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2018/07/31

免疫力低下のサイン 連載8

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免疫力低下のサイン 



免疫力が低下すると、慢性的な疾患に陥りやすい。
何故なら、普段我々の体は、「自然の浄化作用」で、外部から来る病因を、本人の意識がなくても消しているからです。

たとえば、「発がん性物質」を食べたとしても、「噛む」ことで唾液に含まれる酵素で「発がん性物質」分解してくれますし、多少の菌は胃酸で消滅させています。(免疫力の低い子供や老人は、菌に負けて発病させてしまいます)
そして、免疫機能が狂うと、正常な細胞まで攻撃してしまい、アレルギー反応を起こしてしまいます。

その他、免疫系の病気は「難病」とされたものが多く、免疫機能低下で苦しむ人は多いものです。
上の写真が、免疫力低下を起こした方のスクレラ写真です。

虹彩の周りを囲むように血管が走っています。
スクレラ分析には、血管の向かう方向や、血管のカーブ、太さ、形等といろいろあるのですが、基本にするのは、「角度分析」と「円分析」を使います。
「角度分析」とは、目玉の中心から外側に向けて線を引き、その角度で分けていく方法です。
「円分析」とは、私が発表したもので、虹彩の周りを「円を描くように分けていく方法
です。

その「円分析」で、虹彩に一番近いところを「水=腎・膀胱」とし、その次の円を「金=肺・大腸」とし、次を「地=心包・三焦」というように分けていきます。
となると、上の写真では、虹彩周囲を血管が巻いていますので、「腎経に関係する」と分析することができます。
つまり、腎経に異変が出ていることを現わしているわけです。

また、「角度分析」で観ていきますと、緑で囲んだ線の内側は腎経と関係していますので、腎経から伸びた血管が、虹彩周囲の「腎経」を走っているので、ここでも「腎経の弱化」が伺えるわけです。
ですから、このような方の治療をする場合には、腎経の治療が必須になってくるわけです。

そうすることで、「根本的な治療」という言葉が成立すると考えています。
そして、面白いことには、虹彩で分析したのと、スクレラで分析したのとでは、七星論を使うと一致するのです。
七星論で組み立てた「分析マップ」ですので、当然と言えば当然のことですが……。

もし、そうでなければ、この診断法(分析法)は使えないことになります。
ただ、虹彩に現れるサインは「年単位」で考え、スクレラに現れるサインは「月単位」で考えるようにしています。
理由は、目の構造、血管の変化を考えれば答えが出てきます。
2018/07/30

診断が難しいときはスクレラを見るといい 連載7

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診断が付けにくい場合があります。
そんなときに、虹彩やスクレラを分析すると、パチッと診断できます。
虹彩ですと、カメラの問題があるので、ここではスクレラで説明します。

たとえば、上の二つの写真で、どちらの目が青いかはすぐにわかるはずです。
青くなった目は、強膜が薄くなっていると観るのですが、「冷えて免疫力が低下している」とも観ます。

冷えて免疫力が退化すると、いろいろな病気が出てきます。
風邪に始まり、炎症性疾患、疼痛を伴う病気、消化器疾患、そして最近ではようやく「がんも冷えと関係する」と言われるようになってきました。

では、その冷えを治すにはどのようにしたらいいのかという問題になるのですが、それは食べ物の話になりますので、 こちら を参考にしてください。
そこの「マクロビの基礎的な知識」で、「陰性」に分類された食物に偏って食べていると、体が冷えてくるのです。

それを基本にしながら、症状の出た部位の治療をすれば、治ってきます。
でも、それのできない人が多いので、治療に食事を取り入れさせるのは難しいことです。
ですから、軽い病気なら、食事のことh言わないほうがいいかも知れません。(^_^;)

しかし、難しい病気を治すには、非常に大切なことです。
と言うことで、きょうは余計なことを書かずにここまでとします。
2018/07/30

右腕の外側が痛い。スクレラで「物忘れの診断」ができないか 連載6

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写真① 頭蓋JAAでの上肢点 



写真② 大円筋 



「右腕を挙げると、右腕外側が痛い」という方がいました。
腕を挙げてもらい、痛むところを押えて頂くと、上腕の後外側のほうでした。
そこで、写真①のように、頭蓋JAAでの上肢点へ刺鍼して、腕を挙げてもらうと、
「あ、ちょっと楽です」と言う。

それから痛みの原因となっている(写真②の)「大円筋」を触り、

「その痛みの原因は、ここにあるみたいですよ」と言うと、

「五十肩?」と聞くので、

「そうですねー、ちょっとその気があるみたいです。ここは大円筋と言うのですが、この筋肉を自分でもほぐしていてください」と、大円筋のほぐし方を教えておきました。

さて、頭に刺した1本の鍼ですが、この鍼でどうして腕の痛みが軽くなったかを説明しておきます。
実はこの鍼、「上肢」にも効くのですが、七星論で観ますと「肝」にも効くのです。
つまり、筋肉全般にも作用するというわけです。
「肝は筋膜を主る」と言われるからです。

ここ何年か「頭皮鍼」の臨床試験を繰り返しているのですが、やればやるほど面白くなってきます。
頭皮鍼は、中国にもいろいろありますので、中国の頭皮鍼も参考にするのですが、私がやっているのは、持論の「スカルセラピー」(クラニオ・セイクラル・オステオパシー的な手技療法)からアレンジしたのを使っています。

クラニオ系では、手指で頭蓋を動かしていくのですが、私は解剖学での頭蓋縫合と、七星論での「頭部七星」や「頭部への七星配置」を基本にして鍼で頭蓋を動かしていきます。
鍼を使う理由は、頭蓋縫合の調整が容易であることと、脳への刺激ができると考えているからです。

脳への刺激で言いますと、「物忘れ」に効果があることを知ってから、私自身も時々使いますし、対象となる患者さんが来ましたら、その方々にも使っています。
先日来られた方は、「物忘れ」の話はせずに、「物忘れの鍼」としたのですが、近所の方に「頭がスッキリするよ」などと話していたそうです。

この「物忘れ」へのアプローチは、年配の方々に喜んでもらえると考えていたのですが、意外や意外40代50代の方々にうけているようです。
40代50代と言いますと、「働き盛り」ですので、確かにそうかも知れません。

そして、最近頭を触りながらよく言うのが、
「お、計算力も想像力もよく働いているようですね」とか、

「あれっ? 最近計算を間違うことはありませんか」というような内容です。

すると、
「えっ? 何でわかるんですか?」とか、

「計算が苦手になってきました」と返事が返ってきます。

でも、この診断法は難しいので、スクレラで診断できるようにならないかと考えているところです。
その診断法を2~3か月研究すれば見えてくるのがあるかも知れませんので、その時は、このブログに書いていきたいと考えています。
2018/07/28

熱中症と心臓の症状 スクレラで分析  連載5

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右目 



左目 



「熱中症が心配で!」という方が来られました。

「熱中症になるのではないかと思って!」とおっしゃいます。

「そうですか。では白目の写真を撮らせてください」とスクレラを撮影しました。

「熱中症は心配ないと思います。元々心臓が強くないので、ちょっと気分が悪いなどの症状がありましたら、それは心臓からの症状です。でも、この暑さは心臓に応えますので、体調の変化には気を付けて、外出を避けるようにしたほうがいいですね」と話しておいた。

スクレラを見ると、脳血管で炎症が起こっている様子はないので、そのように話したのですが、右目のスクレラを見ると、脳区から心臓区に血管が伸びているのがわかります。
これは、心臓区に弱点があり、血管を伸ばして支えていると考えてください。
つまり、心臓は他からの支えが必要だというわけです。

熱中症は、このところ毎日のようにテレビで放映されていましたので、症状についてはご存知だと思いますが、よく知られたのが、
① めまい
② たちくらみ

などですが、熱中症になった方の話では、
「だるくなる」
というのが最初の特徴ではないかと思います。

ところが、その「だるくなる」というのは、心臓の症状でもあるのです。
ですから、「だるいから」と言って、すぐ熱中症と決めるのではなく、心臓も疑う必要があるわけです。
そこは、診断のできる治療師であれば判断がつくのですが、診断ができないと、脇下や首等を冷やして、症状を悪化させる可能性があります。

次回の臨床実践塾では、そのようなスクレラ(白目)の分析方法等を解説していきたいと思います。
2018/07/26

腸狭窄と脳障害:ジェンセン医博のマップを紹介しておきます  連載4

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ジェンセン博士の著書から 



ジェンセンマップ(虹彩マップ検証盤付き) 



ジェンセン医博は、日本にも来たことがあるようで、ジェンセン医博の本に、日本語で書かれたのが4ページほどあります。
臨床虹彩分析の説明は日本語で書かれていますが、虹彩写真は欧米人の写真です。
その4ページには、ジェンセン医博を迎える側の広告みたいなのも載っているのですが、実はその時、ジェンセン博士はかなりのダメージを受けたと聞いております。

と言うのは、確か「循環器科の医師だった」と聞いたのですが、患者さんの虹彩分析をしてもらい、致命的な反論をしたそうです。
この話は、アメリカでジェンセン博士の講習を受けた人から直接聞いた話です。
その循環器科の医師は、「腎臓病」の患者さんを連れてきて、ジェンセン博士に虹彩を分析してもらったそうです。
そして、

「腎臓はどうですか?」と、意地悪な質問をしたそうです。するとジェンセン博士は、

「問題ありません」と答えたそうです。

するとその医師は、「これは腎臓病の虹彩です。それなのに問題ないのですか?」と攻撃ともとれる発言をしたらしいのです。
ですから、ジェンセン医博は、
「ブラウンアイリスは分析しにくい」と発言したそうです。

実は、ここが問題で、ブルーアイリスのほうが、虹彩のマイナスサインは分析しにくいのに、ジェンセン博士は後に「ブラウンアイリスは分析しにくい」と表現しています。
それは多分、こういうことがあったからだと思います。

実際、ブラウンアイリスとブルーアイリスの分析をした方ならわかると思いますが、ブルーアイリスの方が「虹彩の文様や凹凸がわかりにくい」と言うか、「どのようにも分析できる」と言うか、ブラウンアイリスのようにはっきりしてないのです。
ですから、(多くの)ブルーアイリスの分析なら、どの部位でも「マイナスサイン」と説明することができるのです。

私が2年間もジェンセンマップで分析をして、納得できる分析ができなかったのは、ブルーアイリスで組み立てられた分析マップを使っていたからだと考えています。
何故なら、ブラウンアイリスは、紋様や凹凸がはっきりしすぎてるからです。
ジェンセンマップを使っている先生方もたくさんいると思いますが、虹彩カメラで撮影して、虹彩分析に取り組んでいる先生方は、多分、私と同じような悩みを持ったのではないでしょうか。

ただ、ジェンセン博士は、いろいろなサインの読み方を発表していて、そのサインの読み方は、本当に参考になります。
たとえば、原因不明の脳障害の子供を連れて来た方がいましたが、腸の反射区に「狭窄のサイン」がありましたので、

「脳と腸は直結していると言いますので、この狭窄のサインが病因になっているのではないでしょうか」と分析結果を話したら、

「この子は、便秘がひどくて、何度もマッサージの治療を受けています」と話していましたので、お母さんに腸のケアの仕方を教えて、家で毎日ケアしてもらうようにしました。
片道5~6時間もかかる遠いところから来ていましたので、その後の様子は聞いてないのですが、腸のケアをしていたなら、「多少は好転したのではないか」と、いいように考えてしまいます。
それは、腸に狭窄のある方を治療していて、そう考えてしまうわけです。
2018/07/25

朝からだるい、首の凝り、ふくらはぎが吊りそうになる (トマトと心臓) 連載3

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ループと肝ジェリー 



先日、タイトルのようなことを訴える方が来られました。
この方は、5月に来られた時に、
「血尿が出た。腰と下腹が痛くなった。泌尿科で腎臓が腫れていると言われ、微熱もあり、小さな影もある」とカルテに書かれています。

そのカルテから考えることは、腎臓の異変ですが、「朝がだるい」というのは、心臓からの症状と考えることもできます。
そうなると、水(腎・膀胱)と火(心・小腸)は対応しているので、腎の異変が心に影響を与えている、と考えることもできます。

そこで、脈診や脊椎診、六臓診をすると、「心の異変」が出てきましたので、心に影響を与えているのは何が原因なのかを考えたのですが、思い当たるところはありませんでした。
2か月ぶりの来院でしたので、やはり、腎が原因で心に影響を与えている、と考えたのです。

ところが、ご夫婦で来られていましたので、奥さんを治療しているときに、奥さんが、
「先生、主人は毎日トマトを食べているのですが、あれはいいんですか?」と質問してきました。
この奥さんは食養も勉強した方ですし、看護師の経験もある方でしたので、
「そりゃーいかんでしょう。トマトを毎日食べていたんですかァー。あ~あ、ですね!」と答えておきました。

そして思い出したのです。
ご主人を、何年か前にスクレラ分析した時、心臓反射区にループサインがあったような気がしたのです。
ループは、脂肪とコレステロールに関わるサインで、慢性的に脂質代謝を示す場合もあるサインです。

その証拠と言ったら何ですが、肝ジェリーは肝疲労として分析し、酸化した油を多く摂取した人に多く観られます。
こんな場合は、スナック菓子なども「酸化油」として考えます。
上の写真で白丸「①」がループです。
上の写真で白丸「②」が肝ジェリーです。

何年か前のことですので、記憶が定かではないこともあり、スクレラ分析の結果は調べることにしまして、とりあえずは「肝と腎と心」の治療をしました。
結果は、次回来院するまで分からないのですが、「トマトを食べないように」と指導しておきましたので、間違いなく、「朝のだるさ」は取れているはずです。

さて、このブログを読んでいる方で、「トマトが心臓に悪い?」と思った方や、「ええーっ! すると私の症状もトマトが原因だったの?」と思った方々が何人もいると思います。
次いでに書いておきますと、「トマトジュース」も一緒ですよ。
「トマトは良くなくても、トマトジュースならいいんじゃない」なんて考える人が多いのにも驚きますが、「それが現代」のようですので、くどいように書かせてもらいました。

筋肉に異常があれば筋肉を治す。
関節に異常があれば関節を治す。
内臓に異常があれば内臓を治す。
メンタル面に異常があればメンタルを治す。
食事に異常があれば食事を正す。

と言うのが、治療の基本になるのですが、では「何が原因でそうなったのか」となると、難しい問題になってきます。
そのために我々は症状から原因を探す勉強を続けています。
つまり、「病因」を探ることが最も大切だと考えるからです。

「症状を分析できなければ治療にならない」ということですが、この点で言うと 『人体惑星試論奥義書』(通称・七星論) にまとめた診断法は、かなり役立つものだと考えています。

そして、その一環として「虹彩分析」や「スクレラ分析」があるのですが、その分析法を知ると、この暑さで、毎日テレビで放映される「熱中症」の予防もしやすいのです。
2018/07/24

虹彩学&スクレオロジー (8月26日の臨床実践塾) 連載2

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虹彩マップ検証盤 



先日の「虹彩学」はかなり良かったようですので、その概要と8月に予定している「スクレオロジー」について、連載で書いていきます。

先日の実践塾でお話した内容としての、以下の基礎的なことは、テキストに書いてありましたので、解説は飛ばしました。
① 虹彩の構造
② 虹彩の生理学
③ 臨床虹彩学としての知識。≪虹彩の色≫、≪サインのレベル≫

基礎的なことを飛ばしたのは、「読めばわかるから」ですが、私が力を入れたかったのは、「虹彩学を学ぶにおいて、私と同じ遠回りをしないように」という願いがあり、私が手探りで始めた経緯や、手順などを説明したわけです。

その中で、いろいろな講演や講習でお話してきたように、「スクレラマップの検証」には力を入れましたので、その解説から行ないます。
私が「虹彩学」という言葉を知ってから、虹彩に関する情報を集めたのですが、今のようにネットが盛んではなかったので、それだけでも時間がかかりました。

そして、その頃、日本では買えない(買えたかも知れませんが)、虹彩学の本をアメリカから取り寄せ、B5で580ページもある本を全て器械翻訳し、わからないところは『眼科学』文光堂刊や、『カンスキー臨床眼科学』『小眼科学』、その他の文献を参考にしながら、時間をかけて読んでいきました。

そのころは、バーナード・ジェンセン医博の虹彩マップを参考にして、臨床を行っていましたが、どうもマップとマイナスサインが合わないのです。
たとえば、「足を骨折した」とか「腎不全」の患者さんが来られても、マップに記された部位には何のサインも出てないのです。

そこで考えたのが、歴代の虹彩学者が作った「虹彩マップ」の利用です。
ジェンセンマップも合わせると、全部で6名の学者が書き表したマップを検証してみたのです。
その検証の方法は、最初に上に掲げた「検証マップ検証盤」というのを作成して、それを各々の虹彩マップにかぶせて検証していきました。
(以下にそれらの虹彩マップを載せておきます)

イグナッツ・フォン・ペーズリー医師のマップ 



ピータオ・ヨハネス・ティエル教授のマップ 



F.W.コリンズ博士のマップ 



ヘンリー・リンドラー博士のマップ 


2018/07/23

昨日・7月22日の臨床実践塾 連載1

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虹彩撮影をしています 



きのうの臨床実践塾も面白かった。
最初に「虹彩分析」について簡単に説明して、それから希望者の方々の虹彩撮影をさせてもらい、さらに希望者の方々の虹彩写真をパワーポイントに映し出して、その方のポイントとなる点を解説していきました。

個人の虹彩写真を解説するための下準備に、ちょっと時間がかかりましたが、やって良かったと思います。
と言うのは、診断を覚えるときには、一緒に参加した方の症状や特徴を知ることが近道だからです。

たとえば、患者さんから症状を訴えられた場合、どこに原因があるのか、どのようにすれば治るのかを説明してから治療をするほうが、患者さんにとってはありがたいことだと考えているからです。

治療は、術者のためにやるのではなく、患者さんのために行う行為ですので、患者さんに納得してもらうことは重要なことだと思うのです。
そして、症状を追うことができる治療師は、その患者さんのことはもちろん、体の構造や生理も熟知していると考えるのが一般的だと思います。

ですから、虹彩を分析して、虹彩に出たサインから、その患者さんの体の状況を説明するわけです。
そして、症状を一つ一つ消していくのが治療、ということになるわけです。
症状がどこからきているのか、わからないでは、治療になりません。

と言うことで、虹彩分析をした結果を解説して いましたら、コレステロール高値の方や、腹部に異変(ご本人は“瘀血”と言っておりました)のある方、ナチュラルなサイン(^_^;)等々が出てきましたので、参加者の皆さんもわかりやすかったのではないかと思います。

それで、歴代の虹彩学者が作った「虹彩マップ」の検証法なども解説したのですが、これはじっくり解説したほうがいいと思いますので、これから何回かに分けて「連載」で書いていきたいと思います。

そして、終盤には、スマホを使った「スクレラ撮影に仕方」や、「スクレラに現れたサインの消し方」などの実技を行いました。
たまたま、その対象となる方がいましたので、頭蓋JAAでサインを薄くしました。
時間がギリギリでしたので、5分ぐらいしか置鍼できなかったのですが、間違いなく好転変化は現れていました。

きのうの実践塾に参加された方々は、おそらく、きょうからスクレラを分析しながら、サインを消す鍼をしているのではないでしょうか。(^ワ^)
来月は「スクレオロジー(白目の分析)」を行いますので、その頃までには、きっと多くの臨床経験をしていると思いますので、来月が楽しみです。
2018/07/19

熱中症は白目を見て、「頭」から治します (7/22の臨床実践塾)

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写真① ビフォー:ふらふらして歩くのも大変でした 




写真② アフター:ふらつきは全くなくなりました 



気温が急上昇してきて、子どもたちも病院へ搬送されることが増えてきています。
テレビでは毎日「熱中症対策」の方法が放映されています。
熱中症は、気温上昇で体温が上がり、脳血管に炎症が起こっていると考えます。

脳血管に炎症が起こると、脳疲労が起こりますので、ふらつきが益々ひどくなり、めまいなども起こってきます。

たとえば、上の写真は、同じ方の写真ですが、写真①は、

「ふらふらして歩けない」と言っておりました。(実際には歩いていましたが・(^^;))

それでちょっと(10分ほど)治療して、10分ほど休んでもらったら、元気を取り戻して、

「しっかり歩けます」と話しておりました。

この方の場合は鍼灸で治療したのですが、白目(スクレラ)を分析して、脳血管に熱があると判断したら、豆腐でうなじを冷やしても同じ結果を得ることができます。
豆腐でうなじを冷やすと、頚動脈が冷えて、その中を流れる血液が冷えて、冷えた血液が脳に行き、脳全体を冷やして、脳の炎症を治めることができるからです。

ただ、「ふらつき」の全てが脳血管の炎症ではありませんので、診断のできる人に診てもらう必要があります。
というのは、この時期は心臓がおかしくなる人も多く、原因が心臓からの場合は、それだけでは治まらないからです。

上の写真で見るように、「ふらつき」がある場合は、白目の血管が太くなり、血管の赤みも濃くなってきますが、ふらつきが治まると、血管は細くなり、赤みも薄くなってきます。
つまり、これが「脳血管からの反射」になるので、白目を見るだけで大まかな判断ができるわけです。

この暑さはまだまだ続きそうですので、今度の臨床実践塾で行なう 「目からの診断」 では、そのような「ふらつき」に対する分析や治療法も解説します。
一人でも熱中症の患者さんを減らすことに協力できれば、と考えております。
2018/07/18

筋膜リリース:子どもの治療や軽い症状への治療 (7/22の臨床実践塾)

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写真① 右の上肢を筋膜リリースで調整しているところ 




写真② 右足が少しだけ短くなっています 




写真③ 右足がほんのちょっと右に倒れています 



先日来られた方ですが、問診されたカルテを見ると、「特に何もない」と書かれていました。
「???」と思い、

「どこも調子悪くないのですか?」と聞くと、

「はい。特別にはないのですが、体の歪みとか、内臓の異常とかがないかを診てほしいのです」と言う。

実にありがたい患者さんです。(^_^;)

99%の方が、体に異常があって来るので、違和感さえ覚えそうです。
しかし、この方は前にも来たことがありますので、「探り」などではありません。
そこで、とりあえず体の歪みや、潜んでいる内臓の異変などを調べるために、脈診、脊椎診、六臓診などをしました。

そして、六臓診では「肝」に異常がありました。
座位で肝臓部を軽く叩くと、肝臓部に痛みを感じていたのです。
そこで、
「ちょっとだけ肝臓に疲労があるみたいですね」と言い、足の長さや捻じれを調べてみました。

写真②を見るとわかるのですが、少しだけ、ほんとに少しだけ、右足が短いのです。
と言うことは、左の腸骨が前傾していることが考えられます。
なので、仰臥になってもらい、足先がどこに倒れるかを診ました。(写真③)

ですので、かる~~く、陰査穴に刺鍼して、かる~~くお腹を押さえて、再び足の倒れ具合や、長短を見てから、ご本人の頭を持ち上げて、ご本人にも足の状態を見てもらいました。
歪み(と言ってもほんとに少し)は殆ど取れていました。

さてしかし、これだけで治療を終わると、多分不満が残ると思ったので、全体を整えるために、スタッフに筋膜リリースをしてもらいました。
筋膜リリースは、筋膜の捻じれを取って、調整する方法で、当院では、多くが子どもさんへの治療法で使います。

筋膜リリースとは、筋肉は、薄い膜で包まれていて、体全体を筋膜が包んでいます。
その筋膜に「捻じれ」や「癒着」が出ると、いろいろな症状が出てきます。
そこで、この筋膜を正常に戻して挙げるのが「筋膜リリース」になるわけです。

つまり、筋膜に「捻じれ」や「癒着」が起こると、筋肉の柔軟性を欠くことになるので、筋膜を正常な状態に戻して、筋肉の柔軟性を取り戻し、「筋肉の引き攣れで起こる様々な症状を治そう」というのが筋膜リリースになるわけです。
筋膜リリースの治療を受けたことのある方はわかると思いますが、治療が済んだ後は、体の「よじれ」が取れ、気血の運行が良くなったのを感じることができるので、非常に気持ちのいいものです。
ですから、「癒し系」の治療を好む方に人気があるようです。

今度の臨床実践塾で行なう 「目からの診断」(イリドロジーやスクレオロジー) との関連は、まだ試していませんが、おそらく「時間をかければ」(何度も治療すれば)、それなりの治療効果も得られるのではないかと考えています。
※ 表面からの治療なので、奥にある病因まで解決するのは難しいと考えています