FC2ブログ
2021/10/28

頭を触るだけで何故症状が軽減したりするのでしょうか

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



感覚野



もうすぐ始まる「通信治療」の為の予備知識として記事を書いていますが、それは施術者(通信治療での指導者)の為のものです。
しかし、指導を受ける側も読んでおくと治療がスムーズに進められます。

昨日のブログで、「頭を触っただけで異変が消える」という話をしましたが、それはこの「感覚野」に関係しているのです。
と、それだけではわかり難いので、ちょっと説明しておきます。

まず、脳には「感覚野」というのがあります。(上図参照)
それは、大脳皮質において感覚のインパルス(神経線維の中を伝わっていく活動電位)が最初に到達する部分をいいます。

つまり、外界あるいは体内からのさまざまな感覚に関する情報は、嗅覚を除いては、すべて視床に中継されたのち、感覚野(感覚領)あるいは知覚野(知覚領)ともよばれる部位に送られます。
ですから、体の異常も知覚野やに伝えられるわけです。

この部位は、感覚情報を受容する大脳皮質の特定な領域で、感覚の種類によって局在性があります。
たとえば、皮膚からの感覚(触覚、温覚、痛覚)や深部感覚(圧覚、筋覚)を受容する部分を体性感覚野といいます。(平手で触るのはこの部位ですが、鍼はしないほうがいいです)

感覚野は、ヒトでは中心溝のすぐ後方の頭頂葉にある中心後回がこれにあたります。
また、視覚、聴覚、味覚を受容する大脳皮質の部分をそれぞれ視覚野、聴覚野、味覚野とよび、大脳皮質のなかではおのおのの機能の局在性がはっきりしています。

視覚野は後頭葉の鳥距溝を囲む領域、聴覚野は側頭葉の外側溝のところにある横側頭回の部分、味覚野は体性感覚の領域の後下部に接した部位にあります。

これらさまざまの感覚情報は大脳皮質で感受されると意識に上ると考えられるが、嗅覚の場合は、その受容部位が大脳辺縁系のいわゆる嗅脳とよばれる部分で、新皮質ではないとされます。
しかし、高度な嗅覚情報(においの好みなど)は大脳辺縁系から視床を経由して前頭葉前野に送られ、ここで処理されることが判明しました。

さらに、ヒト以外の哺乳動物においても感覚野の局在性が大脳皮質に証明されており、ヒトと相同の領域がそれぞれの感覚野に相当しています。
感覚情報を直接受容する大脳皮質を一次感覚野というが、その近くには二次、三次の感覚野があり、感覚情報の統合を行うと考えられています。
2021/10/27

ハーバード大が突き止めた「年をとるほど脳が活性化する条件」 (^o^)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



印を使た辺りを平手で押さえてみる



右半身に異変(重たいとか痺れるとか)が出た場合に、上図の印をつけた辺りを平手で押さえてみてください。
それで症状が軽くなったり消えたりしたら、脳の異変と考えます。

先日、そのような事を訴える方がいましたので、この方法を使ってみました。
その後、スタッフが、
「さっき頭を押さえていたのは〝頭七の地″ですか」と質問してきました。

実はこれ、触る人の感覚も関係があるようで、前にも、何度かスタッフに触ってもらった事があるのですが、
「わかりません」という答えが返ってきました。
ですから、あまり使わないようにしていたのですが、久しぶりに使ってみたのです。
(当院でFATの講習を受けた方は覚えていると思います)

それから何年も、「何でやろ、何でやろー」と考え、術者の感覚の問題なのかな、と思い、あまり使わないようにしていたのです。

しかし、先日、脳のことを調べていたら、「PRESIDENT Online」にちょっと関連するような記事がありましたので転載させて頂きました。
(URLだけだと記事が消えてしまう可能性があるので、コピペしました)


脳には年をとっても衰えない底力があることが、さまざまな研究から明らかにされている。中には、年をとるほど向上する能力もあるという。諦めるのはまだ早い。知られざる脳の可能性の最新研究報告。

言語力、空間推論力など、4種で高齢者が優る
「年をとれば物覚えが悪くなり、頭の働きが鈍くなるのは仕方ない」という既成概念を覆し、人の脳には加齢に抗する底力があることが近年の脳研究で明らかになってきた。脳は高齢になっても可塑性(自分とその周辺の状況に応じて変化する能力)を維持し、誰もが加齢に従って認知力の低下を体験するとは限らない。逆に中年以降に高まる能力もあるということなのだ。

研究者に加齢と脳の関係を再考させるきっかけとなったのは、約5000人を対象に加齢による脳の様々な変化を半世紀以上も追跡調査してきたワシントン大学の「シアトル縦断研究」。認知力を測る6種のテスト中4種で、高齢者の成績は20代よりも良かった。記憶力と認知のスピードには加齢に伴う低下が見られたが、言語力、空間推論力、単純計算力と抽象的推論力は向上していた。この研究は加齢による記憶力の低下には個人差が大きいことも明らかにした。被験者の15%は高齢になってからのほうが若いときより記憶力が優れていたのだ。

40歳から69歳のパイロットの認知力を比較
カルレ・イリノイ医大の研究でも意外な結果が出た。40歳から69歳のパイロットの認知力を比較したところ、新たなフライト・シミュレーターの操作法を習得する時間は高齢者のほうが長かったが、衝突回避の成功率は高齢者のほうが高かったのだ。

fMRI(機能的磁気共鳴画像法)やSPECT(シンチグラフィー)といった造影診断法を利用しての研究も進み、脳には加齢に対抗するメカニズムがあることも証明された。トロント大学のシェリル・グレディー博士によれば、高齢者はひとつの作業の達成に向けて若年層が使わない脳の部位も活性化させている。

例えば記憶処理を主に担う側頭葉内側部が加齢により不活性化するに伴い、高齢者は前頭前皮質腹内側部、前頭前皮質背外側部も記憶処理に動員し、注意力といった認知機能の補強に前頭葉と頭頂葉の両方を活用している。若年層は単純作業には左右の片側の脳しか使わないが、高齢者では左右の脳を活用する傾向が見られ、活用する部位が多いほど成果は良い。

高齢者は脳の多くの部位を活用
高齢者は若年層より物の見方が前向きになることも南カリフォルニア大学の研究が証明している。高齢になると情動反応を司る扁桃体がネガティブな刺激に反応しにくくなるのだ。また40歳を過ぎた頃からネガティブな記憶よりポジティブな記憶のほうが増え、その傾向は80代まで続く。つまり感情に左右されにくく、ストレスに強くなるということだ。

グレディー博士によれば高齢者の「頭の使い方」が変化する理由のひとつは脳の一部の機能低下を補うということだが、それだけではないようで、同じ結論に達するのに様々な脳の部位を使うのでより深い洞察が伴い「知恵脳」になるとも考えられる。

「ですから国や企業のリーダーには高齢者のほうがふさわしいともいえるのです。若い頃と変わらない『脳力』を持つ高齢者は少なくありません。脳には優れた可塑性があり脳の備蓄、維持、補償がうまくできていれば70代、80代になっても人は優れた脳力を保てます」と、グレディー博士。脳の備蓄とは知識や技能の蓄積を意味し、維持とは脳細胞の自己修復力を意味する。補償とは前述のように一部の機能低下を他の脳の機能で補うシステムのことだ。

瞑想により活性化する、高齢者の脳の力
脳の「備蓄」「維持」「補償」を助ける外的要因として研究者が奨励するのは健康な食生活、適度の運動、様々な活動による脳への刺激、積極的な社会参加だが、近年特に注目されてきたのは瞑想の効果だ。

「加齢による脳の機能低下の多くは瞑想で防げる」とするのは24歳から77歳の100人を対象に加齢による灰白質(神経細胞の細胞体が密集する部分)の変化を調べたカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究報告。全般的に加齢による灰白質の体積減少は見られたが、瞑想をした人は減少が抑えられ、体積が減少した部位も狭かった。

瞑想が高齢者の脳を活性化させる
さらにハーバード大学のサラ・ラザール博士によれば、瞑想には脳の劣化防止だけではなく実際に灰白質を増加させる効果もあるという。25歳から50歳の被験者を対象に8週間のマインドフルネス・トレーニングの前後の脳を調べたラザール博士の研究では、トレーニング後には海馬、後部帯状皮質、側頭頭頂接合部と小脳の灰白質の濃度増加が確認された。これらは学習および記憶処理、感情調節、自己言及性、および物の見方に関与する脳領域だ。

マインドフルネス・トレーニングはストレス低減を主目的として考案されたプログラムで自分の体の感覚に意識を集中する「ボディスキャン」、ヨガと瞑想などを日課とする。「脳も筋肉と同じで鍛えればそれだけ育ちますが、脳を鍛えるには激しい運動をする必要はなく、頭を雑念から解放し休ませる瞑想やヨガ、気功などが効果的なのです」とラザール博士は語る。

瞑想や祈りの最中の脳の変化を長年にわたって調べてきたトーマス・ジェファーソン大学のアンドリュー・ニューバーグ博士によれば、記憶力や認知力に関わる前頭葉を活性化させるには呼吸に意識を向けたり、一点を見つめたり、マントラや暗示の言葉を繰り返すなど、意識を集中させる瞑想を1回15分から1時間、一日に1、2回実践するとよいそうだ。
2021/10/26

膝痛と踵の痛み

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。



こことここが痛いです



先週来られた方ですが、
「歩き過ぎたわけではないのですが、両方の踵と右膝が痛い」と訴えてきました。

この方は、最近引越しをされたようですので、
「普段使ってない筋肉を使い過ぎてひずみが出たかな」と考えていましたが、
「そうだ、レーザー治療器を使ってみよう」と思った。

レーザー治療器は、「退行性関節炎」に効果があるようだからです。
しかし、当院では痛みのある関節にレーザーを使ったことはありません。
そしてレーザーを当てたら、6~7割ぐらい楽になったようでしたが、

「まだ、ちょっと痛い」というので、手技療法で治めました。(^_^;)

痛みのあるところにレーザーを当てない理由は、そこが原因とは考えてないからです。
「痛みが出たところが原因」と考えるのは、初心者みたいであまり感心しないのです。
外傷なら痛みが出たところが原因になるのですが、治療院に来る多くが、そうではないのです。
そして、痛みが出たところが原因と考えて治療をすると、再発しやすいです。

では、何が原因なのか。

ここからは七星論での「論理的診断と治療」の面白いところです。
① 脈診
② 脊椎診
③ 仙骨診
④ 腹診
⑤ 動診
⑥ 経絡鍼
  (表裏関係、対応関係含む)
⑦ 目分析(虹彩分析、スクレラ分析)

などなどの診断をして、原因となる臓腑を決めていくのです。
この①~⑦の診断法を見ると、時間がかかるように思うかも知れませんが、多分3分。長くても5分以内だと思います。

しかし、これはちょっとレベルが高くなるので、七星鍼法を深く学んだ人でないとわからないかも、です。
それができれば、
「通信治療」ができるようになります。

つまり、診断ができれば、家庭療法で治すことが出来るということです。
その診断は、我々専門家が行ない、治療方法まで考えて、患者さんに指導するのです。
これから、そのような診断方法(分析方法)をセミナーで解説していく予定ですが、その準備はちょっと大変です。

何故なら、「治療方法まで画像や動画」で準備しなければならないからです。

でも、頑張ります。(^o^)
2021/10/25

きのうの臨床実践塾(通信治療の説明)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




中央より少し上のほうに黒い点があります



きのうの実践塾は、「コロナ禍が過ぎたらどうなるのか」とい事から話ました。
それは、「我々の業界がどのように変わるのか」ということを想像した私の意見でしたが、「NHK「や「日テレ」のニュースから拾い上げた記事を根拠に私見を交えて話しました。

多くの方々の意見もそうですが、私も、「コロナの前には戻れない」と考えています。
ですから、戻れない状況をどのように乗り越えていくかが課題になるわけです。
私には「通信治療」という方法があるので、そのやり方を説明したわけです。

通信治療というのは、今まで、電話やメールでやっていましたが、臨床をしながらだと時間の段取りが難しいのです。
こちらが鍼をしているときに電話が来ても、1~2分なら話はできますが、治療方法などを説明していると、とてもじゃないが、時間が取れません。

ですから、先に虹彩やスクレラの写真を送ってもらって、それを基に診断しておく、という段取りにしようかと考えているのです。
すでに始めていますが、遠方の方や、家から出ることが出来ない方々には重宝するのではないかと思います。

たとえば、昨日の実践塾で、参加者のスクレラを撮影したら、上の写真のように、中央から少し上に「黒い点」がありました。
そして、
「喉がおかしい時があったんじゃないですか?」と聞いたら、
「今、喉が痛いんです」と言っていました。

このように診断して、治療は家庭療法を教えていくわけです。
で、昨日は、仙腸関節の調整を徒手療法で解説しました。
そのデモンストレーションが済んでから、

「腰が軽くなったんじゃない?」と聞くと、

「ええ、腰が痛かったんですが、治りました」と言っていました。

それには参加者の皆さんも笑わずにはいられず、ドッと笑ってしまいました。

とまー、そんな感じでセミナーをやったのですが、先ほども言ったように、遠方の方とか、来る事ができない方々の為にそのような方法でやってみようかと考えているのです。

もちろん、
来院して対面治療の方が早いし治しやすい

ということは言うまでもありません。
2021/10/23

目の分析で「認知症」や「妊娠」は分かりません

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




この方は心臓にちょっとトラブルが起こっているようです



いろいろな方がいます。
先日、
「目で認知症は分かりますか?」と質問してきた方がいました。

答えは「No」です。

仮に、「そうではないかな?」という方の「目分析」をしても、絶対に言いません。
その診断は医師でなければやってはいけないし、変に不安を煽りたくないからというのもあります。
ただ、明日の臨床実践塾では、「認知症の予兆の分析」方法を、ちょっと説明するつもりです。

虹彩やスクレラを分析するのは、現代医学や東洋医学で診断がつかない時に使います。

ただし、病院で診断されて、「治療を続けているが治らない」という場合は別です。
どちらかと言うと、東洋医学はそちらのほうが専門です。
つまり、「病気の原因がわからない」というタイプの病気や症状の診断と治療です。

現在、病院や治療院で治療を受けていて、「なかなか治らない」という方もたくさんいるようですので、その方々のためにも、今度の「通信治療」はお役に立てると考えています。
それは、日本国内であれ外国であれ、ネットが繋がっていれば診断と治療ができるからです。

ただ、分析や解説に時間がかかりますので、そんなに多くの方は受け付けることが出来ません。
ですから、ぼちぼち進めていこうと考えています。