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2019/12/02

魚の目やタコに対する西洋医学と東洋医学の考え方(12/22の臨床実践塾準備)

この「診断即治療」は、 gooブログ にも転載しています。




写真① 魚の目とタコ 




写真② 足裏への七星配置 



写真①は、右足にタコが、左足に魚の目ができた方の足裏です。
右足のタコは中心に芯のようなものがありますので、正確には「魚の目とタコ」になります。

魚の目はお灸で取れますが、タコは取れません。
魚の目やタコに対して、現代医学では、靴が原因とか、姿勢が悪いとか、慢性的な刺激、ウイルス感染等が原因と考えているようです。

確かに「ペンだこ」のように、継続的に刺激を与えるとタコはできてきますので、それを否定するわけではないのですが、それだけの問題ではないように思われます。
何故なら、そんなに刺激を与えない指の甲などにもタコができるからです。

そして、そのタコのできるところは、その人の臓腑の盛衰によって部位が決まってくるのです。
多くが、第二趾の根本付近にできるのですが、第五趾の付け根付近にできた人も多いです。
もちろん、その他の趾の付け根付近や、足や趾のカドの辺りにもできます。

これを七星論で診ますと、第二趾が心で、第五趾が腎・膀胱になります。
魚の目はお灸をするとポロッと取れてきますが、タコはそうはいきません。
タコは、臓腑が整わないと治らないからです。

昔から薬局では、「イボコロリ」とか「スピール膏」とか、魚の目やタコの治療薬が売られていますが、それで治らない人も多いようです。
そのような場合は、写真②に照らし合わせて、臓腑の治療をすることをお勧め致します。

上の写真の方なら、心の治療と、両足ともにお灸をするのが有効です。
お灸は、患者さんが熱さを感じるまでお灸をします。
皮が分厚くなっていますので、なかなか熱くなりませんが、sの付近の組織が熱くなると、患者さんも熱さを感じるようになりますので、遠慮なくお灸をします。

お灸ですので、患者さん自身でもできますので、自宅でもやってもらったらいいと思います。
1週間に1回程度でいいです。
ただし、この方の場合、右足裏へのお灸だけでは治りませんので、心を整える鍼灸治療も行います。
2019/12/02

足の外側部が痛い:心臓と膀胱経 (12/22の臨床実践塾準備)

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写真① 足の外側が痛い 




写真① 合陽:膀胱査穴 



写真①のように、
「脚の外側が痛い」という方が来られました。
この部位は経絡で考えると膀胱経になります。
しかし、脈診では膀胱の異変は感じられません。

一瞬悩んだのですが、心に異変があったので、「なるほど!」と思い、膀胱査穴を使う事にしました。
膀胱査穴とは、写真②にある「合陽」と同じ部位になります。

そこは、膝窩中央部の「委中」というツボの真下にあり、足の太陽膀胱経の二つの支脈が交わる所です。
ツボの主治・効能としては、「下腿の知覚・運動障害」に効果があるとされております。

普段、膀胱査穴を使う事はあまりないのですが、人体惑星試論での「対応経絡」から考えて、膀胱査穴を使った方がいいと思ったのです。
対応経絡とは、水⇔火の関係の事で、五行論では「水剋火」となっています。
つまり、水が火を剋する(負かす)というわけです。

しかし、臨床をしていますと、それは現実的ではありません。
理由は、水(腎・膀胱)が虚すると、火(心・小腸)も弱化し、水に元気が出ると火も元気になってくるからです。
ですから臨床では、火を補するのに水を使ったりするのです。

ちょっと難しくなってきましたが、腎臓を患っている人は、心臓にも異変が出ている事を考えるとわかりやすいかと思います。
同様に、心臓に異変を感じている人は、腎臓裏の腰にも何らかの症状が出ている事を考えればわかると思います。

そのような理由で「膀胱査穴」を使ったわけです。
で、肝腎の「足の外側の痛み」はどうなったかというと、

「どうですか足の外側の痛みは?」と聞くと、足を触り、

「ぜんぜん」(痛くないという意味)と言います。

「ほんとに大丈夫ですか」と再確認したら、

「はい」と言っておりましたので、治療を終了しました。

※ 時々難しい理論が出てくるので、今後はちょっと難しい理論的な事を書くときは、プロ会員のページを作って、そこで解説していこうと考えています。
2019/12/01

PIP(近位指節間関節)が痛いときの治し方 (12月22日の臨床実践塾準備)

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写真① PIP(近位指節間関節) 




写真② 太衝(厥陰肝経の原穴) 



「小指の関節が痛い」と訴える方が来られました。(写真①)
見ると、「右手の小指のPIP関節」を押えています。
「これは基本配穴で肝の治療をするので問題ない」と思ったので、そこはそのままにして、他の治療を行いました。

そして、一応の治療が済んでから、
「小指の痛みは治っていますよね」と聞くと、小指を触り、

「痛いです」と言う。

「ん、ん、んん?」と思い、

「あそー、じゃちょっと待ってくださいね」と、右の太衝に鍼をして、(写真②)

「どう? 取れてきた?」と聞くと、

「あ、軽くなってきました」と言う。「軽くなった」では申し訳ないので、太衝に刺した鍼を軽く5回ほど捻鍼をしてから、

「どう?」と聞くと、

「あ、治ってきましたね・笑」と言うので治療を終了した。

小指は、経絡で言うと「心経と小腸経」が流れています。
しかし、なぜ肝経を使ったのかと言うと、人体惑星試論(通称七星論)を勉強した方ならわかると思いますが、PIP関節は七星関節配置で観ると「木=肝・胆」に属するのです。

「指関節が痛い」と訴えると、筋肉や関節の構造で考える場合が多いと思います。
しかし、筋肉や関節を動かして治ったように見えても、30分か1時間ぐらいで再び痛みが出てくる場合があります。
このような場合は、その関節に関係する臓腑を整えると治ってきます。

もちろん、この方の例のように、最初からその関節に関係する臓腑を動かしてもいいわけです。
「いいわけです」と言うよりは、それが根本治療になるのです。
2019/11/29

回旋鍼はやっぱりすごい! (仙腸関節の痛み)

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このように捻じると左仙腸関節が痛い   ????? 痛みは出ません



このところ、体調悪化の問い合わせしてくる方に、治療の仕方をビデオで説明できないものかと、治療法のビデオを制作していましたが、実際の患者さんでないと「リアル性」に欠けて、「嘘臭く」なるので、もっといい方法はないものかと考えています。

そんな中、
「座って体をねじると、左の仙腸関節が痛い」という方が来られました。
上の写真がそうです。

それで、「おっ! 回旋鍼が効く!」と思ったので、

「写真撮らせてくれませんか。これって面白いんですよ。すぐ治りますから」と言い、写真を撮らせてもらった。

そして、座ったまま「回旋鍼」(鍼を2本する)をして、
「はい。もおう治っていますが、写真を撮るのでちょっと待ってくださいね」と後ろに回り、カメラを構えました。そして、

「はい。痛みが出るように捻じってみてください」と言うと、体を捻じっていました。

「どうですか? 痛みは取れたでしょう」と聞くと、

「????? 痛みは出ませんねー」と言っていました。

今年も「即効的な鍼のやり方」をいくつか考えたのですが、この「回旋鍼」と「足関三穴」は、我ながら凄いと考えています。
最近わかったことですが、足関三穴を何度かしていると、仙骨の歪みが取れてくるのです。
つまり、仙骨と関係していた腰痛や膝痛まで治ってしまうのです。

そこまで言うと「嘘つきめ!」と言われそうですので、近々写真でそれを証明しようかと考えています。、
2019/11/28

骨折の後遺症の治し方

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写真① 薬指が歪んでいるのがわかります




写真② 歪んでいた薬指がちょっと伸びました




写真③ このようにしてリハビリをしなさいと言われた




写真④ 関節は筋膜の捩れを取れば調整できる



写真で説明してあるので、説明の必要はないかもしれませんが、
骨折した当初から、写真③のように、無理矢理曲げて矯正していたそうです。
しかし、関節の痛みは捻じって治す方がスムーズに治りますので、捻じる方法を教えてあげました。

で、その場で痛みが軽くなりました。
骨折をしたのが6月ですので、筋肉や腱や筋膜を整えるのに多少の時間はかかりますが、自宅でできる方法ですので、ぼちぼちやっておけばいいと思います。