食べるんです」と言う。

それで、お米を多く食べさすために、チャーハンとかカレーライスとか、丼物のようなメニューで、お米を食べてもらうようにお願いしました。
(これがこの子の最大の治療のポイントになります)

しかし、せっかく来て頂いたので、体を少しでもしなやかにしてあげないといけない。
そこで、「筋肉や腱の捻れや捩れを整えて、少しだけ関節を動かしておきますね」と言うと、お母さんが、

「鍼をしても大丈夫です。この子は注射が好きなんです」と言う。

「注射が好きなんです」にはビックリしたのですが、とりあえずその場で体を軟らかくするには鍼灸が早いので、本人に、
「ちょっと鍼をしてみる?」と聞いたら、にこにこしながら、指を3本立て、
「3本」と言います。

「この子はほんとに注射が好きなんだ!」と思い、プッと笑ってしまいましたが、傍からお母さんが、

「この子はほんとに大丈夫です。鍼をしてください」なんて言うので、

「OK、では鍼を1本してみて、大丈夫そうだったら数を増やしますね」と言い、テストで鍼をしたら、ぜ~んぜん問題がないように思われました。
なので、写真のように1番鍼で鍼をしてのですが、痛いとも言わないし、顔をしかめることもなく、ずっとニコニコしているのです。\(◎o◎)/!

鍼をすると体が柔らかくなり、楽になるからです。

ここまで読んで気付いた方もいるかも知れませんが、この子は「複合炭水化物」を摂るのが少ない。
ということは、「炭水化物を摂らないダイエット」は、この子と同じような症状が起こるということです。
つまり、体が硬くなって「しなやかな動き」が出来なくなるのです。

その結果、筋肉や腱に障害が起こりやすくなり、ちょっとしたことでケガをします。
所謂、お米を始めとした穀物(複合炭水化物)を摂らないと、体(血管)が硬くなりやすいのです。

「ノーカーボンダイエット」(炭水化物を摂らない痩身法)というのがあります。
炭水化物を摂らないと、確かに痩せてきます。
しかし、そのダイエットを止めたとたんに元に戻ります。
即ち、根本的には解決されてないと考える方がいいわけです。
2019/09/21

ビヨーキもカードも、「私は大丈夫」が一番危ないそうです

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やっと解決です(復刻版) 



JCBカードで買い物をしたのが原因だったようで、カードが他所で使われたようです。
そのため、JCBさんが、「一時使用停止」にしてくれました。
Facebookにも書いたのですが、最近は「カード詐欺」が極端に増えているようです。

それで、私のカードも、その危険性があるということでJCBさんが「一時使用停止」にしてくれたわけです。

しかし、それからが問題でした。

私が使っている「gooブログ」の自動決済にも、そのカードを使っていたものですから、当然「自動決済」ができなくなり、gooブログが「無料版」になったわけです。
無料版になると、広告が出てくるようになります。

参りました。

それからJCBさんやgooブログさんとやり取りをしたのですが、
本人確認の為に「身分証明」のできる書類を郵送で提出してください、なんて言われ、郵送で免許証のコピーを送ったりしました。

そして、一番煩わしかったのは、JCBで決済した明細の確認です。
電話で、

「〇月〇日の○○円は間違いありませんか?」

「〇月〇日の○○円は間違いありませんか?」

「マレーシアドルで支払われたのは覚えていますか?」

「マレーシア? 行ったことないし、記憶にないのですが……」

「はい。承知致しました」

※ 日本の大手のネットショップで買い物をしたのですが、メーカーが外国になっていて、カード決済も外国になっていたようです。
※ ここが大きな問題だったと思われます。

といちいち明細の確認をするわけです。
その中には、何の決済なのかわからない少額決済もありましたが、めんどくさいので、
「はい。OKです」
「はい。多分大丈夫です」

なんて、承認していき、ようやく解決です。
文章にすると、2~3分のように思うかも知れませんが、わからないのもあったので、確認をするために、何日もかかったのです。

JCBとの、そのような会話の中で、
「JCBさんも、このような対応をするのは大変ですねー」と言うと、
「今、すごく多いんです」と言っていました。

そして、JCBカードは「限度額設定」が低かったので、多くの契約に使っていました。
つまり、「JCBで自動決済」にしてあったのです。
そのため、それら全てのカード契約を変更する必要が生じてしまい、その手続きをしたのですが、結構手間がかかります。

でも、変更しておかないと、先方に迷惑が掛かるので、できるだけ急いで処理しました。
そしてやっと、片付けました。
思わぬ雑事でした。
2019/09/16

治療テクニックの前に学んでほしいこと

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拙著『病気治し入門』(復刻版) 



ありがとうございます。
ぼちぼち売れています。
(ほんとは、そんなに売れるとは思ってなかったです)

今、治療業界では、テクニック講習が盛んに行われています。
こんなにも講習があったら、迷うと思います。
そして、受講して「良かったー」ということもあると思いますが、「なんだあれは!」と思うこともあるのではないでしょうか。

そこで講習を選ぶための指標について考えて見ました。
目の前に困った患者さんがいると、その治療法を勉強したくなると思いますが、自分の将来を考えた場合には、また別の角度から講習を選ぶことになると思います。

たとえば、両親や兄弟のこと、
ジイサンやバアサンのこと、
そして、自分もいずれそうなること。
おっと、このことは50歳ぐらいになって直面しないとわからないかな。

先日、出版した『病気治し入門』に次ぎのようなことが書かれていました。
(30年前に書いた本です)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
暗いあとがき
『病気治し入門』と題して、食養編を最初に切りだしたのは、我々の健康を守ったり、病気を完治させる上において、食生活は何を差し置いても無視できないし、私の経験からすると、現在、病院通いや治療所通い、あるいは入院をしている慢性病の半数以上は、食生活の改善で、確実に、健康を回復させることができると思うからである。

私の手元には、すでに診断や治療の原稿は出来上がっているのですが、あまりに現在の食生活や社会の矛盾に不安を感じるので、日頃から自分の健康は自分で守るように工夫して欲しかったから食養編を先に刊行することにした。

何故なら、現在の雑誌や新聞、あるいはテレビなどに出てくる医学者は、殆どが、いかにもタバコや塩が悪者のように言うだけで、決してジュースやコーラ、あるいは砂糖入りの清涼飲料水やお菓子、ケーキの部類の害は言わない。また、知ってか知らずかわかりませんが、自然塩と電解塩の違いも言わない。放射能汚染のことも、水質汚染のことも、農薬汚染のことも、病院や薬局で出す薬の副作用のことも、言わない、いや、イエナイ!

だから、片方で病気作りを平気でさせて、片方で治療という仕事をする。いかにも矛盾したような医学が横行しているように見える。
だが、我々一般人は、そんなことまで疑って調べる暇はないから、テレビや新聞をあまり疑わないで「政府や医者が、国民に悪い物を与えるはずはない」と思う。

ある所で整体講習をしていたら、ある病院の理学部長を勤めるという先生が、有意義な質問をしてくれた。

「ところで先生、体の硬い人を軟らかくする方法もあるのですか?」・・・と。

とっさに私は「あなたの勤める病院の食事から、砂糖をなくして、おかずを半分にすれば体が軟らかくなるどころか、病気までも治ってしまいますよ」と答えてしまった。

後で聞いた話では、その理学部長さんの身内が入院していたらしく、それを試してみたら、その結果は、その通りになり、かなりその理学部長さんの力が足りなかったのか「患者さんが減っては病院の経営が成り立たない」とオーナーが考えたのかわかりませんが、病院の食事改善は失敗に終わったようであった。

また、産婦人科に勤める看護婦さんの中には、結婚を遠退ける人が多いと云う。その理由を聞いてみると「奇形児を産む心配があるから・・・」と答えるらしい。

ある大学病院の分娩室の工事にあたった職人さんから聞いた話だが、そこには、奇形児が生まれると、ダストのようなフタを開けて、そこに奇形児を投げ入れ、ジャーーーンという機械音と共に生まれたばかりの奇形児はミンチ状に処理される機械を設置したらしい。

新聞やテレビで「奇形ザルが増えている。それは、人間とサルが接するようになり、人間が与えたお菓子などが原因である」と報道されているのに、あれはサルの問題だと思っている人間が多いのには参ってしまう。

和歌山の、あるサル山では、入場する時に、子供達が持っているお菓子をいったんあずかっておき、退場する時に、また、そのお菓子を返してくれる。

これでサルの奇形児を防ぐという策らしいが、サルに与えないお菓子を平気で子供に与える親の頭を疑いたくなる話である。

それでいて砂糖を食べていない「ラットやマウス(うさぎやねずみ)の動物実験ではこうだった」と言われると、すぐにも納得してしまう。

~中略~

お隣の中国で、上海医科大学の陳芝儀教授から「肝臓癌が増えてきた」と聞いた時には「やっぱり」と思った。
砂糖入りの清涼飲料水やお菓子が増えているからだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2019/09/14

不思議な症状:「鼻をかむと右太ももの前から横、股関節辺りまで痛くなる」

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念のために「筋腱鍼」で筋肉を調整しておきました 



タイトルのようなことを訴えて来た方がいました。
話によると、病院へ行ったらコラーゲンを患部に注射されたそうですが、何の変化もなかったそうです。

私は診断にあまり迷うことはないのですが、この方の診断には迷いましたので、後日のために書き留めておきます。

この症状を聞いて、最初は、
「股関節の歪みだろう」程度に考えていたのですが、股関節、仙腸関節、腰椎、膝関節と、歪みを調べても、歪みが検出されない。
脈診では、腎経が弱かったので、歪みが検出されると考えていたのですが、検出されません。

「となると、上行結腸辺りに問題があるのかな?」と考え、上行結腸辺りを探ってみたのですが、「これだ!」というのが探せない。
とりあえず、全経絡を整えて、それから浮上して来る異変を探す事にしました。

しかし、それでも異変は出てきません。
「となると、神経系で考えたほうがいい」と思い、頸椎1~2番を探ったら、ようやく「これかな」と思われるところがありましたので、そこを調整しました。

そして、
「ちょっと悪いけど、鼻をかんでみてくれませんか」と言うと、

「置きあがってもいいですか」と聞くので、

「え、え~え、え、症状が出るのを確かめたいので、症状が出るようなことをしてみてください」と言うと、ベッドから降りて、ティッシュで鼻をかむ動作をしていました。

「あ、痛みません。大丈夫です」と言います。

それで終わっても良かったのですが、帰宅してから痛みが出ても困ると思い、「ダメ押し」で痛みのある部位に筋腱鍼をしました。
筋腱鍼とは、筋肉や腱の一部が過緊張を起して引き攣れている部位を探し、そこに鍼をする方法で、普通は1本か2本なのですが、この方の場合は、コラーゲンの注射の影響もあったのか、何個所か筋腱の過緊張がありましたので、5本使いました。

それが上の写真です。
このテクニックは、過緊張にある筋腱を探すのがちょっと難しいです。
普通は、「痛いところに鍼をする」というのはしないのですが、この場合は、多少「シコリ」がありましたので、痛みの出るところに鍼をしたわけです。

それで、治療が済んでから、
「次はどうしましょう」と聞くものですから、

「再発するかも知れないので、あと1回来てもらいますか」と次回の予約を入れてもらいました。