FC2ブログ
2019/09/10

巨鍼療法のDVD制作

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。




盤面印刷のイメージ 




ジャケットのイメージ 



このところ、ちょこちょこと巨鍼を学びたいという人が出てきましたので、巨鍼療法を学びたい人のために、DVDを増版することにしました。
上は盤面印刷のイメージで、下はジャケットのイメージです。
DVDやジャケットを「お化粧させる」と、やっぱりキレイになりますね。(←当たり前?)

巨鍼療法は一朝一夕で身に着けられるものではないので、多くの人が挫折します。
しかし、巨鍼を身に着けた鍼灸師は、難しい病気にも立ち向かうことが出来るようになります。
それは、多分、巨鍼を学ぶ修行時代の苦労があるからだと思います。

「刺せればいい」と考えている人も挫折します。
刺せばいいものではないからです。
痛くないように刺せるまで訓練が必要なので、少し行き詰まると逃げてしまう人も多いです。

そして「できない理由を正当化」しようとします。
見苦しいものです。

苦労なく身に着ける技術というのは、「誰でもできる技術」になるので、身に着けてもブランディングにはならないように思います。
マーケティングではブランディングがものを言います。
そして、オンリーワンはもっとモノを言います。

「みんな並んでゴールイン」は、「ゆとり世代の運動会」をイメージさせてしまいます。
「みんな並んでゴールイン」が嫌な人は、何か考えないといけない……。
独自のテクニックが大切だと考えます。

そうです、武器です。
武器が無ければ戦えない。
脆弱な武器でも戦えない。
誰でも使える武器では武器にならない。

なんて考えています。(^_^;)

経済学をご寄稿頂いている「Kenさん」から、面白いメールが届きました。

=====================
日本は一本釣りです。
個人も町も業界も国も、ヨコ一線です。
これでは面白い人材は育ちません。
ソニーにスカウトされた43歳の
AI技術者は小学3年に既に
AI関連の書物を読破したそうです。
担任の先生がえらいです。
日本ではほとんどの天才が幼少期に
つぶされてしまいます。
=====================

日本の鍼灸師も、どこかで学ぶうちに潰されているのではないかと考えたりします。
人と同じことを学ぶのもいいかも知れませんが、「若さのある人」は、自分の夢に向かって進む事を忘れないでほしいと思います。

今こそ、人が学んでないことを学ぶ時期だと思うのです。
トレンドを追いかけていては疲れるだけです。
自分の夢を追いかけることが大切です。

トレンディーなことは誰かに聞けばすぐわかるからです。
2019/09/09

こんな場合は巨鍼を使うといいです

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




巨鍼療法 



先日来られた鍼灸師の方ですが、以下のようなことを訴えていました。
鍼灸師ですので、わかり易い説明をしてくれましたので、そのまま掲載させて頂きました。

① きょうから風邪っぽい(肺・大腸)

② そのせいで声が出にくいし少し寒い(肺・大腸・腎)

③ 夜間尿が気になり中極にお灸をしたらマシ(腎・膀胱・肝)

④ 左手首が冷たくて抜けるような感じがする(心包・三焦・肝)

⑤ 朝に右膝が少し痛かったが第四生泉水穴にお灸をしたらマシになった
(腰椎・腸骨・仙腸関節・腎・大腸)

⑥ 先ほど左膝内側が痛かった
(腰椎・腸骨・仙腸関節・腎・大腸)

⑦ 運動をすると左の踵に痛みが出る(腎・膀胱)

⑧ 右の股関節に痛みがある(肝・仙腸関節・膀胱)

⑨ 血圧が高い(腎・肝)

⑩ 左足底に豆ができて気になる(腎・心包)

⑪ 左肩を動かすと痛む(心包・肝)

⑫ 左肘の小腸経が昨日、一昨日と痛かった(肺・肝・腎・心:小腸)

括弧内に書き入れた部位名は、「それらの症状と関係があると考えられる臓腑」ということで書いたものです。
もっとも、これは私の、今の、考え方ですので、同じ症状なら全てが同じということではありません。

これだけの症状があると、どのような順序で治療しようかと考えてしまうと思いますが、多くの患者さんは、一つの症状で来ることは少なく、いくつかの症状を訴えて来るのが常です。
ですから、そのためには、症状を一つ一つ消していくか、関連する症状を整理して、まとめて消していくかになると思います。

私は、こんな場合、経絡を整えてから、巨鍼で脊椎を整えることを考えます。
理由は、経絡を整えることで、いくつかの症状は消えます。
症状が消えるということは、
「根本的な原因から派生した症状」と考えてもいいわけです。

ですから、先に派生した症状を消し、それから本筋の治療をするわけです。
しかし、巨鍼を使うと、筋骨系が一挙に解消されやすいので、筋骨系は巨鍼を使うことで、症状を治めやすいのです。

この方も、経絡を整えてから、巨鍼をしました。
特に細かい治療はしませんでしたが、それでほとんどの症状は消えてしまいました。
2019/09/08

右足の第二趾が親指に押されて痛い

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




足の筋肉・肝の経絡・痛む場所 



タイトルのようなことを訴えて来た方がいました。
「親指に押されて第二趾が痛む」というのは、私にすれば不思議な現象のように思いました。
しかし、病院へも行かれているようで、病院でも「原因不明」で、治療法がなかったそうです。

解剖学で考えると、浅腓骨神経の分枝である「内側足背皮神経」が痛んでいることになります。
しかし、何故そこの神経だけ痛むのか理解できませんでした。

そこで、鍼灸診察をしたのですが、少しだけ肝が弱いように思われましたので、六臓診(七星鍼法での診断法)で確認したら、肝と心の異変と診断することが出来ました。
第二趾を七星論で観ると、「火=心・小腸」であり、経絡で観ると「胃経」になります。

足全体を見ると、写真でもわかるように、少しだけ「外反母趾」があります。
外反母趾は、肝の異変で、肝の経絡が「経筋腱収縮牽引」を起こした状態と考えますので、やはり肝の異変があることは間違いないようです。

しかし、第二趾は長指伸筋が作用するので、長指伸筋の作用も考えなくてはなりません。
つまり、第二趾に流れる長指伸筋が過緊張になって、第二趾の神経に作用していることも考えられるわけです。
となると、足趾の関節を調整すれば痛みが取れる可能性があります。

そこで、治療として、足趾の矯正からすると「真の病因」が掴み難くなるので、

① 最初に全経絡を整え

② 肝の治療で巨鍼を使いました(これだけでも良かったのですが)

③ それから足根骨と足趾の関節を調整しました。

そして、

「はい。痛みが取れたかどうかを確認してくれませんか」と言うと、足の親指で第二趾を押して、「あれっ?」という顔をしながら起き上がり、第二趾をいろんな角度から触っていましたが、やがて、

「マジで?」

「痛くないですよ。マジですか?」と言っていました。

60歳になる方が、「マジで?」なんて言うものですから、「若い人が多い職場で仕事をしているのかな」なんて考えたのですが、なんとなくおかしくて笑ってしまいました。
それで、

「これで治ったんですかね?」と聞くものですから、

「いやー、肝臓の問題があるので、再発の心配はあると思いますよ」と答え、それで治療は終了しました。
再発するかどうかは「経過観察」になるのですが、肝臓を整えれば再発はしないと考えています。
2019/09/07

なぞの体調不良と天気、肝臓、肝査穴

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



肝査穴:内踝上縁から上に4横指、京骨粗面の中央に取る

手の皮膚が黒いのはトレーナーのスタッフで「日焼け」です 



以下のようなことを訴える方が来られました。

① 右脇腹や右下腹部に引き攣る感じがあった

② 肝臓の辺りが重苦しい

③ 便は詰まりぎみ

④ 右肩の凝りがひどい

⑤ 昨日、額が締め付けられるような痛みがあった

先日、「あさイチ」で「天気が原因の体調不良」ということをやってたらしい。
それによると、
【雨の日に頭痛や腰痛、めまいなどの体調不良を感じる人は少なくないだろう。実は天気が体調に与える影響が科学的に証明されてきている。愛知医科大学病院の医師・佐藤純さんが率いる研究グループが今年(2019年)1月、マウスを使った実験で、ほ乳類の内耳に気圧の変化を感じ取るセンサーがあることを世界で初めて証明した。】ということだったようです。

つまり、内耳が気圧の変化を感じると体が揺れていると錯覚するが、目の前の景色は揺れていない。目からの情報と耳からの情報が異なるため脳が混乱し、交感神経が興奮。古傷などの痛みを誘発するということらしいのです。

私は、東洋医学で云う「外因」(季節や天気など)をあまり病因とはしないようにしています。
理由は、外因を理由にするということは、「治らない」と言ってるように受け取られるからです。
しかし、このところ、来院する患者さんが訴える症状に、「天気と関係するのかな?」と思われることが何件かありました。

天気の変化で影響を受けやすいのは、心・心包経が多いのですが、上に書いた方の症状は、「主に肝」と診ます。
それは、右脇腹や右下腹部、肝臓部、便秘ぎみ、右肩凝りなどが、肝と関係していると考えられ、額が締め付けられるというのは、眉間(心包と関係する)辺りに異変があるのだろうと考えたからです。
※ 肝⇒筋肉⇒心包⇒額の反射区

そこで一瞬、回旋鍼を使か肝査穴を使うか迷ったのですが、毎度、回旋鍼と足関三穴だけでは芸がないだろうと、肝査穴を使うことにしました。
肝査穴とは、七星論での「肝経の特効穴」と考えています。
取穴は、上の写真のように、内踝上縁から4横指上、脛骨を指で挟んで、その中央に取ります。

ベッドに座ったまま、右の肝査穴に刺鍼して、

「どうですかね。右肩の痛みは軽くなりました?」と聞くと、肩を上げ下げして

「はい。楽になりました」と言うので、続けて、

「額はどうですか? あと、肝臓部の重苦しさは?」と聞くと、

「はい。楽になっています」と答えてくれました。

それから、経絡治療などを行ないました。

「症状が取れているのに、それ以上する必要があるのか」と考える方もいると思います。
しかし、たった1本鍼をして、たった1分程度で、
「はい。これで治療を終ります」となると、どうでしょうか。

私が患者さんだったら、不満たらたらで、満足しないし、二度と来たくないと考えると思います。
何故なら、治療と言っても、「サービス業」と考えているからです。
症状が取れても、再発しないように予防法も加えるべきだと考えているからです。
2019/09/06

転倒して頭を打って、病院で「硬膜下血腫になるかも知れない」と言われた

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。




大胸筋下部 




途中ですが頭蓋縫合刺鍼です 



「マップを持ったまま転倒して、左後頭部をアスタイル(厚さ3㎜ぐらいの硬いタイル)に打ち、右側頭部まで痛みが走った」と言う方が来られました。
病院に行ったら、CTを撮ってくれて、医師は、
「硬膜下血腫になるかも知れない」と言ったそうです。

※ 硬膜下血腫とは、脳と頭蓋骨の間に血液が溜まる病気で、一般的には頭を打ったあと、2週間から3ヶ月の期間に起こるとされています。
つまり、頭蓋骨の内側にある硬膜という「膜」と、脳を包むくも膜の間に血液が溜まるため、硬膜下血腫と言われるわけです。

ただ、頭を打った覚えのない人にもみられ、その原因としてお酒の飲み過ぎ、脳圧の低下、感染、動脈硬化、貧血などがあるようです。
そして、軽い打撲などで発生した硬膜下腔の出血は吸収されずに、1ヶ月ぐらいかけて徐々に被膜に包まれて硬膜下腔に残ることがあるそうです。

この被膜は出血しやすいため、再出血を繰り返して、はじめは薄い血腫が、徐々に増大する特徴があるそうです。
そのため、治療の時期が遅れると、意識障害、知能障害、頭痛、嘔気、片麻痺、失語など様々な症状が出現し、さらに放置すると死亡することもあるとのことです。

その方は、左後頭部を打ったそうですが、
「右相当部にも痛みが出たし、左胸の「大胸筋下部」辺りも痛い」と話しておりましたので、頸椎と胸椎の歪みと頭蓋骨が歪んだものと思われました。

ですから、治療としては、

① 頭蓋骨の調整

② 頭蓋縫合の動きの調整

③ 頸椎調整

④ 脊椎調整

などを行うことにしました。
頭蓋骨調整は、スカルセラピー(クラニオセイクラルみたいなもの)で行いましたが、蝶形骨が少し右側に寄っている感じがしましたので、そこを調整した後に、頭蓋縫合を通る血管の圧迫を緩める目的で、頭蓋縫合刺鍼をしました。

そして、頸椎2番が右側にスライドしていましたので、それを調整してから、足関三穴で筋骨の調整をしたら、先ほどまで痛かった大胸筋下部の痛みは消えました。
しかし、硬膜下血腫ができたら怖いので、念のために2週間後に再度来院してもらうようにしました。

この硬膜下出血は、後にジワーッと症状が出てくるので、手遅れになったら大変です。
もちろん、発症してから手術という方法もあるのですが、出来れば手術は避けたいものです。
ご本人も、そのことを知っていて、
「いつ、何が起こるかわからないので、終活を始めています」と話していました。
2019/09/05

スタッフ募集:鍼灸師・鍼灸助手



現在のスタッフは院長含めて5名です 



スタッフが産休で休むことになり、育休も合わせると、長期のお休みになります。。
それに伴い、スタッフを募集することになりました。

鍼灸師・鍼灸助手
木、金、土の朝9:00~19:00ぐらい(たまに延長あり)
詳細は面談の上

先に履歴書(コピー可)をお送り頂いて面接の日程を決めさせていただきます。
ご一報頂ければ、当方のメールかFAX番号をお知らせ致します。
連絡は、06-6765-7622
木、金、土以外は、留守録をしていただくと、こちらからお電話を差し上げます。
よろしくお願い致します。

======================
新城針灸治療院
〒542-0062
大阪市中央区上本町西5-2-8ハイツ上町台-201
06-6765-7622
毎週木、金、土、10:00~19:00
======================
2019/09/05

膝痛の治し方

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




赤丸は痛み止めとヒアルロン酸の注射痕 



治療院へ来る患者さんで、腰痛や膝痛の患者さんは多いものです。
膝痛だけで来られる方もいますが、多くは、他の症状も訴えてきます。

巨鍼を使うと早いのですが、最近は巨鍼を使わない場合も多くなりました。
上の写真のように、痛み止めやヒアルロン酸などを注射している方などにも、初診の場合は使わないことが多いです。

理由は、注射を繰り返している方は好転しにくいからです。
つまり、巨鍼をしても「効果がない」とか「効果が少ない」と言われるのが嫌だからです。

そのような場合は、骨格矯正で骨盤周囲や足関節辺りを調整しますが、最近では足関三穴で治める場合もあります。
そして、手技療法ですが、膝痛の新しい治療法を考えたので、その手法を使うことも多くなってきました。

基本的には腸骨を先に整えて好転したかどうかを確認してから次の手法に移るのですが、多くはこの腸骨の調整で軽くなります。
それで治まらない場合は、腰椎、仙腸関節、股関節、足関節なども調整していきますが、それでも治まらないなら、最終的に膝関節を調整します。

そうなんです。
最初から膝関節を調整するのではないのです。
「肩が凝ってる」と言う人の肩を揉めば、「即座に楽になる」ことはわかっていますが、それをしてしまうと、「根本的な原因」が探しにくくなるからです。
理由は、「肩凝り」を治療の「指標」にするからです。

上の写真を見ると、膝周囲が黒ずんでいるのがわかります。
それを指標にしている先生もいると思いますが、黒ずみの変化は多少時間がかかるので、「当日の指標」には使わないほうがいいと考えているのです。

私が膝痛の指標に使っているのは、両膝裏の腱の硬さです。
そこを診れば、改善されたかどうかということがわかるからです。

上の写真の方も、最近開発した手技療法で、両方の膝裏の腱の硬さが同じ程度になったので、その日の治療は、全経絡を整えて、根本的な原因となっていると思われる臓腑の治療をしてから終了しました。

奥歯にモノが挟まったような解説で申し訳ないのですが、このブログを見て、「やってみたけど効かなかった」と言われるのは嫌ですので、中途半端な解説になってしまいます。
それを解消するために、今月から「有料での治療詳細解説」を始めようと考えています。
2019/09/04

腕を挙げると90度辺りで痛むが、もっと上げると痛まない

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




このようにすると痛みが出る 



時々、タイトルのような症状を訴える方や、肩を回すとジャリジャリ音がする、と訴える方がいます。
そのような場合は、腱板損傷(鍵盤断裂)を疑いますが、病院での診断を優先させるのがいいと思います。

しかし、来院してから「病院で検査を受けてください」とは言い難いので、とりあえず治療をします。
五十肩の場合は、肩甲骨と上腕骨の開きが悪いので、すぐわかるのですが、腱板損傷の場合は、途中で脱力があったり、ある角度を過ぎると痛みが少なく、腕を挙上することができたりします。

五十肩も腱板損傷(腱板断裂)も、老化が原因の場合が多いのですが、スポーツ外傷の場合もありますので、老化だけが原因ではありません。

先日、
「左腕を挙げると痛い」という方がこられたので、腕を挙げてもらったら、

「ここら辺では痛みますが、もっと挙げると痛くないです」と言います。

「あ、これは腱板の問題があるな」と思ったのですが、とりあえず回旋鍼をしてみました。

そして、
「はい。さっきみたいに腕を挙げてみてくれませんか」と言うと、腕を挙げて、

「あ、痛くないです」と言います。

人間の体は不思議なものです。
肉体的な(解剖学的な)原因で症状が出ても、エネルギー的な治療で症状が治まる場合もあるのです。
もっとも、エネルギー療法をやられている先生方にすれば、「それは当然なこと」と考えるかも知れません。

ただ私は、エネルギー療法的な治療だけでは終わらせたくないので、解剖学的な「筋肉、骨、神経」なども考えて治療をしたいのです。
ですから、この方の治療も、筋骨を整える意味で、足関三穴を使い、骨格の歪みまで整えておきました。

このところ、「肩の痛み」を訴える患者さんが多い感じがして、頻繁に「回旋鍼と足関三穴」を使っていますが、それなりにいい結果が出ています。
当院のセミナーに参加された先生方も、多分この治療法が役に立っているのではないかと考えています。
2019/09/02

蕁麻疹の治し方

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




自宅で撮影した写真ですが、軽症です 




蕁麻疹のメカニズムの説明イラスト 



先日、「蕁麻疹が出るんです」という方が来られました。
そして、自分で撮影した蕁麻疹の写真をスマホで見せてくれたので、
「それ、使っていいですか。今の時期は蕁麻疹ができやすいので、たくさんの方が参考になると思いますよ」と言うと、
スマホに転送してくれた。

「これブログに使ってもいいですか?」と聞くと、

「はい、ぜーんぜん大丈夫です」と言ってくれましたので、転載させて頂きました。

この方以外にも何人か蕁麻疹の方がいましたので、症状からすると、そんなにひどくない状態です。

さて、蕁麻疹が出るメカニズムを簡単に説明しておきますので、上のイラストを参考にしながら読んでください。

我々の皮膚は、表皮と真皮があります。
そして、真皮には蕁麻疹の原因となるヒスタミンなどを蓄えているマスト細胞というのがあります。

マスト細胞が何らかの刺激を受けると、ヒスタミンなどが放出され、毛細血管に作用すると、血液成分が血管の外に漏れ出して、皮膚にミミズ腫れや、ブツブツや赤みが出てきます。
同時に、皮膚の神経に作用してかゆみを生じます。そのメカニズムにはアレルギー性と非アレルギー性とがありますが、季節的に出るのは、多くが非アレルギー性です。

「アレルギーではない」とすれば何が原因なのでしょうか。
そして、病院ではなかなか治しにくいのは、どこに問題があるのでしょうか。

※ ヒスタミンとは活性アミンと呼ばれるもので、通常は不活性状態にあるが,外傷や熱傷などの物理的侵襲や,薬物などの化学的侵襲によって活性型になって遊離するやつです。

そこで東洋医学を登場させます。
東洋医学は体の部位を五つに分けて(七星論では七つ)、身体各部の関係を解説します。
たとえば、皮膚ですと、「肺・大腸・鼻・皮膚・呼吸」というように、「色体表」という表に書き込まれています。

それだけで全て解決できるとは考えていませんが、現代医学で「難病」とされる病気の解決に繋がる場合も多々あるのです。
蕁麻疹に関しても、これまで何人も治療してきたのですが、これは治療と言うよりは、「生活指導」と言ったほうがいいかも知れません。

何故なら、このような蕁麻疹の出る方というのは、多くが「果物」を好んで食べます。
この方も、

「果物が多いんじゃない?」と言うと、

「桃はダメですか?」と聞いてきました。

「ダメですよ」と言うと、

「好きだから、毎日食べていました」と言う。

「桃はれっきとした果物で、前から食べ過ぎたらダメだ言ってるのに、何をしてるんだ」と思いましたが、久しぶりに治療に来てくれたので、口には出しませんでした。(^o^)
そして、
「今の時期に蕁麻疹になる人の多くが、スイカの食べ過ぎが多いのですが、桃とは高級な方ですね」なんて冗談を言っておきました。

そして、
「病気を治すには原因を立つのが一番なので、桃は止めたほうがいいですよ」と言うと、

「何を食べたらいいですか?」と言うので、

「食べるのは一杯あるじゃないですか。とにかく果物は避けたほうがいいんです。10数年前ですが、スイカの好きな方がいまして、その方は、夏になったらご飯は食べなくても、スイカだけ食べればいい、という方でしたが、ある時、お腹のパンツのゴム紐ラインに、大きなミミズ腫れができたので、スイカを止めるように言いましたら、スイカを止めて治りました」と言うと、

「へー、そうなんですね」と、肩をガックリ落としていました。

それでは可哀想なので、腸の掃除の仕方を教えておきました。
難しいことはありません。
コブとダイコンと梅干を煮て、その汁を飲むだけです。

私も何度か作って飲みましたが、飲みにくいものではありません。
そして、当院の何人かの患者さんにも教えましたら、

「毎年蕁麻疹が出ていたのですが、今年は出ません」とか、

「痒みの症状が治まってきました」とか

「赤みが引きました」と報告を受けています。

肺・大腸・皮膚の関係で治すわけです。
2019/09/01

腕を挙げると腕の後ろ側が痛いという方と、腕が挙げられないと言う方

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




痛むのはここら辺と肩です 



先日来られた方ですが、
「電動ドリルのようなモノを使った時に、二の腕と肩上部に痛みが走った」という方です。
当院で治療を受けるのは1年ぶりぐらいの方です。

上の写真は、痛みの出るところを指で示してもらったところですが、上腕三頭筋(長頭)を触っています。
上腕三頭筋は、主に肘関節を伸展させる働きをするのですが、ドリルを使った時に三頭筋にねじれが生じたと考えられました。

このような場合は、筋膜リリースで筋膜の捩れを取れば治ると思いますが、「捻れなら、回旋させれば治せるはずだ」と考えて、回旋鍼を使うことにしました。
回旋鍼をしてから、

「はい。さっきのように腕を挙げてみてください」と言うと、腕を挙げて

「ありょー!」と声をあげたのです。

痛みが消えたのです。
傍にいたスタッフの、その声には笑いを堪えられなく笑っていました。

そこで、
「顔は写しませんので、写真を撮らせてくれませんか。ブログに使いたいのですがいいですか」と聞くと、首を縦に振りながら、
「いいですよ、いいですよ」と言うので、再度痛みの出た時のポーズをとってもらい撮影させてもらいました。
それが上の写真です。

また、昨日新患で来られた方は、電話の声は20代だったのですが、症状は五十肩のような症状で、腕が90度辺りから痛みが出て、とてもじゃないが上に挙げることが出来ないのです。
「あらま!」と思いながら、

「あのー、鍼をしたことはありますか?」と聞いたら、

「いいえ。鍼をしてもらったことはありません」と言う。

「そうですか。ではお手柔らかにしますが、先に頭に鍼を2本させてくれませんか?」と聞くと、

「痛い?」と聞いてきました。

「少しはチクッとしますが、多分大丈夫です。痛かったら止めますので……」と言い、回旋鍼をしたら、手がだいぶ上がるようになりました。
そして、腕を後ろに回して、

「あ、これができます。これができなかったんです」と言っていました。

最近では、肩の症状のある方には、回旋鍼からやるようにしているのですが、これがまた面白いように症状が軽減する。
五十肩様の症状ですので、「即完治」というわけにはいきませんが、手技療法も合わせて行いますので、完治のような状態まで導くことも多々あります。

足関三穴から発展してきた「回旋鍼」は、予想以上の成果が出るので、これは本にして残す必要がありそうです。