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2018/06/29

膝痛の治し方:こんな簡単な方法もある




写真① 右の前傾した腸骨を戻しているところ





写真② 膝裏の腱の硬さを調べているところ



上の写真①を見てください。
これだけで治せる膝痛もあるのです。
「嘘でしょ!」と言われそうですが、ほんとなのです。

何故それだけで膝痛が治るかと言いますと、膝痛が起こるときは、左右どちらかの腸骨が前傾している場合が多いのです。
そんなときは、前傾した腸骨を戻してあげれば膝痛が取れるわけです。

膝痛がどこに起こっているのかを調べるには、写真②のように膝裏を探ればわかります。
膝裏を探って、腱の硬いところが痛みの出ているところです。
普通は、長くなった足のほうが痛いのですが、そうでないときもあるということです。
(ここでは長くなった方の膝が痛いことについて説明します)

腸骨の前傾を具体的に説明しますと、たとえば肝臓に異変が起こり、経筋腱収縮牽引を起こしたとします。
経筋腱収縮牽引とは、経絡や筋肉や腱が何らかの原因で引き吊ることです。
そして引きつりが起こると、筋肉の付着部が引っ張られてしまいます。
そして、仮に、右の腸骨が引っ張られたとしますと、右の腸骨が前傾してしまうわけです。

片方の腸骨が前傾すると、前傾した腸骨に付いている大腿骨が下方に伸びてしまいます。
ですから、足の長さを見ても腸骨の前傾はわかるわけです。
となると、腸骨を戻すことができれば、下肢の異常を整えることができることになります。
ですから、うつ伏せになってもらい、前傾した腸骨を後ろに倒すように持ち上げれば腸骨は元に戻りますので、それだけでも膝痛は楽になるわけです。

腸骨の戻し方は、いろいろなテクニックがあるのですが、原理を話せばこういうことなのです。
ですから、上の写真①は、前傾した腸骨を元に戻す操作をしているので、それだけで治る膝痛もあるわけです。

あまりにも簡単な治療法なので、患者さんは必ずと言っていいほど笑います。
その時は、一緒に笑ってあげてください。(^o^)
2018/06/28

癒着の治し方



巨鍼で癒着を剥がしているところ



ケガや手術によって受けた傷は、時々「癒着」を起こして不具合を起こします。
上の写真は、前腕内側に受けた切り傷による癒着を剥がしているところです。

この方は、「前腕内側が硬く感じられ、手首の曲げ伸ばしがしにくい」と言っておりました。
この方の場合はケガですが、子宮筋腫や卵巣嚢腫の術後にも同じような引き攣りが起こることがあります。

婦人科の場合は、手術のやり方にもよると思いますが、患者さんが言うには、
「下腹がずっと引っ張られている感じで、いつもお腹が気持ち悪い」と言う人もいれば、
「いつでも尿が溜まっているような感じがする」と言う人もいます。
そのような場合は、癒着を剥がしてあげるのが一番いいと思います。
癒着を剥がせば、そのような症状は取れます。

それでは何故癒着が起こるのかということですが、 こちらのサイト にわかりやすく書かれています。
そのサイトの記事を読みますと、「癒着は好ましくないことですが、癒着の完全な予防策がないのが現状」と書かれています。

ですから、癒着が起こったら、癒着を治す必要があるわけです。
癒着は、治しにくい症状の一つですが、治らないわけではありません。
それは、巨鍼を使ったりお灸を使ったりするのですが、これまで癒着の治療をしてきた患者さんで、巨鍼を怖がったり、お灸を嫌がったりする人はいませんでした。

上の写真の方は、臨床実践塾に参加した方で、実践塾が終わって、荷物を治療院へ運んで来てから治療をしたのです。
この治療の後、彼は、
「手がよく動きます。ツッパリがなくなりました」と喜んでいました。

こちら に動画を張り付けてあるのですが、Facebookですので、すぐに下のほうに流されてしまいます。
2018/06/27

首が左に曲がりません



頭蓋JAAでの治療



「首が左に曲がりません」と訴える方がいました。
脈診や脊椎診をすると、「肝」に異変がありました。
しかし、先に首が動くようにしてあげたほうがいいと考えたので、
「とりあえず、首が曲がるようにしてから根本的なところの治療をしましょうか」と言い、頭蓋JAAで頭部に鍼をしました。

そして、
「はい。動かしてみて。痛みは楽になっているはずです」と言うと、首を動かし、
「あ、はい。楽になりました」と言ってくれました。
「そうでしょう!」と言いながら、臓腑の治療に入ることにしました。

こういう症状で患者さんが来られたら、臓腑の治療でも治るのですが、先に痛みのあるところを治療しておいたほうが、パフォーマンスとしていいと考えるからです。
しかし、それだけで治療を終わると、再発させてしまいます。
根本的な治療がなされていないからです。

では、「根本的な治療とは何か?」と言いますと、私は「症状を起こしている原因となる器官」と考えています。
つまり、この方の場合は、最初の診断で「肝」と診ましたので、根本的な原因は「肝」と考えるわけです。

症状の現れた筋肉や骨格などは、対症療法的な治療に使う場合に考えます。
たとえば、胸鎖乳突筋、斜角筋、棘上筋、僧帽筋、脊柱起立筋、大胸筋、等々などを原因と考えて鍼灸治療をするとなると、「凝りのあるところに鍼をする」という、鍼灸学校1年生のような治療しかできません。
ですから、そのような治療をすると、すぐに再発してしまうわけです。

それは何故かというと、症状の現れた部位が原因ではないからです。
たとえば、「首が何年も痛い!」と訴えてくる患者さんの多くは、首に原因があるのではなく、上部胸椎や腎に原因があります。
「何年もむち打ちが治らない」と訴えて来る患者さんの多くに、そのような徴候があります。
つまり、根本的な原因の治療がなされてないということです。

頭蓋JAAは、即効的な治療ができるので、よく使いますが、それだけで終わると再発させてしまうので、経絡治療等を加えていくわけです。
常に「奥にある原因」を追いかけているわけです。
おそらく今後は、さらにそのような治療法が大切になってくるはずです。

何故かというと、今は「脳治療の時代」に入っていると考えるからです。
脳は、全ての中枢ですので、脳を整えることが抹消を整えることになるからです。
しかし、脳を整えるためには、臓腑から整えたほうが整えやすいようです。

たとえば「脳疲労」の問題では、脳血管に軽い炎症が起こっていると考えられますので、その脳の炎症を治めるには、腸から整えたほうが早いからです。
いわゆる、脳(頭部)に熱があるということは、「気が上に昇っている」という考え方をしますので、その昇った気を下げる治療をするわけです。
2018/06/26

先日の臨床実践塾:頭蓋JAA-2018での診断と治療



爪擦診と頭蓋JAAの実技練習



6月24日の臨床実践塾では、第二部を私が担当しました。
タイトルは、「頭蓋JAA(頭皮鍼)と検査法」にしました。
「頭皮鍼での診断法」というは、YNSAの首鍼とか腹診というのもありますが、その診断法ができる域に達するには、相当な才覚がなければできないと思われたからです。

しかし、鍼灸師は、脈診や腹診などで指の感覚は鍛えられていますので、その感覚を利用できる診断法であれば、頭皮鍼に使える診断法が組み立てられるはずだ、と何か月か研究してきました。
その中で、爪による擦診(造語・爪擦診:そうさつしん)です。
爪擦診は、YNSAにもありますが、YNSAでは首診を主に行いますので、あまり使われてないようなのです。

私は、その爪擦診を治療日には毎日使ってきました。
その結果、「物忘れ」や「手足の異変」を爪擦診で感じ取ることができるようになったのです。
ですから、「爪擦診を発見した」のではなく、「訓練」したわけです。
そして、爪擦診と「七星論による腹診」を併用することで、新たな診断法ができたのです。

先日の臨床実践塾では、その方法を具体的に解説し、実技でやってもらったのですが、参加者の皆さんからは満足したような感想を聞くことができました。
「こういうことができるんですね」
「これは使えますね」
……等々。

そして実技に入ったのですが、実技はさらに面白かった。
最初に、七星論による腹部七星を押圧し、関連する頭蓋JAAでの頭皮反射区を爪で押圧すると、腹部にあった反応が軽くなるのです。
爪だけでこうですから、鍼を使うともっとはっきりと効果がわかるわけです。

もちろん鍼も使いましたが、参加者の皆さんが、爪擦診にまだ慣れてないこともあって、今一つ効果を実感できてない方もいました。
そこで、私が皆さんの実技を見て回りながら、爪擦診の仕方や、鍼の角度などを教えていったわけです。

すると、その効果を感じた人は、口を丸く尖らせて、「おおー!」というような表情を見せていました。

それはそうなるはずです。
私が何か月もかけて爪擦診と、自分の頭へ刺鍼をしながら頭皮鍼の研究をしてきたのですから、私から言わせると、「そうなって当然」なのです。
でなければ、この何か月かは無駄なことをしたことになるからです。
その中で見つけたのが、「物忘れ」の診断と治療だったわけです。

実践塾でもモデルになってくれる方に出てもらい、実技をしたのですが、爪擦診をしながら、
「この方は左脳型のようですので、理系ですね、とか、計算力や分析能力が優れているようです。しかし、芸術的分野は弱いようです」などと説明をしたら、モデルになった方も納得した顔をしていました。

こんな実技は初めて行いますので、参加者の皆さんも多少「ドキッ!」とした様子でした。
その「ドキッ!」としたのが良かったと思います。
その後、2人一組になって、実技の練習をしてもらったのですが、皆さん一生懸命に練習をしていました。

「物忘れ」の診断は、これまで「虹彩分析」で行っていましたが、これからは、この爪擦診で行うことができます。
何が違うかと言うと、虹彩分析はカメラが必要です。
現在はスマホのカメラがだいぶ良くなりましたので、スマホのカメラでも、ある程度分析できるようになったのですが、自分の体の一部を触られて出て反応のほうが、やはりインパクトがあるようです。

しかし、「画像診断」というのは、目に訴えますので、長期記憶に残ります。
さらに「虹彩分析」は、爪擦診で得た結果を確認するのにも必要な技術になると思います。
ですから、7月の臨床実践塾は、「虹彩分析」を行う予定です。
ただ、虹彩カメラを会場まで運ぶのは大変なので、7月は新城治療院で実践塾行ないます。

爪擦診で調べて、虹彩分析で裏付けをする。
おもしろそうですよね~ぇ!
ただ、7月も、「講義ビデオ撮影」が目的になり、基本的にはスタッフ講習になりますので、「案内ハガキ」も限られた方だけにしか出しません。
ですから、講習に参加したい方は、早めにお申し込みください。
2018/06/25

きのうの臨床実践塾:第一部「お悩みトリートメントのポイント」




頸部3筋のほぐし方やエステのテクニックを公開



第一部は「フェイシャルエステ」の講義から始まりましたが、講義への導入は
「女性がエステに通う理由」として3つの「女性心理」を解説していました。

解説を聞いておりますと、「なるほど、ここが男性と違うんだ!」と思わされるところがあり、いろいろなエステ店の広告内容が、その心理作戦を使っていることがわかります。
いわゆる、「顧客が商品を買う理由」ですね。

一般対象の講演などではなく、施術者対象のセミナーですので、「如何にしてお店につなげるか」をさり気なく伝えていました。
もちろん、セミナーのタイトルが「お悩み別トリートメントのポイント」ですので、お悩み別のトリートメント方法や、トリートメントで気を付けることなども後のほうでお話してくれました。

おもしろかったのは、年齢でエステに期待することが違う、というところです。
テキストには、こう書かれていました。
・50歳以上・・・全盛期の綺麗
・30歳以下・・・出会ったことのない綺麗

そして、エステに求める「自分の目標」で、年齢もわかるようで、
・家族を含めた他人から見た自分の基準。
・旦那さんへの諦め。(^_^;)
などもあり、日常よくあるだろうと思われるところまで切り込んでいました。

参加者は治療師ですので多分、「エステを受けるとこうなります」という小見出しに興味津々だったようで、パワポで「ビフォー・アフター」の写真を見せながらの解説は、会場がシーンとなっていました。

で、どうなるのかということですが、顔の変化の観方を説明してくれて、

① パーツの変化

② 顔全体の変化

③ 首と顔の変化

④ メンタルの変化

などなどを目、鼻、口、骨格、皮膚などを細かく分けて説明してくれたので、エステを受けた方の「ビフォー・アフター」の観方(褒め方)がわかったような気がしました。
そして、そこの小見出しでポイントとなるところは多分、
「前はこういう顔だったの! と思ってもらえれば成功です」と、小さな文字で書かれた言葉だったと思います。
※ 私は男性ですので、こういうことはわかりませんでした (^_^;)

それから、「顔の悩みワースト3」と称して、女性が一番気にするところを、解剖学的に、美容学的に解説しながら、それらに対するトリートメントの方法を解説していました。
その後モデルを募り、実技に入りました。

えっと、多分、モデルになった方は嬉しかったと思います。
男性でも、モデルになりたさそうな方が何人かいましたが、そこはエステなので、最初は女性の希望者が選ばれました。
それが上の写真です。

実技をやってる間、男性の皆さんもベッドの周囲に集まり、熱心に見ていました。
トリートメントに使うクリームも、いろいろあるので、その特徴を説明しながら、使った感じを参加者の皆さんにも触ってもらっていました。

講師の先生は、一流ホテルのエステで店長を勤めていた方ですで、悠長で優雅な雰囲気まで作り上げていましたので、その優雅な雰囲気にも巻き込まれたのではないでしょうか。
「学ぶ」というのは、単に言葉や技術だけを学ぶのではなく、先生となる講師の人柄まで学びますので、きのうの参加者は「いいのが学べた」と思います。
2018/06/24

物忘れは改善される (きょうの臨床実践塾)




物忘れが少なくなりました



きょの臨床実践塾では、「物忘れ」に対する診断・治療の話と実技を行いますが、物忘れは、すぐに結果がわかるものではないので、参加者の皆さんがどれだけ納得してくれるか、少々気になるところです。

「物忘れが改善される」なんてタイトルでブログを書くと、「ホラ吹きめ!」と非難されるかも知れませんが、そう思う人は読まなければいいだけの話です。・・・ネ!
あ、でも、多分、誰でも、いつかはこの問題にぶつかると思いますので、その時は思い出してください。

「物忘れ」は、ある程度の年齢になると、増えてくる症状なので、多くが「歳だから仕方がない」と考えているようです。
ある方が治療に来た時、こんなことを言っていました。

「この頃物忘れが多くて、毎日探し物をするんで大変です。あれはどこやった? あれはどこに置いたのかな? ばっかりですわ」

これは別に珍しいことではなく、普段どこにでもある話だと思いますが、その時、頭に浮かんだのは「百会」というツボへのお灸でした。
百会というツボは、「百の経絡が集まるところ」(多くの経絡が集まるところ)という意味があり、いろいろな治療に使われます。

ですから、ある地方では百会にお灸するのを「ボケ防止の灸」とも言われています。
それを聞いた時にはちょっと笑ってしまったのですが、気血の巡りを良くするツボとして考えると納得できるものです。

虹彩学を勉強しているときも、「物忘れのサイン」というのを見つけて、虹彩撮影をしては「ちょっと物忘れがあるみたいですね」なんて言いながら、患者さんと一緒に笑ったものです。
しかし、現実的に、30代で「物忘れのサイン」が出ているのを見ると、こちらが真剣になってしまいます。

ここで勘違いしてはいけないので、説明させて頂きますと、
「物忘れ」であって、「認知症」ではないのです。
ですから、「物忘れ」と言われても「認知症」ではありませんのでご安心ください。
誰にでもある症状なのです。

誰にでもある症状ですが、「物忘れ」が多いと困ります。(^_^;)
人の名前や地名を忘れたり、約束を忘れたりすると、その人に大切な仕事は回ってきません。

さて、「物忘れ」はどのような人に起こりやすいのでしょうか。
これは、私の臨床から観た私見ですが、参考にはなると思いますので、書いておきます。
また、この記事で気分を害する人もいると思いますが、これは「ではどうすればいいのか」と言うことを考えるための材料ですので、その点ご承知ください。

「物忘れ」で気になるのが、「ロキソニン」の害です。
解熱鎮痛剤として発売されている、あの「ロキソニン」です。
頭痛や生理痛でもよく使われているようです。
ロキソニンの副作用などはネットで検索しても出てきます。

ただ、「物忘れ」と「ロキソニン」の関係は出てこないようです。

ただ、ロキソニンを常用している人は、肝臓部が凹んでいて、物忘れが多いようです。

ロキソニンが市販されるようになったときに、「痛みだけを治して、根本的な治療をしないと病が深くなる」と考えていました。
そして、当院の患者さんにもそのように話してきました。
それが現実になってきたような気がします。

若い人でも物忘れが多くなり、「おバカキャラ」が流行る時代です。
しかし、それって危険ですよね

コンロの点けっぱなし
鍵をかけずに出かける
約束を忘れる
本が読めない


きょうの臨床実践塾では、そのような「物忘れ」の徴候の診断法と治療法を解説します。
ただ、その場で証明できるものではありませんので、自分で試してみないといけないのですが、必ず「価値あるモノ」になるはずです。

何故かと言うと、当院の何人かの患者さんは「物忘れがなくなった」と喜んでいるからです。
毎日の現実問題が減り、未来への不安も減ってきたわけです。
2018/06/23

腕を後ろに回すと肩が痛い (6/24の臨床実践塾)




はい、あごを捕まえて腕を後ろに回しますねー



明日の実践塾でパフォーマンスが使う予定のテクニックを、この方のおかげで試すことができました。(^o^)

その方は、「腕を上げて後ろに回すと三角筋が痛い」と訴えてきた方です。

そこで、私がちょっと笑いながら、

「これ、面白いですよ。あごで治せるんです」と言うと、ニタッと笑っていました。
多分、私のあごを使って何かすると思ったのでしょう。

そして、「ちょっとあごを触りますけどいいですか」と許可を得て、写真のように腕を動かしました。
すると、びゅっと後ろにいくので、「プッ!」と笑っていました。

実はこれ、顔の反射区を利用したテクニックになるのですが、顔の反射区を指で押すだけで、このようなパフォーマンスができるのです。
このパフォーマンスを見た人は多分、真似したくなります。
でも、最初は上手くいきません。
見るだけではわからないからです。

で、この患者さんが、

「まだ、芯が残っている感じがします」と言うので、ベッドに座ったまま、頭蓋JAA(頭蓋関節調節鍼)で肩関節を調整しました。
そして、
「どう?」と聞くと、難しい顔をして、腕を動かしながら、
「取れたみたいです」と言う。

何故、難しい顔をしたのかわかりませんが、「取れたのならそれでいいか」と多くは聞きませんでした。
そしえ、再発させないために経絡治療に入ったのですが、経絡治療をしながら聞いてみました。

「あのー、さっき、写真を撮るのを忘れたので、後でもう一度さっきのポーズで写真を撮らせてくれませんか? ブログのネタに使いたいのです」と。

すると、寝たままで、
「はい。いいですよ」と返事をしてくれました。
それは、「どうぞ、どうぞ、ええ、どうぞ!」という感じでした。

それで、経絡治療が済んでから、再び腕の動きで痛みがないことを確認してもらい、撮影に移りました。
「撮影に移りました」なんて言うほど大げさなことではないのですが、撮影をしたわけです。
それが上の写真です。

具体的に言うと、スタッフに、そのポーズを指示しながらスマホで撮影しただけなんです。(^o^)

さ、これで明日の準備は済んだ。\(^o^)/ ヽ(^。^)ノ
2018/06/22

実践塾の準備 (6/24の臨床実践塾)




自分で自分の頭に鍼をしているところです




腹部の反応点を調べているところです



昨日、私を含めて4人で頭蓋JAAと七星腹診の実験をしました。
腹部に出る反応を頭皮鍼で消せるかどうかを実験したのです。
前にもやったことがあるのですが、確認のためにやったわけです。
結果は、予想通りでしたが、やっぱり患者さんの治療で使ってみるのが一番わかりやすい。

実験は、患者さんの症状がその場で取れることを確認するためでしたが、症状のある人がいないので、腹部の反応を診ながら、頭部に刺鍼したわけです。
代わりばんこにモデルになってやっていたら、

① 口内炎のようなものができた人

② 動かし方によって腕が動きにくい人

など、少しずつ症状的なことができることが出てきました。

・その症状は、どこからきているのか
・どの部位に刺鍼すれば治まるのか

と言うことを皆さんで考えながら、進めていったのですが、たまたま、
「記憶力を上げるには、このツボを使うといいみたいですよ」と言ったら、「やってほしい」と言うものですから、

「いやいや、自分でやってみてください。そして、それを家でもやるのです」と、自分でやる方法を教えました。
それが上の写真です。

「口内炎」に関しては、「軽くなったようです」と言っていましたが、炎症ですので、きょうも様子を聞かないとわかりません。
「腕の動き難さ」に関しては、だいぶ取れたようでした。
なので、私は一切触らずに、この症状も様子をみることにしました。

臨床を学ぶには、理論よりも実験のほうが頭に残ります。
頭に残してもらうために、こういう実験をやるわけです。
それを積み重ねていくことで、実際の臨床に当たったとき、パッと動けるかどうかが決まってくるのです。

実験は、臨床のような感動を見ることは少ないのですが、実験をすることで、本を読むときに理解が進みやすいのです。
勉強しても頭に残ってなければ、意味がないので、実験を繰り返すわけです。

ということで、きょうも「スキがあれば実験をしよう」と考えています。(^_^;)
2018/06/21

あれっ? 何するんだったかな? (6/24の臨床実践塾)




やろうとしていたことが思い出せない



この頃は若い人でも物忘れをする人が多くなってきました。
物忘れが出るまでには、いろいろな症状が出てくるものです。
肩こり、眠たいけど眠れない、食欲不振、疲れが残る、体が重い等々、元気な時に比べて、「普通じゃない!」と感じる症状です。
しかし、病院へ行っても多くが「何もありません」と言われるようです。

鍼灸院へ来る方は、そのような症状を訴えて来る人も少なくありません。
そのようなときに、我々は何をするかと言いますと、東洋医学の診断で、体の歪みを診たり、臓腑の盛衰をコントロールして、体の歪みや臓腑のアンバランスを整えるようにします。

ただ、それぞれの治療師は、「自分好みの治療法」を使っています。
たとえば、ある治療師は、
「脳脊髄液の流れが輪対ですね」と言い、ある治療師は、

「頚椎が歪んでいますね」と言い、ある治療師は、

「腎臓や心臓の動きが悪いようですね」と言うかも知れません。

どれも間違いではないと思いますが、正解とも言い難いです。
何故なら、「物忘れ」は一つの原因ではないし、治療法も確立されてないからです。
もちろん、患者さんには告げなくても、治療師が原因を把握していればいいのですが、そんな治療師は多分少ないと思います。

たとえば、クラニオ・セイクラルなどをやっている人は、基本が「脳脊髄液の流れの悪さ」ですので、クラニオ系の治療をしている治療師は、脳脊髄液の流れを良くするような治療をすると思います。

また、鍼灸で治療している治療師は、腎虚の治療で脳の代謝を上げるようにするかも知れませんし、カイロプラクティックで治療している治療師は、骨格を整える治療をするかも知れませんし、ほぐし系の治療をしている治療師は、筋肉をほぐして症状を治めようとするかも知れません。


さて本題に入りますが、「物忘れ」が出るときのことを考えてみますと、物忘れが出る前に、以下のような症状が出ていることがあります。

 記憶力低下の自覚
 集中力がない
 気分がふさぐ
 疲れやすい
 持続力の低下
 思考力の低下
 注意力の低下
 理解力の低下
 判断力の低下
 表現力の低下
 作業効率の低下
 寝た気がしない
 うっかりミスが多い
 コミュニケーションが取れない
 考えるのが面倒臭くなった

50を過ぎた人なら、いくつか当てはまるのではないでしょうか。
「まったく当てはまらない」と言う人は、逆に危険かも知れません。
何故かというと、自覚してないのは症状が進んでいる可能性があるからです。(^o^)
しかし50を過ぎると、普通はあるものと考えますので、心配は要りません。

そういう症状を自覚している人は、脳の疲労をとればいいのです。
つまり、脳に炎症が起こっていると考えてください。
炎症と言っても、体温計で測っても出てきませんが、熟れた人が触ると、手の平だけでわかります。
炎症が起こって、脳の代謝が低下しているのです。

「脳疲労の取り方」は、自分だけでやると根気が要ります。
でも、「続かない」と言って、諦めないでください。
それをほっておくと「物忘れ」が出てくる可能性があります。
脳疲労のことは3年ほど前にも、このブログに何度か書きましたので、ここでは控えておきます。

それでは、「物忘れ」は、どうすればいいのかということですが、簡単に書きますと、以下のような方法で解決できます。
① 体の歪みを整える
② 頸椎を整える(特にC-1)
③ 脳を活性化させる(これは難しいです)

ですから、一つのツボで治まるというものではないわけです。
そして、「物忘れ」の問題は時間がかかりますが、治らないわけではありませんので、安心してください。
2018/06/20

物忘れが多いみたいですね。「えっ!」 (6/24の臨床実践塾)



頭蓋JAAで自分の頭に鍼をしてテストしているところです



頭蓋JAA(頭皮鍼)の治療効果が高いので、よく頭蓋JAAを使います。
そして、自分の頭に鍼をしながら治療効果を検討します。
関節の動きや痛みだけでなく、脳の働きなども考えるようにしています。

脳の働きは、東洋医学なので科学的な証明はできないのですが、本人の認識を知ることはできます。
頭蓋の反応を診て、
「記憶力が落ちているみたいですね」と質問すればいい。

先日も、ある患者さんに、
「最近、物忘れが多いんじゃないですか?」と質問したら、パッと振り向いて、私の顔を見ながら、
「何でわかるんですか。そうなんです。ひどいんです。なんでわかるの?」と言う。

「いや、実は、頭を触った反応で、その兆候がだいたいわかるんです」と言うと、

「先生、私ひどいんですか。病院に行ったほうがいいですか」と言う。

「いやいや、病院に行ってもわかるかどうかです」

「ま、効くかどうかわかりませんが、何人の人が“忘れものをしなくなりました”と言ってるので、頭に鍼をしておきますね」と鍼をしました。

誰でもそうだと思いますが、ある程度の年齢になると、物忘れをすることに気が付くと思います。
その時どうするかですが、私はたまたま頭蓋JAA(頭に鍼をする治療法)での臨床研究をしていましたので、自分で何回も頭に鍼をしました。

自分でやったことは照明にはなりませんので、
「どこを探れば物忘れがわかるのだろう」と考えながら、患者さんの頭も触るようにしていたのです。
そして、
「どうすれば物忘れが治るのだろう」と考えながら鍼をするようにしたのです。
そして行き着いたところが「脳下垂体」でした。

脳下垂体は、眉間の奥にあるのですが、この小さな器官は、ホルモンと関係しており、そこから指令が出されているのです。

① 成長ホルモン
  身長を伸ばす
  物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく

② 甲状腺刺激ホルモン
  甲状腺を刺激して、甲状腺ホルモンの生成を促す

③ 副腎皮質刺激ホルモン
  副腎皮質を刺激し、コルチゾールなどのホルモン生成を促す

④ 性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
  精巣、卵巣および生殖器官を刺激し精子と卵子、性ホルモンの生成を促進する

⑤ プロラクチン(催乳ホルモン)
  乳房を刺激し、乳汁の生成を促進する

それらのホルモンは、過労やストレスで働きが落ちてくるのです。
たとえば、
・疲れが取れない
・体が冷える
・卵巣の機能低下
等がそうです。

それと同時、体に出てくる症状として、
・頭痛
・めまい
・眼の疲れ
・浮腫み
・不眠
・イライラ
・過緊張状態

そして、「物忘れ」です。

何故ですか?

上の①に書いたように、「物質をエネルギーとして使えるような物質に変えていく」ことができないからです。
脳ではかなりのエネルギーが使われますが、脳下垂体の働きが落ちて、栄養素をエネルギーに変換できなくなると、脳の機能が低下していくわけです。

ですから、記憶力が落ちてきたと思ったら、脳下垂体の活性化を考えればいいということになります。

これまでの臨床実践塾 で、何度か「物忘れへの頭蓋JAA」をやったのですが、参加者が若いせいか、あまり興味がないようです。
しかし、私や当院の患者さんは、その効果を実感しています。
だから、今回もちょっとやります。

「俺は関係ねーや」と思っている人ほど、騒ぎ出しますので、そういう人こそ「物忘れ」に対する準備が必要ですよ。(^ワ^)