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2020/02/28

診断即治療(1):腸骨・仙腸関節の痛み(3/22の臨床実践塾準備)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




腸骨・仙腸関節の痛み 



『3年の価値あるモノを1年ですれば』と題して、「しちせい特殊鍼法研究会」を発足させたました。
この研究会は、私が長年考え続けてきた「診断即治療」を、「できるだけ分かり易く、できるだけ早く覚えるにはどうすればいのか」を伝えていくためのです。

鍼灸を始めとした「東洋医学領域」でモテはやされるのは、多くが「治療テクニック」です。
つまり、「アクション」に憧れているように思われるのです。
しかし、それは見える表面の部分であり、本質ではないと思います。

診断が上手ければ、自ずと治療も上手くなります。
この意味、解りますかね?
わかり易く言うと、「診断ができれば治療ができる」という意味です。

逆から考えてみましょう。

「診断ができなければ治療ができない」ということです。

ですよね!

「医者でみてもらいなさい」と言う時は、

「診てもらいなさい」「診断してもらいなさい」と言っているのです。

多くの治療師は、「パフォーマンス的治療」に関心を寄せます。
なので、私もパフォーマンス的治療をずいぶん公開してきましたし、このブログでも、そのようなことを書いてきました。

もっと分かり易く言うと、
「診断ができなくては治療ができない」と言うことです。
それは、
「肩が凝る」と言う人の肩を揉むようなものです。

特殊鍼法研究会では、
「肩が凝る」と訴える患者さんがいれば、
「何が原因で肩が凝っているのか」を考える訓練をします。
それが、本質的な治療になると考えているからです。

例えば、上の写真の方は、昨日来られた方ですが、
「仙腸関節辺りから腸骨後部辺りが痛い」と訴えていました。
その痛みを取るために、私は足骨鍼(先日まで足根鍼と呼んでいました)をしたのです。

さて、ここで、このブログを読んでいる治療師の皆さんは、何を考えたでしょうか。

① 足骨鍼って何処のツボを使うのだろう?

② どのように刺鍼するのだろう?

③ なぜ足骨鍼というのを使うのだろう?

④ どのように診断したのだろう?

と、いろいろ考えたと思いますが、①と②程度なら、鍼灸学生のレベルです。
③と考えた方は、ちょっと臨床をした方です。
④と考えた方は、レベルが高い方です。

そして、上の写真を見て、
「右の仙腸関節?」
「左の仙腸関節?」
「腹部の臓腑?」
と考えた方は、近いです。
2020/02/26

コロナウイルス対策

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森ノ宮のロイヤルホームセンター 



コロナウイルスが世間を騒がせています。
昨日は御堂筋・本町の会計事務所まで行ったのですが、比較的楽観的に構えている人が多いように感じました。

マスクをかけてない人も多かったのですが、さすが電車に乗っている人は少ないように思えました。
しかし、目に見えないだけにウイルスは「怖い存在」です。

そこで、きょうは森ノ宮にある「ロイヤルホームセンター」まで出かけ、治療院の玄関に置く「アルコール消毒用の台」を買って来ました。
傘立ても壊れていたので、ついでにそれも買って来ました。

人は面白いものです。
アルコール消毒用の台を買って、配達は明日なので、まだ設置もしてないのに、それだけで何となく安心してしまいます。(^_^;)

それで、個人が「コロンウイルスに対抗するにはどうすればいいのか」を考えていたのですが、テレビで放映されているように、
① 人込みに行かない

② マスクをする

③ 手洗いや手指のアルコール消毒

④ 免疫力を高めるモノを食べる
 (納豆などの発酵物)

⑤ 陰性な食物を摂らない
 (砂糖、酢の物、果物)

⑥ 大食をしない

程度でしょうかねー。
でも、食事に関しては、習慣がありますので、急に言われてもできないですよね。
私はサプリも使っていますが、ここに書くと宣伝になるので、控えておきますが、連絡をくれた方にはお話します。
2020/02/24

昨日の臨床実践塾は仮称・足根鍼(そっこんしん)の実技をしました 

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




自分でやる時はこんな感じでします(^_^;) 



画像を見てもちょっとわからないと思いますが、仮称・足根鍼はこんな感じで片足の内側と外側に刺鍼します。
この刺鍼法は、熟練した人でないと難しいテクニックです。

セミナーを始める前に、ある先生が、

「足根鍼って、前にやっていた手根足根鍼のことですか?」と聞いてきました。

そう言われて思い出したのですが、10年ほど前に「手根足根鍼」というお話をしたこともありました。
それは、『手根足根鍼』(?)という本に従い、経絡を使った方法で、手首足首から体幹に向かって横刺で痛みを取るという方法でした。
ですから、「足根鍼」という名称は改める必要があると感じています。

その『手根足根鍼』という手法が考えられた背景には、戦があり、
「戦場などで、副を脱がなくても、手首足首だけで治療する方法として開発された」と書かれていたのを想い出します。

しかし、今回の「足根鍼」というのは、経絡ではなく、足根骨を動かす方法で、片足に2本鍼を刺す方法です。

理論編では、一応原理を説明したのですが、臨床解説をしていると、やはり実技の方に興味があるようでした。
それで、モデルになってくれた方に足根鍼をしました。

その実技をする前に、「マーケティング手法」についても説明したので、マーケティング手法も入れながら解説しました。
つまり、解説方法と、ビフォー・アフターの見せ方です。

それでモデルになってくれた方は、何処にも異常がありません。
そこからマーケティング手法を使うわけです。
マーケティング手法と言っても、
「見ている人が納得する方法」と言うことです。

すると、アフターの時には、
「オオー!」という声が聞こえました。(^_^;)

この足根鍼の理論は、
「足根骨を鍼で動かすこと」にあります。
5年ほど前から構想はあったのですが、なかなかいい方法が浮かばず、今になってしまいました。

2本の鍼で足根骨を動かし、身体各部まで動かしていくのですから、術者も患者も診ている人も、

「えっ???」という感じになります。

「しちせい特殊鍼法研究会」は、このような特殊鍼法を研究していくために結成されました。
今後がお楽しみです。
2020/02/24

足根鍼(そっこんしん)の妙技 



ここら辺です 



コロナウイルスによる肺炎が日本でも蔓延しつつあるので、電車も空いているようです。
私も用事がない限り出かけないようにしています。

そんな中、滋賀県から患者さんが来られました。
左股関節と左骨盤の内側が痛いとのことです。
で、左の肩関節も軽い脱臼が起こっているとのことでした。

年に何度か来られる方でしたので、
「だいたいのところでいいので手で押さえてくれませんか。写真を撮りたいので‥‥」とブログ用の写真を撮らせてもらった。

そして、
「いろんな治し方があるので、どの方法で治そうか考えています」と言うと、

「プッ!」と吹き出し笑っていました。

そこで、
「最近流行っている方法に足根鍼というのがあるので、それでしますね」と、足根鍼をしました。

即刺即抜(刺してすぐ抜く方法)ですので、時間はかかりません。

で、
「どう? 確認してくれる?」と言うか言わないかの間に、

「バッチリ」

「バッチリです」

「鍼をしたときにビーッと治るのがわかりました」

と言うので、起き上がって、左肩関節のみてもらいましたら、こちらはまだ残っているようでしたので、後でバンザイの恰好で軽く牽引しただけで治りました。

七星論で診ると、股関節も肩関節も「水」に属します。
つまり、腎・膀胱と関係があるわけです。
ですから、「水」に関係する経穴でも治められるのですが、即効性のある特殊鍼法を使ったわけです。

これを見ていたスタッフも、治療の合間に、自分の足を使って「足根鍼」の練習をしていました。

自分の足にやってみるというのはいい方法です。

見ているだけでは20~30%。
やってみることで70%と言われますので、自分の足にやってみるというのは、長期記憶に残るからです。
2020/02/24

左の肘が痛い! 足根鍼も面白い (2/23の臨床実践塾準備)





七星論はほんとにおもしろい。
今朝の患者さんですが、
「左肘が痛い」と言っておりました。

さて、どの治療法を使おうかと考えたのですが、今度のセミナーで足根鍼をやるので、その臨床のために足根鍼をすることにしました。

「足に鍼をするとすぐ取れますから、足に鍼をしますね」と一声かけてから、左足に足根鍼をしました。
ほとんど即刺即抜(刺してすぐ抜く)ですが、
「どう? 痛み取れた?」と聞くと、
「あれ? はい。取れました」と言います。
で、肘関節の治療は、これで終りです。

この足根鍼を最初に使った患者さんは、背部への巨鍼もして、
「これでいけるだろう」と思っていたら、
起き上がってから、
「先生。ここがまだ痛いです」と、左腰を触りながら言います。

巨鍼療法は、腰の治療で使ったわけではなかったので、「しょうがないか」とも思ったのですが、
「もう一度巨鍼をさせてくれ」と言うのは気が引けたので、足根鍼を使ったわけです。

その時も、即刺即抜です。

「どうですか? ちょっと楽になりましたかね」と聞くと、腰を触りながら

「はい。治りました」と言うのです。

あまりに簡単に治ったので、私の方が驚いたのですが、時間もなかったので、それで治療は終了にしました。
それから何人かに足根鍼を使ったのですが、やはり即刺即抜で痛みが取れるのです。