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2019/01/20

クリア穴は素晴らしい 「DVDセミナーで道標を!」

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スタッフ講習での経絡筋力テスト 



七星鍼法にはいろいろは特殊鍼法があります。
その中で、「これはヒットだ!」というのがいくつかあります。
たとえば、鍼の実験をする場合に、一度モデルになってもらった人は、鍼の影響が残るので、次のモデルにはなれません。

具体的に言うと、肺経のテストをした人に、心包経や心経のテストはできないのです。
それは、肺経と心包経や心経は、筋肉で多少つながっているからです。
つながりと言っても、強いつながりではないのですが、テストとしては避けたほうがいいのです。
ですから、モデルを変わってもらうか、つながりのないような工夫をする必要があるのです。

これは非常に悩みました。
「補」した経絡を、次のモデルにもなってもらうために「寫」して力を抜くと、力が抜けすぎてしまうからです。
※一般的には「補法」よりも「寫法」のほうが強い変化が出ます。

さらに、鍼で刺激を与えて筋力をアップしたのを、アップした分だけ力を抜くなんて器用なこともできません。
これが、一度モデルになってもらった人を、次の実験のモデルにはできない理由です。
そこで考えたのが、「何かのツボを使うと、実験前に戻すことはできないものだろうか」ということでした。

もちろん、そんなツボなんてありませんし、私が読んだ本の中にもありませんでした。
多分、今でも(七星鍼法以外には)ないと思います。
だから、何か月も考え続けた気がします。
そして、ある時、鼻汁を止める治療をしているとき、鍼の向きを逆にしてしまい、余計に鼻汁が出てきたのです。

その時は、半分おかしく、半分慌てましたが、督脈と任脈の関係をよく考えてみると、督脈は陽経の、任脈は陰経の源でもあるので、その二つのバランスを調整してあげれば、他の経絡の「過不足」も整えることができるかも知れない、と考えるようになりました。

さてしかし、どのツボを使うのだ。
そして使うツボを考え着くまでも時間がかかりました。
既存のものを使うのは簡単ですが、ないものを考えるのはそう簡単ではありません。

簡単でないので諦めるというのは、私のポリシーに反します。
そこで考え着いたのが、「鼻汁の治療」でした。
鼻汁の治療で使ったのは1本の鍼で、1カ所のツボへの刺鍼です。
これは使えるかも知れないと思い、スタッフにも協力してもらって、実験を繰り返しました。

そしてついにできたのです。
「刺鍼した刺激を消す」方法ができたのです。
そのツボとその方法に「クリア穴」という名前を付けました。
非常に便利なツボです。

もちろん「DVDセミナー」に含めてあります。
しかも、しっかりと録画されているので、視聴して頂くと1回で理解できます。

おっと!

そのDVDを視聴して、
「わかった。簡単やん!」と思うのはいいのですが、臨床家を目指すなら、必ず実験をしてください。
実験をして、自分の「秘伝」を作るのです。

そして、「頭だけ覚えたのは消えてしまいやすい」、ということも覚えていてください。
「クリア穴」は、記憶をクリアするツボではなく、経絡反応をクリアするためのツボですので、
「クリア穴の実験をしていたら忘れてしまった」なんてことは言わないでくださいね。
2019/01/19

元気になるツボ、弱るツボ (DVDセミナーで道標を!)

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DVDのジャケット 




DVDは3枚組で、これはPart3です 



『特別講義:七星鍼法の基本実技』のDVDができました。
このDVDは、スタッフ講習を収録したものです。
いわゆる「奥義」みたいなものです。

ですから、このDVDは、これから行う「DVDセミナー」に参加する方々に、入会と同時に配布する予定にしております。
というのは、これまで10数年セミナーを続けてきて、ある程度の知識がなかったら着いて来れない人がいるということがあったからです。

そのDVDでは、筋力テストを行いながら、鍼の補寫について話したりしますが、その方法も、スタッフがモデルになって実技をしながら行っています。
そして鍼をする前には手の洗い方も説明しています。
このビデオを収録したときは、手を洗うのに、流水で80~100回ぐらい手を洗っていましたので、違和感を覚える方もいるかも知れません。(現在はそんなに洗っていません)

しかし、手を洗うことは基本中の基本ですので、よく洗ったほうが患者さんとしては納得するはずです。
さらに、しっかり、ばっちり、手を洗うことは、治療院のイメージアップにもつながるはずです。
つまり、手洗いも「マーケティング」として使えるわけです。(^o^)

で、鍼も使っていますので、当然「補寫」についても実験で説明しています。
鍼の補寫については、経絡の流注に沿って鍼を刺すのを「補法」といい、流注に逆らって刺すのを「寫法」といいますが、実際の臨床では、それを無視して(ただ単に)鍼を刺している人も少なくなりません。
そこで、DVDでは「補法」と「寫法」の実験も併せて行い、その効果、その作用の違いも実験で見せています。

※ 五行論での「相生・相剋」による補瀉がよく使われますが、実験した結果では感心できません。

「補法」と「寫法」では、どのような違いがあるかというと、補法をすれば筋力が上がり、その経絡につながる臓腑は元気になります。
しかし、寫法をすると、筋力は落ち、その経絡につながる臓腑は虚してしまい、弱ってきます。
つまり、一つのツボでも補法にもなれば寫法にもなるということです。

臓腑が元気になるということは、その臓腑に関係して発症した症状も消えていくわけです。
逆に、「実」の症状もないのに「寫法」を使うと、だんだん臓腑が弱っていって、いろんな症状が出てきます。

それを実験ですると体を弱らせてしまうので、実験ではやりませんが、面白い鍼灸師がいました。
その方は、「元気になろう」と毎朝鍼をしていたそうです。
そして私に質問してきました。

「先生、毎日鍼をしているんですけど、だんだんしんどくなってきたんです。何故ですかね?」と。
脈を診ると、どの脈も虚していたので、

「どこに、どのような鍼をしているんですか?」と聞いたら、

「陰査穴(七星論独自の経穴)に、上から下に向かって刺しています」と言う。

「ええーっ? 陰経に上から下に刺しているのかいな。それなら体が弱っていくわな」

「えっ? いけないんですか?」

「陰経を上から下に刺すということは、寫法になるので、臓腑の力が抜けてしまいますよ。試しに下から上に向かって刺してみて」と言い、補法の刺鍼をさせました。

すると、しばらくしてからやって来て、
「先生。元気が出てきました。鍼ってすごいんですね」と言っていましたので、

「鍼は内臓を整えることができるので、筋骨系の治療でも経絡は使ったほうがいいよ」と念押ししておいた。

また、ある鍼灸師が鍼をするのを見ていましたら、任脈を上から下に向かって刺しているのです。
だから、聞いてみました。

「なんで上から下に刺すん? これだと五臓が弱ってしまいますよね!」

「〇〇先生が、ここは上から下に刺しましょうね、と言っていたので、上から下に刺しているんです。ダメですか? でも、これをすると、気持ち良くなるようで患者さんは寝てしまいますよ。ダメですか?」

「それは心や心包が虚して(弱って)、疲労が出てくるから眠たくなっているだけなんです。そのまま続けていると、患者さんは弱って動けなくなりますよ」と話したら、何日かして、

「先生、先生、あそこの鍼を下から上に刺したら、その患者さんがどんどん元気になってきたような感じがします。やっぱり上から下に刺すのはダメだったんですねー。オホホ」

こういうことを避けるためにも、基本実技で教える「筋力テスト」などを使って実験しておく必要があるわけです。
基本的な技術は、しっかり目焼き付けて覚えて欲しいと考えるので、このDVDを作ったのです。
また、この「DVDセミナー」は、そんなことを考えながら企画されたものです。
2019/01/18

基本実技で確率の高い技術を 「DVDセミナーで道標を!」

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脊椎への七星配置 



このブログに、連続で7回ほど「七星鍼法の基本実技について」書いてきましたが、それは技術的なことを学ぶときは、「基本」があり「応用」があると思うので、基本をしっかり学んでほしいと考えたからです。

基本を熟知している人と、そうでない人の違いは、「応用」の段階で大きく差がついてきます。
たとえば、(私の場合ですが)語学を学ぶときに、基礎をしっかりさせずに会話から入ろうとしたので行き詰まってしまい、振出に戻らなければならなくなりました。

「道」(武道、茶道、ヨガ等)の世界でも「基本ができてない人は伸びない」と言われます。
それは、基本があり、基本を発展させることで高い技術を発揮させることができると考えることができます。

では鍼灸や手技療法の世界ではどうでしょうか。
基本的な技術を学んでない人は、伸びません。
伸びない理由を探そうとします。
ネットで得た情報を自分の知識と思い、勘違いしますので、新しく学んだ技術を、短期間で忘れてしまいます。

脈診なんてのがそうです。
一朝一夕で覚えようとしもできるものではありません。
そして、脈診は「その時だけを診る診断」と私は考えるので、潜伏した病因があるとわからなくなります。

その実験は、砂糖と塩を使えばすぐにできます。
鍼灸学校の教員養成学科でも、「脈診は瞬間的に変わる」ことを実験して見せましたが、それは脈診とその他の診断を合わせて、臓腑にフィードバックさせて治療を行うことがいいと考えほしかったからです。
そこに七星論の「脊椎診」があります。

脈は瞬間的に変わっても、脊椎の歪みは瞬間的には変わりませんので、脊椎診を優先すれば「一穴鍼法」が上手くいくからです。
特に慢性的な疾患には脊椎診は重要です

上のイラストを見てください。

学校で学ぶ配置とは違いますが、脊椎一個一個に臓腑を配置してあります。
そして、関連する臓腑に異変が出ると、脊椎に配置された七星にも反応が出てきます。
これを考えながら「一穴鍼法」を行うと、上手くいくわけです。

即ち、そういう実践から出て来たものを使って診断や評価(検査)に使うわけです。

何故ですか?

治療の確率を上げるためにです。

もうすぐスタートさせる「近道」という「DVDセミナー」は、そのような治療で確率の高い実技のセミナーです。
2019/01/17

基本実技の応用 「DVDセミナーで道標を!」

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七星鍼法の基本実技を知れば…… 



七星鍼法の基本実技には、骨格の歪みの評価法(検査法)があります。
検出するときは、立位、座位、仰臥位などいろいろありますが、慣れてくるとちょっとしたことでも歪みを見つけることができます。

たとえば上の写真は、仰臥になってバンザイをしてもらった時のものですが、患者さんの左手が短いのがわかるはずです。
これは、主に、左半身に異変の起こっていることを示しています。
この方が座位になると、左肩が下がるからです。
つまり、左上半身に引き攣りが出ているわけです。

そして、それは多くが「心・心包」に異変が起こった場合の症状です。
ですから、手の長さを調整するだけなら、「心か心包」の治療をすればいいのです。
と言っても、「心・心包」だけに異変が起こっている人は少ないので、腎経や関係、及び脾経も治療することが多いです。

治療方法はさておき、「七星鍼法の基本実技」の応用で、いろんな評価法(検査法)や治療法が考えられるということを言いたいのです。
それを知ることで、数ある評価法(検査法)や治療法も、「七星鍼法の基本実技」を基本に考えれば、「何をしているかがわかる」ということです。

○○会の講習を受ければ、○○会の検査法があり、△△会のの講習を受ければ△△会の評価法(検査法)がある。
当然、その評価法(検査法)に合わせた治療法もあるわけですが、それでは時間がもったいないような気がするのです。

しかしそこには「近道」があります。

基本を覚えて、それを応用するわけです。

基本実技を覚えて、経筋腱収縮牽引の原理を知れば、出ている症状は何が原因なのかがわかってきます。
最初に大まかな原因がわかります。

それから六臓診などで原因となる臓腑を検出するわけです。
そうすることで、根本的な原因を抽出することができるわけです。
根本的な原因がわかれば、そこを狙って治療すれば、治療は上手くいきます。

それから細かい部位を調整する必要があれば、細かい部位も経絡や経筋腱収縮牽引で考えて、経穴や関節調整法を使って調整していくわけです。

そうなると、症状に応じた評価法(検査法)をいくつも考えることができます。
私もたまに治療法のDVDを買いますが、似たような評価法(検査法)がたくさんあります。
所謂「手を変え品を変え」というヤツです。
2019/01/16

オリジナリティー 「DVDセミナーで道標を!」

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特別講義:七星鍼法の基本実技 



久しぶりにブログを書きます。
新しい企画の準備でブログを書く時間がありませんでした。(誰も期待してないか・(^^;))
さて、それでは本文に入ります。


マーケティングの勉強をすると、自社や他社の分析方法を学びます。
分析をして、比較して、その中から新しいものを見つけていき、それを自分の仕事に活かしていきます。

そうなると、
1. 優位性
2. 独創性(オリジナリティー)
3. 将来性
などが問われます。

治療業界でも同じです。
マーケティングでは、「多くの人が使っている手法は学ばなくていい」と教えます。
もちろん、基礎や事例は学ばなければなりませんが、応用の段階で、多くの人が使っている手法を使うのは成功の確率が低くなるからです。

ですから、新しい治療法が発表されたら、先にそれを取り入れた人は成功しやすいのですが、遅れて取り入れると、経費がかさむだけです。
即ち、「優位性」というのは、人より先に始めることです。

そして、そこで「オリジナリティー」を作り出すことができれば、さらに優位性が高くなるわけです。
今だから言えるのですが、私にも年商1憶の時代がありました。
しかしその時、2回も税務署が税調に来たのです。(問題なしでした)
だから、事業規模を小さくしたのです。

で、その時の事業形態は、
鍼灸業界で普及されてない技術を導入して、独自で活性化させたのです。
即ち「オリジナリティー」にして活かしたのです。
しかし、夜中まで仕事をしていましたので、「これでは体が持たない」と思いました。
即ち、「将来性」に不安が出て来たのです。

やり方があれば、将来性もあったと思いますが、私の勉強する時間もなかったので、事業形態を変えることにしたのです。
つまり、上に掲げたマーケティングで問われる問題が解決できてなかったのです。
それは治療技術に関しても同じです。

どこかの団体に入って基礎を学ぶのはいいことですが、いつまでも同じことをやるのは感心しません。
何故なら、同じことをやる人が多いからで、オリジナリティーがないと考えるからです。
オリジナリティーは自分で考えなくてはなりません。
自分で考えるから価値があるのです。

今回、「DVDセミナー」を開催することにしたのですが、それはセミナー内容をそのまま覚えて使うのではなく、そこからヒントを得て、自分なりの技術を開発してもらいたいと考えているのです。

たとえば、入会の時点で配布しようと考えている「七星鍼法の基本実技DVD」には、多くの「オリジナリティーへの道」のヒントがあります。
理由は、技術の検証ができる方法を収録してあり、テキストには写真も多く取り入れてあるからです。

DVDだけなら、1度見たら終る場合が多く、「何だったかなー」と思っても、もう一度DVDを見ようという気にはなりません。(私の場合)
しかし、そこにテキストがあれば、テキストを見れば思い出します。
思い出したら、その部分だけDVDを見ようという気になります。
2019/01/09

七星鍼法の基本実技 「DVDセミナーで道標を!」

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補法と寫法の実験方法を解説 



ここ何日か、「DVDセミナー」について書きましたら、
『特別講義:七星鍼法の基本実技』が品切れになってしまいました。
再版の準備をしていまして、えべっさんをお参りしてきてから、DVDの会社へ連絡して見積りを出してもらい、仕様を決めたりする予定です。
再版までは、おそらく1週間はかかると思いますので、ご了承ください。

『特別講義:七星鍼法の基本実技』の内容は、ここ何日かで書いたブログ記事のようなものですが、具体的には、

① スタッフにこのテクニックを覚えてもらい

② 「即戦力」を発揮してもらうために講義したものです

③ このテクニックは、鍼灸師なら誰でも使えるものです

④ 鍼灸学校の教員養成課程で教えた方法でもあります

part1:
・ 経絡筋力テスト
※ 筋力を使ってツボの効果を調べるのですが、このテストには、「クリア穴」というのがあり、刺鍼後に刺鍼の刺激を消す方法も入れてあります。これは七星鍼法独自の理論と実技で、普通なら、刺鍼をしたら、他への刺鍼は実験できないのですが、このクリア穴を使うとそれができるようになります。

・臥位での経絡筋力テスト
※ 経絡筋力テストは基本的に、上肢を使うテストは立位で、下肢を使うテストは臥位で行うのですが、臥位でも上肢を使うテストができるようになっています。つまり、患者さんを寝かせた状態で、上肢に流れる経絡も、下肢に流れる経絡もテストができるわけです。そうすることで、患者さんに手間をかけずに済むようになります。

・経絡筋力テストの応用
※ 七星論には「腹七」とか「頭七」とかと、身体各部に七星を配置してありますが、その配置が正しいかを確認するのにも応用できます。これは非常に面白い方法で、皆さんの治療院でも簡単に実験できますので、是非試してみてください。

part2:
・骨格矯正鍼
※ これはいろんなところで話をしてきましたし、臨床実践塾でも頻繁に使ってきた「骨格矯正」の方法です。このテクニックを使うと、骨格の歪みがあっという間に矯正されるので、矯正された人は、何が起こったかわかりませんので、たいていは笑います。

・動診と骨格矯正鍼
※ 骨格矯正をするための「歪みの検出方法」(検査・評価)です。たとえば、脊椎の歪みは「前後屈・左右屈・捻じれ」が主ですが、それを検出するための「診断法」です。また、この検出方法を知っていれば、いろいろな「可動域検査」の概要がわかります。

・頭部七星での骨格矯正
※ 骨格矯正鍼を使わなくても、通常の経穴や七星配置でのツボを使えば骨格矯正ができます。たとえば、頭部に配置した「頭七」というのを使うことで、頭部に1本鍼を刺すだけで歪みが取れるので、非常に短時間で歪みが取れるので、これもおもしろいので、患者さんは笑います。

part3:
・痛くない鍼の打ち方
※ 鍼灸学校で教える刺鍼法は、基本的な刺鍼法ですが、臨床をしていると、「鍼を痛がる患者さん」も少なくありませんので、「痛くないことを体験してもらう方法」として、この刺鍼法を使うと信頼関係が築けます。

・痛くない刺鍼法の解説
※ 何故痛みが出るかを、いろいろ調べていましたら、面白いことがわかりましたので、その解説をしています。この解説の通りにしてみると、必ず納得できるはずです。ぜひ試してみてください。

・巨鍼の刺鍼・抜鍼のコツ
※ 特殊鍼法である「巨鍼療法」での刺鍼や抜鍼の方法を説明していますが、この方法を学ぶことで、巨鍼療法の上達が早くなります。時々、大きな鍼を使えば巨鍼療法になるだろうと考える人もいますが、それは間違いです。「痛くない刺鍼と抜鍼」ができることが「巨鍼療法の奥義」です。

Part1は約34分
Part2は約34分
Part3は約22分
の三枚組になっていて、写真やイラストを多く使ったテキストも付けてあります。
2019/01/08

即戦力を磨く近道 「DVDセミナーで道標を!」

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頭部への鍼で足腰の症状を治めることもできる 



今回企画した「DVDセミナー」は、七星鍼法(特殊鍼法)を使うと、近道を行くことができるということを知ってもらいたいからです。
「近道って、そんなのあるの?」と言いたい方がたくさんいることも承知しています。

しかし、あるのです。

即戦力のある治療技術を身に着ける近道があるのです。
たとえば、患者さんの症状を聞いただけで病因の見当をつける方法もそうです。
どこが痛いのか、どのような症状なのか、いつ頃からなのか、などなどを聞くと大腿の見当が付けられるのです。

当院では普段、問診はスタッフがやってくれます。
私は、その問診表を見ながら、脈診や脊椎診をするのですが、しない場合もあります。
それは、問診だけで診断が十分できていると思われた場合で、その時は、すぐに手技療法や一穴鍼法(鍼一本で症状を治める方法)で症状を治めるようにします。

きのうは、関節の可動域の検査法について話をしたのですが、検査の後に行う治療は、多くが鍼1本で事足りるのです。
私のセミナーを受けたり、治療を受けたりした方はわかると思いますが、鍼一本で症状を消して(あるいは軽くして)から、根本的な治療に入るのです。

もう一度言いますが、鍼だけではありません。
手技療法を使う場合もあります。
だから笑う患者さんが多いのです。
予想もしてなかったことが目の前で起こると、ヒトは笑ってしまうんですねー。
「うそー!」とか
「なんで?」と言いながら笑うのです。

きのう書いたブログ記事にある検査(評価)方法で説明しますと、検査をして、腰椎に捻じれががあるとすると、経穴(ツボ)を使う場合が多いのですが、その使うツボには、いくつかの方法があります。
神経を狙うのもあれば、経絡を狙うのもあり、筋腱を狙うのもあれば、臓腑を狙うのもあるのです。

しかも、多くが(ほとんどが)患部から離れた場所のツボを使うのです。
七星論では、身体各部を七星で分けてあるので、治療も七星の配置された部位を使えばいいからです。

これはちょっと説明したほうがよさそうなので、ちょっと説明します。

仮に、腰痛の患者さんが来たとします。
きのう書いたブログ記事のような検査をして、「右の腰に問題がある」とします。
その時には、腰椎、骨盤、仙腸関節、股関節、脊柱起立筋、大腰筋、腸骨筋、内転筋群、膝関節、足関節、といろいろ原因が考えられるのですが、腰痛以外にも何かを訴えていれば、「身体での連鎖」を考えながら、どの方法を使うかを決めるわけです。

腰椎捻挫(ぎっくり腰)のような簡単なものであれば、骨盤の捻じれが伴っていても「基本実技」にある「骨格矯正鍼」だけで治療は終わってしまいますが、「右脇腹にも鈍痛がある」となれば、肝経の経絡を使うか、巨鍼を使ったほうが早く治せます。
そして、大腰筋や腸骨筋に異変がある場合は、それらの筋肉も解しておきます。

さてしかし、「右肩から側頭部も痛い」となった場合はどうするでしょうか。
これは肝経からの症状の場合が多いので、肝査穴という七星論独自の経絡を使うことが多いです。
しかし、頭部に配置された頭部の「頭七木」というツボを使うと、肩、側頭部、腰痛を同時に消すことができるのです。

こういうのは鍼灸学校では教えません。(私は教員養成学科で教えていましたが……)
習ったことがないことを言われると、混乱を起こす人もいるかも知れませんが、七星配置の方法を知れば簡単です。
七星配置図は、1回目のセミナーから説明していきますので、多分すぐ覚えられます。
覚えられると言うよりは、すぐに七星配置を使うことができるようになります。

七星配置が理解できれば(誰でもすぐにできますが)、あとは経穴を使うか、他に配置された七星を使うかで、「即治療」ができるようになります。

だから「即戦力」を磨く「近道」があると言うのです。
2019/01/07

関節の可動域検査 「DVDセミナーで道標を!」

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胸椎の捻じれの検査に使えます 




腰椎の捻じれの検査に使えます 



治療として面白いのは、筋骨系の疾患だと思います。
それは、その場で変化がわかるからで、術者も患者も第三者も納得できるからです。
ですから、鍼灸治療でも、筋骨系の治療法を頻繁に取り入れたほうが賢明のように思えたので、私は頻繁に取り入れてきました。

そして、筋骨系の治療は、即効性があるので、見ていても楽しいのです。
その楽しさはパフォーマンスとしても使えますので、講演をするときなどにもよく使います。

・挙がらない手が挙がるようになる

・曲がらない腰が曲がるようになる

・曲がらない膝が曲がるようになる

・・・etc。

が、筋骨系で大切なのは、検査(評価)です。
この検査で、どの部位の異変なのかを知ることができなければ、治せる場合と治せない場合があると考えるからです。

というのは、臓腑疾患からの引き攣りで筋骨系に異変を起している場合も少なくないからです。
つまり、筋骨を整えても、臓腑が整わなければ再発しやすいからです。
臓腑異変の診方は「診断」になるので、ここでは分かり易い筋骨系に絞って話を進めていきます。


関節の可動域を検査するにはいろいろな検査法があります。
たとえば、上の二つの検査方法は、どちらも捻じれを検査することができますが、何が違うのかを考えると、どのような時に、どの方法を選ぶかで決まるわけです。

上の写真では、両膝を密着させていますので、腰部の筋肉が腰椎を固定させるので、両手を頭の後ろで組んで捻じることによって、胸椎の捻じれを検査することができます。

下の写真では、膝も密着してないし、上肢も開放されていますので、腰椎が自由に動くことになり、腰椎の捻じれの検査として活用することができます。

つまり、両膝を密着させることで、骨盤周囲から腰椎までを固定することができるので、胸椎の捻じれを検出する検査に使うことができるわけです。
同様に、両膝を離すことで、骨盤周囲や腰椎周囲の筋肉が解放されるので、腰椎が自由に可動することができ、腰椎の検査に使うことができるわけです。

この原理を応用すれば、腰椎や胸椎の屈曲も検出することができます。
そして検出された結果に従って、矯正を加えていくわけですが、矯正方法もいろいろありますので、各自が得意とする矯正法を使うといいと思います。

もちろん、『七星鍼法の基礎実技』にも矯正法がありますので、「DVDセミナー」では、その方法を説明してあります。

何が言いたいかと言うと、何かの検査方法があった場合、

① この検査(評価)は、どの関節の可動域を調べているのか

② この検査で検出された結果に対して、どのような治療法があるのか

③ (もう少し後のことですが)この検査で、臓腑のヒズミも検出できるのか

というようなことを考えながら「DVDセミナー」を進めていこうと考えているわけです。
2019/01/06

鍼灸治療の検証方法「DVDセミナーで道標を!」

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肘関節は七星論で「金」に属します 




論語に、
【子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし】というのがあります。
これは、「古くからの言い伝えを大切にして、新しい知識を得ることができれば、ヒトを教える師となることができる」という意味です。

東洋医学の古典である『黄帝内経』や『難行』『傷寒論』などという古典は、大切にしなければなりませんが、大切にするだけで止まっていては発展がありません。
「古典を調べて新しい知識を得る」ことが、師となることだと私は理解しています。

そこで「伝統」ということについて考えてみると、「伝統とは改革をしながら伝え継がれるもの」ではないかと考えます。
たとえば、歌舞伎は「伝統芸能」ですが、時代に合わせて変わってきたようです。
同じように、鍼灸の世界でも基本的なことは「守って」も、テクニックに関しては変わってきているようです。

つまり、「故き」(ふるき)を「破壊して」、進化させながら「離れていく」という文化であると考えます。
それは茶道の千利休の「利休道歌」にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したもののようですが、「改革」のことを言っていると思います。

即ち、「守・破・離」ということで、それが「伝統」ということだと思います。

ですから、人体惑星試論(通称・七星論)は、古典を粗末にするわけではなく、「古典を大切に学びながら、改革を加え、新しい理論や技術を開発しながら離れてきた」理論と実技になるわけです。

たとえば、古典には、ツボの検証方法なんてものはありません。
脈診で「検脈」という言葉はありますが、主観的な確認になるので、検証方法とは言い難いのです。

ですから、鍼灸の世界では、多くが、古典に書かれた治療法を「鵜呑みにして治療している」と言っても過言ではないと思います
「本に書かれていたからこのツボを使っている」、では、患者さんを実験台にしているようなものだと考えているわけです。

治療師は、「その治療法は正しいのか」と常に、自分に問いかけながら治療をする必要があると思うのです。
そのために考えたのが、「経絡筋力テスト」というもので、私たちは、この経絡筋力テストを使いながら、経絡の流れや相生・相剋の関係、ツボと骨格の関係、ツボの有効性などいろいろな実験をしてきました。

つまり、
「何故、そのツボは効くのか」という問いに対する答えを準備してきたわけです。
実験をして見せて、ツボ刺激による変化を証明すれば、目に見えない経絡も説明できるようになると考えてきたわけです。
それが、ここでお話する「鍼灸治療の検証方法」になるわけです。

人がやったことを真似すれば、「責任を持たずに」話をすることができます。
しかし、ヒトの身体に触る仕事は、常に責任を持つ必要があるはずで、そのための検証方法が必要だと思います。

私の知る限りでは、私が発表するまでは、このような「経絡筋力テスト」というのはなかったと思います。
あったかも知れませんが、私は知りませんでした。
また、あったとしても、多分、断片的な方法ではなかったかと考えています。

今年から、「DVDセミナー」を開催して、私の講習に参加できなかった遠方の方や時間のなかった方々にも、人体惑星試論(通称・七星論)を知ってもらい、病を治したり、治療方法の勉強をしたりするための「近道」になればと考えてこの企画を組みました。

この検証方法を知ると、確実に治療技術が高くなると考えていますので、できるだけ多くの方々に知ってほしいのですが、ただで教えると、簡単に捨てられてしまうので、ただにできないのは残念ですが、価値あるものだと考えていますので、ご了承ください。

このテクニックは、『七星鍼法の基礎実技』というDVDに収めてありますが、この企画に参加される方々には、お礼として配布していくつもりです。
現在、この企画を進めるために、専用のホームページを制作しているところですが、ホームページが完成しましたら、ご案内させて頂きます。
2019/01/05

早技「DVDセミナーで道標を!」

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痛みのない刺鍼法 



技術を要する世界では、多くが「早技」を問われます。
早技とは何かと言うと、「すばやく巧みなわざ」であり、「敏捷さを必要とする技芸」のことです。
そして、鍼灸の世界でも早技が必要と考えられています。

中国へ行ったときに、こちらの技量を計られる場合が何度かありました。
そして、「自分が治せなかった患者さん」と連れて来て、
「この人を治してみてください」と言われます。

もちろん、臓腑疾患の患者さんを連れてきても、すぐに結果は出ませんので、連れて来た患者さんの多くが筋骨系でした。
筋骨系の疾患なら、持論の「骨格矯正鍼」と使えば、たいてい治せるので、すぐに骨格矯正鍼を使って治して見せるのです。

すると相手は、

「あなたの治療法も素晴らしいが、こういう方法を知ってるか?」

「こういう方法もあるのだが、これは日本にあるか?」

と次々に手の内を見せてきます。

私にすれば、相手の手の内を見るのが目的なので、

「そういう方法はありませんが、こういう方法はあります」と応えていきます。

すると相手は、「これでもか!」と言わんばかりに手の内を見せてきます。

そして、最終的には、

「あなたのは、技芸だ!」と負けを認めてくれました。

その時初めて、鍼灸の世界でも「技芸」という言葉を使うのだとわかりました。
そして、通訳の人が、

「技芸という言葉は、非常に素晴らしい芸術的な技術だということなので、かなり褒められていますよ。すごいですね」と説明してくれました。
(自慢話をするために書いているのではありませんので勘違いのないようにお願い致します)

それからというものは、帰国してからも「技芸」という言葉が頭から離れず、常に「技芸的な治療法」を求め続けました。
それは元々、私は「Mr.マリックのような治療はできないものだろうか」と考えていたこともあったので、その「技芸」という言葉が「マジックのような」と言う言葉に置き換えられていたからだと思います。

しかし、いくら考えても、新しい「技芸」は生まれませんでした。
そこで考えたのが、東洋医学の基礎理論です。
つまり「易」になるのですが、自然哲学である易は、太陽や月の運行から考えられてものですので、
「もしかしたら」という閃きがありました。

それが後の「人体惑星試論」になるのですが、その発想で人体の構造を考えていると、手足の関節は何故7個なのだろうという疑問を持つようになり、それを惑星の並びに当てはめてみたのです。

つまり、太陽があり、水星があり、続いて金星、地球、火星、木星、土星と並んで、太陽を「1」とすると、水星が「2」、金星が「3」、地球が「4」、火星が「5」、木星が「6」、土星が「7」と番号を打つことができ、人体の7個の関節に当てはめることができたのです。

そして、五行論で云われる「水=腎・膀胱」、「金=肺・大腸」、「地=心包・三焦」(これは五行論にはありませんが)、「火=心・小腸」、「木=肝・胆」、「土=脾・胃」と抵抗なく並べることができたのです。

それからというものは、裏付けをするための実験です。
たとえば五行論では、「木→火→土→金→水→木→火・・・と気は流れる」と解説しますので、私が考える惑星での「気の流れ」は、太陽→水星→金星→地球→火星→木星→土星と流れているのだろうか、と考え、その実験をしていったわけです。

いろいろな方法で、その実験を行いました。
五行論と違うことを言うと、「反証」された場合に証明する必要があるからです。
そのためには、五行論での気の流れ(木→火→土→金→水の流れ)も実験しなければなりません。

しかし、「氣」という目に見えないものを実験で証明するのは難しいことです。
そこで考えたのが、「経絡筋力テスト」です。