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2019/05/31

やっぱりすごい足関三穴:首の痛みと肩の張り

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ここら辺が痛いんですか? 



こんな症状を訴える患者さんが来られました。

① 重たい物を持った時、左の肩甲骨辺りに張るような痛みが出て、ピキッとした。
② 今は左頸部から乳様突起にかけて電撃が走るようなピリピリとした痛みが出る。
③ 頭を右に側屈すると張る感じがする

問診されたカルテを見た時に、「ニッ!」と笑ってしまった。
パッと治せると思ったからです。

それで、FATというエネルギー療法を使い、上部胸椎を軽く調整して、
「ちょっとだけ軽くなったと思うけど……?」と言うと、
「あ、はいはい。ちょっと軽くなりましたね」と言う。

そこで、
「あのー、これは面白いので、写真を撮らせてもらえませんか」と言うと、

「はいはい、いいですよ」ということで、写真を撮らせてもらった。

それからがおもしろい!

「右足に鍼を3本させてもらえませんか。今の首や肩の痛みがおもしろいように治まっていきますから」

「はい。いいですよ」

「はい。鍼をしましたので、これで40%ぐらいは取れているはずです」

「あっ! ほんとだ!」

「次に、軽く鍼を捻じりますね。そうすると、だんだん痛みが採れてきますから」

と言いながら、
1本の鍼を2回ほど捻鍼し、
「はい。これで50%取れました」

「あ、ほんとや」

「では次の鍼を捻じりますね。はい、捻じりましたので、今度は60%ほど取れていると思います」と言いながら、2本目の鍼を2回程捻鍼しました。

「あ、ほんとや。何でですか?」

「いやいや。面白いでしょう」(^^;)

それから、抜鍼して経絡治療に入ったのですが、鍼をしている間に、
「さっきの張っていたところが解れています。そして、まだ解れていく感じがありますねー。おもしろいわー」

ということで、治療が終わる頃には、完全に症状は消えていました。

ああ、面白かった!!! (^o^)
2019/05/30

『病気治し入門・復刻版』近日出版

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病気治し入門のイメージ写真 



いやー、参りました。
復刻版だから、そんなに手間は要らんだろうと思っていたのですが、30年前の本ですので、紙が黄色くなり、イラスト等がそのままでは使えないのです。

なので、修正できるところは修正したのですが、

疲れる、疲れる!

簡単に黄色くなったイラストを白にしようとしたら線が消えるのです。
参ったなー。
ですから、ぼちぼちやるしかなかった。
トレッシングペーパーを買ってきて、トレースもしてみたのですが、あまり上手くいきません。
理由は、僕が素人だから。(^o^)

では何故、その本を出版するかと言うと、この本は品切れになってから30年近くなるのですが、当院も待合に置いてあったので、何人もの方から、
「この本は再販しないんですか。できたら買いたいです」と言われていたのです。

そのたびに、
「いやー、データがないので、これを再版しようと思うと、かなりの労力が要るんです」と言い逃れをしていました。

ところが、先月退職した女性のスタッフが、

「先生、これは再販しないんですか。打ち込むのが大変なら私が打ち込みましょうか」と言うので、

「ほんまに~? 大変ですよ~」と言うと、

「はい。大丈夫です。この本は皆さんに読ませてあげたいですもんね」とかなんとか言ってくれたので、打ち込んでもらったのです。

で、打ち込んでもらったのはいいのですが、イラストの問題が出てきて、ここで手間取ってしまったのです。
30年前の本ですので、スキャンすると黄色くなって修正が利かないのです。

仕方なく、著者校正を兼ねて、私がぼちぼちイラストの修正をしていたのです。
しかし、僕の性格は、やり始めたら「意地になる」ほうで、何日も夜中まで修正をしていました。
そしてようやく、出版社に回せるぐらいまでできたのです。

何故そこまでやるかと言うと、ビジネス的に説明しますと、

① マーケティングは、お客さんが求めているのを提供する

② 誰が、それを欲しがっているのか

③ どこで売るのか

④ どのように売るのか

等々が基本的なことになります。
つまり、この本は、その基本を考えなくても、労力を使わずとも販売できる本だったのです。

しかし、そこまでやるには、もっと別の理由があります。
この本を校正しながら強く感じたのは、
「この本があれば、家庭でもいろいろな病気が治せる」と思ったことです。

事実、この本を読んで当院に来られた方は多く、その方々は治りがいいのです。
理由は、この本に書いてあることを、それなりに実践していたのです。
そして、私が話す事も理解してくれたのです。

だから、現在でも
「あの本を読みました」と治療に来る方がいるのです。

30年前の本ですよ。

何故ですか?

小さな病や症状は家庭で治しているからです。

そして、私が治療師になると「志」を立てた原点もそこにあったのです。
2019/05/28

お尻の下に塊がある(足関三穴の魅力)

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指先よりもう少し内側でしたが…… 




半腱様筋(水色に塗ったところ) 



先日来られた患者さんですが、一応の治療が済んでから、

「お尻の下に塊があるのですが、これは何でしょうか?」と言う。

「どこですか?」と聞いたら、お尻を探って探していましたが、なかなか見つからない様子なので、私が探すことにしたのですが、やっぱり見つかりませんので、再びご本人に探してもらいました。
しかし、あちらこちら探しても探せないようで、
「あれ? おかしいなー。ここら辺にあったのに」

「単に凝りがあったんじゃないですか?」と言うと、

「いや、今朝確認したので、間違いないです。今朝も、このコブを触りながら、外科で切ってもらわないといけないのかな、と考えていたので、あったことに間違いないです。筋肉の塊のようでゴリッとしていました」と言います。

本人がそのように言っているので、間違いないと思います。
多分、「筋繊維膠着」ではなかったかと考えるのですが、そこに鍼をしたわけでも、揉んだりしたわけでもないので、私は何もしてないのです。
治療は、「足関三穴」と、背部への「巨鍼」だけです。

では、それが何故起こったかというと、この方はゴルフのトレーナーをしている方です。
そのゴルフをするときのポーズを考えますと、ハムストリングスに負荷がかかると思われます。
そして、ハムストリングスを構成する「半腱様筋」が「筋拘縮」を起こしたと考えることができます。

半腱様筋の働きは、股関節を伸展して、膝関節を屈曲しますが、坐骨結節の内側から始まり、鵞足となって、薄筋と峰工筋と共に脛骨粗面に付着します。
この筋肉は、スプリンター筋とも呼ばれ、短距離ランナーではよく発達していると云われます。
つまり、下肢に瞬間的に力を入れるときに重要な筋肉になるわけで、ゴルフをするときも多分、瞬間的に、この筋肉に力を入れていると考えることができます。
(ゴルフのスイングポーズから考えたことです)

では、何故治ったかと言うことになりますが、これは少し専門的な解説になります。
① 筋肉を緊張させると(縮ませると)

② 神経から刺激が入ります

③ その神経が筋肉内のカルシウム濃度が上げます

④ アクチン繊維とミオシン繊維が連結します
(この二つが強く引きあうことで筋肉が収縮します)

⑤ 筋肉への過剰な刺激で二つの繊維が慢性的に連結します
(つまり、血液循環が悪くなる)

⑥ 筋肉が凝り固まっているのを解せばいいということになります

つまり、足関三穴や巨鍼で、血液循環が良くなり、アクチン繊維とミオシン繊維の連結が解かれたと考えることができるわけです。
それは、足関三穴を使うことで、ハムストリングスの凝りも解すことが出来ることを考えたら、納得することができます。
2019/05/27

臨床実践塾の最中に飛び込んで来た「腰痛の患者さん」   \(◎o◎)/!

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 セミナー中に来た患者さんの治療



昨日のセミナー最中に、腰痛で飛び込んで来た方がいました。
昔からの知り合いですが、にっちもさっちもいかない様子でしたので、「臨床のモデルになることを承諾してもらって来てもらったのです。

上の写真をクリックして動画を見てもらうといいのですが、こういうリアルな場面は、会場を盛り上げてくれるのもです。
この方も、会場に入ってきた時は、「立ち上がるのも歩くのもやっと」という状態だったのですが、講習内容のテーマである「足関三穴」を使って治療した後、立ってもらったら、普通にスイスイ歩くので、会場から「おー!」という声や笑い声が聞こえてきました。

しかし、
「まだ痛みが残っている」と言うので、巨鍼も使いました。
多分、これで2~3時間するとだいたい治まっているだろう、と治療を終了し、帰宅してもらいました。
セミナーや親睦会も済んで、家に帰る途中、その方のことが気になったので、電話を入れましたら、

「鍼をしてもらう前と比べると全然楽ですが、まだ痛いです」と話していたので、

「明日の朝まで様子をみて、まだ痛むようなら電話をください」と話しておいた。

これまでの経験で、巨鍼を使って治まらない腰痛は、がんや脳梗塞、或いは骨折などの重病が潜んでいる場合が多いからです。

この方は、
「ペットボトルが入った段ボール箱を持ち上げてギクッときた」と言っていましたが、そういうぎっくり腰のような腰痛なら、骨格矯正鍼を使えば、すぐに治ります。
しかし、足関三穴の講習をしている時でしたので、足関三穴を使ったのです。

それでも、まだ痛みがあるようでしたので、骨格矯正鍼も使いました。
会場に入ってきた時は、歩くのがやっとで、電車にも乗れない状態だったらしく、
「神戸から上本町までタクシーで来た」と言っていました。

治療後は、ご本人も納得した様子だったし、セミナー中でもあったし、時間もなかったので、中途半端な治療でしたが、それで治療を終了したのです。
ですから、晩に電話を入れてみたわけです。

そして今朝、電話が入りました。
「初めのような痛さはないが、まだ痛いです」と言います。
ですから、きょうも来てもらいました。
当然ですが、きのうもきょうも治療費はもらってないですよ (^^)

来てもらったら、だいぶ楽なようでしたが、とりあえず昨日の残りを治療して、一緒に喫茶店へ行ってコーヒーを飲んでから帰ってもらいました。(^_^;)
2019/05/27

きのうの臨床実践塾もおもしろかった (/・ω・)/ 

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セミナー風景 




安心してください。男性です。(^o^) 



きのうはスタッフ講習の延長線上にあるセミナーを行いました。
案内ハガキも少人数にしか出しませんでしたので、15人ほどのセミナーでしたが、中身は濃かったです。

中身が濃い理由としては、モデル志望者が何人もいたし、途中で急患にも来てもらい、その患者さんもモデルになってもらったからだと思います。
セミナー中は、急患でも受け付けないのですが、たまたまその患者さんが、セミナーの内容に則した症状でしたので、来てもらい、臨床のモデルになってもらいました。

上の腰部の写真は、セミナー参加者の先生ですが、赤いマジックと青いマジックは、ビフォーアフターを示しています。(赤色がビフォー、青色がアフター)
セミナーですので、参加者の皆さんに脊椎を触ってもらい、それから「足関三穴」に鍼をして(ほとんど即刺・即抜)、その後、再び参加者の皆さんに確認してもらいました。

たった1分程度の鍼で、右足に3本鍼をしただけでこんなに変化が出るのです。
その他には何もしていません。
それが「足関三穴」なんです。

考えられますか?

このように、目で見て、指で触って確認をし、その変化を耳で聞いていますので、治療の仕事をしている方なら「燃える」はずです。

はい。燃えていました。(^_^;)

燃えた状況は、練習をするときの顔や真剣度に現れますので、きのうは熱気がムンムンしていました。
「暑い!」と言うより、「熱い!」という感じでした。

その他いろいろやったのですが、セミナーが終ったら親睦会です。
きのうは、第一部だけでしたので、4時には終わりました。
なので、いつものお店は予約できません。
ですから、近鉄百貨店の和食レストラン「月日亭」へ行きました。

親睦会に参加した方は9名でしたが、面白い話をする先生がいて、始終笑いながらお話をしていました。

以上が昨日の簡単なご報告ですが、6月は当院スタッフで、摂南大学でスポーツトレーナーもしている先生と一緒に、「スポーツ鍼灸」のセミナーを開催しようとかんがえて います。

そして、昨晩、セミナーに参加された医師の先生からメールがあり、
「脳の診断と刺鍼法についてお話をしたい」ということでした。
ですからもしかしたら、6月30日(日)のセミナーは、第一部、第二部と開催することになるかも知れません。

この脳の診断と治療法は、何か月か前に私は個人的に教えてもらったのですが、かなり面白いです。
かなり即効性のある治療法です。
その先生とは、これから相談しますが、期待してもいいです。
2019/05/25

腎臓結石と足関三穴(5/26の実践塾)

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矢印で示した所が痛かったそうです 



こんな方が来られました。
===========================
5月6日に腎臓結石になった。
今は小さくなって溶けてしまった。
しかし、CTで尿管の狭窄が見つかり、手術をする予定です。
右腰からお尻、太ももにかけて張って痛いです。
肩凝り、背中の強張りがある。
お腹が痛い。
===========================

足関三穴の対象になる症状ですので、先に足関三穴をしました。
それから、
「どう? 腰の痛みは取れた?」と聞くと、

仰臥になったまま、右足を挙げて、

「あ、取れています。痛くないです。張りがないです」と言う。

「この鍼、すごいねん。いろんなところが治りますよ」と言うと、お腹を触り、

「あ、お腹も軽くなっています」と言う。

肩凝りや背中の強張りは、その時は確認しなかったのですが、治療が済んでから、
「肩も背中も軽くなったわー」と言っていました。
特に肩凝りなどへの治療はしてないのに、です。

最近開発した鍼ですが、ほんとにすごいんです。
私自身が毎日ビックリしているくらいです。
この鍼があれば、かなり即効的にいろいろな治療ができそうなのです。

この鍼を開発する何年か前に「一穴整体鍼」と言うのを発表したのですが、その一穴整体鍼より何倍もの効果があります。
ただ、心配なのは、駆け出しの人がこの鍼を覚えてしまうと、診断の勉強しなくなるのではないかといことです。

そんな事を言うと、
「治ればいいじゃないか!」と言われそうですが、ひとつのテクニックで全て治るというのはないので、診断の勉強はしてほしいと考えています。

と言うのは、
このテクニックだけで治まらない人もいるからです。
それは何かと言うと、筋骨の大きな歪みがある時で、骨盤の捻れなどがあるときがそうです。
骨盤の捻れは、肝、腎、大腸、生殖器などの異変でも起るので、その異変を整えることができなければ、骨盤の歪みを整えることができないし、足関三穴の効果も弱くなるわけです。
2019/05/25

母指CM関節の痛みも足関三穴で (5/26臨床実践塾)

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CM関節 



毎日「足関三穴」を使っていますが、「日々発見」という感じです。
昨日も、親指のCM関節が痛いという方が来られました。
「これはチャンス」と思ったので、
「痛いのは手の親指ですが、おもしろいことに足の3か所に鍼をすると痛みが取れますよ。他のことは後回しにして、先に親指の方からしましょうか」と言うと、
「わけがわからん」という顔をしながら、承諾してくれました。

なので、早速足関三穴に鍼をして、ほとんど即抜という感じで抜鍼しました。
そして、
「はい。親指の痛みを確認してもらえませんか」と言うと、親指を動かしたり触ったりしてから、
「ん? ん? 治ったんですか?」と言う。

「はい。多分これでいいと思います」と次の症状の治療に移った。

ちなみに、この方は弁護士の先生ですので、スジの通らないことは認めたくないはずです。(^^;)
ですから、この不思議な現象を、一緒に来られた方にも説明しているようでした。


ここで注目してほしいのは、
注目してほしいのは、

① CM関節は触っていません

② 痛みのある左腕にも触っていません

③ 右足に3本鍼をしただけです


これを解剖学で解こうとしても多分、解けない。
このCM関節に関しては、2週間ほど前にもこのブログに書いたのですが、その時は、他の症状もありましたので、今回は「CM関節に絞って」治療をすることが出来たことは「小さな成功」と言ってもいいと思います。

このCM関節は、人体惑星試論(通称・七星論)で考えますと、「火=心・小腸」になり、対応経絡で考えると、「水」と関係してきます。
ですから、足関三穴の「水」への刺鍼が作用していると考えることが出来ます。

消化不良になりそうな説明ですが、わかりやすく解説しようとすると、かなり長くなってしまい、ブログ記事ではなくなってしまいますので、それぐらいで止めておきますが、人体惑星試論を勉強した方にはわかると思います。
2019/05/24

脚長差と背中のシビレ:足関三穴での治療 (5/26臨床実践塾)

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明らかに左足が短く見えます 


・・・・1分後




整いました 



昨日来た方ですが、
「片足が短いような気がします」と言います。

「どんな感じなんですか?」

「立っていても、歩くときも足の長さが違うようで、おかしいんです」と言いながら、立って見せてくれた。
立って見せてくれても、脚長差はわかりませんので、ベッドに寝てもらいました。

なるほど。
あまりの差に驚いて、笑ってしまうほど差がある。

「あはは、ひどい差やなー。これだと歩き難いやろー」

「立っていてもおかしいんです」

「これはすぐ治るので心配しないでくださいね」と、言いながら鍼の準備をした。

「足に3本鍼をしますが、すぐ抜きますので……」と言いながら、足関三穴に刺鍼して、シャーレを取って、すぐに抜鍼しました。

「はい。もう違和感はないと思いますので、立ってみて!」と言うと、ベッドから降りて床に立った。

「ええ? 今、1分も経ってないですよね。何十秒ですよね。これで治ったんですか? 1分も経っていませんよね。何十秒ですよね」と、傍に立っていたスタッフに聞いていました。

私が言いたいことを全部言ってくれました。(^o^)

脚長差を治すのは、これまでなら徒手療法で、3分ぐらいかかったのですが、足関三穴を使うと、1分もあれば十分です。

足関三穴を使うと、脚長差を治すのが早いのですが、問題は何が原因で脚長差が出たかです。
その問題を解決しないと、再び脚長差が出てしまいます。
ですから、脚長差が問題ではなく、「何故脚長差が出たか」なのです。

この方の場合は、その原因が分かり易かったです。

「時々、右背が痺れるんです」と言ってくれたからです。
その部位は、ちょうど肝臓の裏だったのです。

はい。これで決定!!!
肝臓です。(^_^;)

この方は肝臓を整えておけば脚長差が出ることはなくなります。
人体惑星試論(通称・七星論)でいうところの「経筋腱収縮牽引」が、肝臓から起こっているのです。
その経筋腱収縮牽引が、右腸骨を前傾させて、右足が長くなっていたのです。
2019/05/24

右足の下腿外側が痛い:足関三穴での治療 (5/26臨床実践塾)

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ここら辺から痛くて 




ここら辺まで痛んで歩きにくいです 



右の下腿外側が痛いという方が来られました。
上の写真ですが、歩くと、くるぶしから膝の近くまで痛いと言います。
つまり、腓骨の全体が痛いということになります。

今までなら、
「腓骨が下に落ちてきたのかな」なんて考えていたと思いますが、足関三穴を研究している最中でしたので、

「あ、仙腸関節辺りがおかしいな」と考え、仙骨診をしました。

すると、案の定、仙骨の歪みがありました。
なので、
「この症状は、臀部の辺りと関係しているようですので、そこを治せば治まりますよ」と話し、足関三穴を施した。
鍼を3本刺すだけで、1分もしないうちに抜きました。

「どうですかね? 痛みは取れていると思いますが……」と言うと、立ち上がって、痛みを確認していました。
確認しながら、笑顔になり、
「あらー、痛くないですわー」と言ってくれました。

「でしょ!」と言い、次の治療にかかった。

何故治るのかと言うと、
「足関三穴は内転筋群、大腿四頭筋、ハムストリングスまで整えることが出来るから」と考えてください。
それは、筋骨系と七星論で考えたテクニックで、かなり長く使える方法だと考えています。


「足関三穴」は、ほんとにおもしろいです。
腰から下の下半身の治療には、ほんとによく効きます。
しかも、経絡と筋骨を同時に整えるので、戻り(再発)もないのです。

脊柱管狭窄症の研究から、こんなのが出てくるとは考えてもいなかったので、ほんとにラッキーです。
そして、6月30日(日)に予定している「スポーツ鍼灸」でも、大いに役立ちそうで、期待に胸が膨らみます。
新しいスタッフも、明日から来てくれることになったし、ほんとに「めでたし、めでたし」です。(^o^)

これで新しいスタッフが3人になり、私入れて5人で治療に当たることになりました。
新しいスタッフですか?
優しくて、テキパキ動いてくれそうな女性の方です。
(キャリアウーマン的ではないですよ)
2019/05/22

首の痛みが「足関三穴」で治る理由 (5/26臨床実践塾)

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ここが傷みます 



たまに来られる方ですが、今回は何やら深刻な顔をしていました。
「どうしたんですか?」と聞くと、
「友達ががんになって……。怖くなってここに来たのです」と言う。

その彼の友達というのは、私も知っている方ですので、それ以上は、その方についての話はしなかったのですが、かなりショックを受けている様子でした。
それから、問診表を見ながら主訴の話をしましたが、問診表には、以下のように書かれていました。

===================================
最近30分程度早歩きをしている。
4月の半ばぐらいに、右のお尻の少し前の方が痛くて歩けなくなった。
3日ぐらい前から首を前屈すると。首の左側が傷む。(上の写真参考)
ピンポイントで痛く、今までにない痛みで、シビレはない。
===================================

触ると、頚椎2番の横突起外側のようでした。
「ピンポイントで痛い」ということから、骨格が関係していると診ました。
頚椎2番は、人体惑星試論(通称・七星論)で診ますと、「金=肺・大腸」になります。
この方は、前から腸は良くないので、すぐに納得できました。

この症状は頚椎の調整をすると、すぐに治ると考えたので、下腿から整えていくことにして、足関三穴に鍼をしました。

そして、
「さっき痛いと言っていたところを確認してくれませんか」と言うと、不思議な顔をしながら、首を倒していました。
不思議な顔をしたのは、首なのに片足に鍼をしただけだったからだと思います。

「あ、軽くなったみたいですけど、痛いのは痛いです」と言う。

そして、その部を触りながら、口を開け閉めして、顎のあたりを触ったりして、

「顎の痛みはなくなりましたね」と言う。

顎の話は聞いてなかったので、
「顎ですか? 聞いてないですよ」と言うと、

「言ってなかったです (^_^;)」と言う。

「足関三穴」への刺鍼で顎関節が治るというのは、不思議に思うからかも知れませんが、顎関節というのは、骨盤と深い関係があり、顎関節の異変を治すには骨盤を矯正する必要があるのです。

「足関三穴」は、足関節、膝関節、股関節、仙腸関節、腰椎なども整えますので、骨盤が整うのも、当然と言えば当然なんです。
ただ、骨盤の検査(評価)を先にしてなかったので、堂々と「足関三穴で骨盤も整う」とは、言えなかったわけです。

それから、経絡を整え、頚椎を手技で調整して、再び首の痛みを確認してもらったところ、

「まだ、少し痛いのですが、先ほどとはまったく違います」と言う。

このような場合、頚椎の歪みで、圧迫されていた筋腱に軽い炎症を起こしている場合があるので、痛みが完全に消えるまで治療をする必要はありません。
いや、しないほうがいいです。
なので、
「ま、きょうは、これぐらいにしておきましょうか。多分、これで治りますから」と言うと、

「ええ、これでいいです。さっきとは全然違いますから、それ以上触らないほうがいいような気がします」と言ってくれたので、治療を終了しました。

この何週間か、「足関三穴」の臨床が続いていますが、やればやるほど治療範囲が広がるので、まだまだ続く可能性があります。
というのは、6月30日の臨床実践塾は、「スポーツ鍼灸」を予定しているので、この足関三穴からもいろいろなヒントが出てきたからしです。
「足関三穴そのもの」ではないかも知れませんが、「臨床理論」として使うと思います。