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2021/04/16

七星鍼法の魅力(Part15) 巨鍼をしてもらいました。巨鍼は抜鍼が難しい

この「診断即治療」は、 gooブログ にも掲載しております。




巨鍼を抜いてもらっているところ



コロナの変異株が広がりつつあり、昨日は百貨店の惣菜売り場もよく売れている様子でした。
外食を控えて、家で食事をする人が増えたのだと思う。

さて、きのうは久しぶりに巨鍼をしてもらいました。
スタッフの北川先生は、巨鍼にだいぶ慣れているので、彼にお願いした。
(今は彼しか巨鍼の出来る人はいないということもありますが。(^_^;))

巨鍼は、赤血球をバラバラにして血液循環を良くし、免疫力を上げてくれます。
(20年ほど前に顕微鏡と連携させた大きなテレビ画面で証明したのは当院が初めてでした)
これは、「巨鍼の人柱(ヒトバシラ)」になったのではなく、スタッフの訓練のためです。(^ワ^)

巨鍼を刺すのはさして難しくないのですが、抜くのは難しいです。
ですから、巨鍼を教える時には、抜鍼の手順をしつこく教えます。
下手をすると、巨鍼と皮膚の摩擦力で痛みが出るからです。

その方法は、こちらのLPの中ほどにある「しちせい特殊鍼法」のビデオに収めてあるので、興味のある方はビデオを見て下さい。
もちろん無料です。

それで、抜鍼の方法は新しいスタッフにも教えてあったので、私の背中に打った巨鍼を抜いてもらいました。

痛みなく抜いてくれたので、なかなか良かったです。

もし良くなければ、わたしの責任になりますので‥‥。(^o^)

このところ、ネジが外れたかのように元気なので、「巨鍼で元に戻るかも」と思いながら巨鍼をしてもらったのですが、きょうもやっぱり元気が余った感じです。
「風前の灯」ではないかとドキドキします。
2021/04/15

七星鍼法の魅力(Part14) 足の趾に何かが巻き付く

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右の2番目の趾に何かが巻いている感じがするんです



治療は多くの診断法を知っていることで、有利な治療ができるかが決まります。
たとえば、写真の方は、
「右の2番目の趾に何かが巻き付いている感じがする」と言っていました。

脈診と脊柱診をして、「心」からの症状と判断しました。
足の第二趾は、経絡では「胃経」になるので、「胃の不調?」と考えてしまいそうですが、七星鍼法では、「心」という診方もするのです。

そこで、左前腕にある「心包査穴」を指で解して、

「どうでしょうか?」と聞くと、

「あ、はい。なくなりました」と言う。

傍で見ていたスタッフは、
「えっ? 何で?」という顔をしていましたが、特に説明はしませんでした。
説明しなかったのは、意地悪ではなく、そこに本があるので、自分で調べてほしかったからです。

問診されたカルテを見ると、だいたいわかるのですが、少なくても脈診と脊柱鍼はするようにしています。
それでも検討が付かない場合は、六臓診や動診、あるいはその他の診断をする場合もあります。

これは恥ずかしいことではありません。
診断をいくつか重ねる事で、適格な治療ができるようにしているのです。

私が最も力を入れて勉強してきたのは、診断です。
診断法は、「しちせい特殊鍼法」にも入れてありますが、希望としては「いくつもの診断法を勉強してほしい」ということです。
病気や症状に合わせた治療テクニックをいくら勉強しても、診断が出来なければ意味がありません。

診断法、特に望診に関しては、私の時間が空き次第、LINEで配布できるように計画しているので、近々配信できるかも知れません。
2021/04/14

七星鍼法の魅力(Part13) 虚証の治療は難しいが‥‥

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お灸で虚証の治療をしているところ



臨床は、早く結果を出すことが大切になります。
それが結果的に治療院の人気になると考えているからです。
つまり、「集客せずに集客する」ということになります。

治療技術のレベルは、「虚証を治せるか」にかかっていると思います。
一人では歩けず、誰かに支えられて来院するぐらいの虚証を治療するのは難しいです。
しかも、その場で元気になってもらわなければならないからです。

「ヘナヘナになった患者さんが、その場で元気になってもらう」というのは、並のことではありません。
「しちせい特殊鍼法」には、そのような治療法があるのです。
筋骨系の治療はその場で変化がわかるので楽しいものですが、「虚証」の治療は、そう簡単には行きません。

しかし、七星鍼法を使うと、それができるのです。
私は、それを「特権」とも考えています。(^_^;)
他に類を見ないからで、七星鍼法でなければできないからです。
(五行論ではできません)

上の写真は、虚証は虚証です。
年に2~3回来られる医療関係の方ですが、1回治療すると、だいぶ「持つ」のです。
それで、新しいスタッフにはやり方を教えてありましたので、その人にやってもらいました。

テクニックとしては、難しいことはありませんが、順序を間違えると効果が半減してしまいます。
ですから当院では、順序も重視して治療を進めています。
「同じツボだから、どこからやってもいいじゃないか」と考えてしまいそうですが、結果が大きく違うので、順序は守るべきです。

でも、そんなことは学校の教科書には書かれてないし、他所でもそんなことを言っているところは少ないのじゃないかと考えています。
つまり、「刺せばいい」では、ないのです。

まだ決定ではありませんが、新しいスタッフに教えている方法を、他の方にも教えたらどうかと考えています。
ま、でも、コロナの状況が大阪は酷いので、どのようにするかは問題です。
ただ、リアルセミナーでないと、実験を見せることが出来ないし、「感触」を味わうこともできない。

つまり、リモートだと学校の授業のようになってしまう可能性があると考えているのです。
想像で言っているのではありません。
これまでリモートでやってみて、強くそれを思うのです。
2021/04/13

七星鍼法の魅力(Part12) 腹診や経穴について

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右の肋骨が凹んでいます



新しいスタッフが来ていますので、仕事の手順を教えています。
仕事の手順を教えることで、私の仕事がスムーズにいくからです。
その手順の中に、「カルテ書き」があります。

カルテ書きは、知識がなくては書けません。
特に当院の場合は、鍼灸学校で教えてない経穴や手法が沢山あるし、特殊鍼法も多いので、最初は皆迷います。
特殊鍼法は、治療効果が高く、即効性があるので、私は頻繁に使います。

そして、きょうの「腹診」ですが、腹診も独自の診断法になります。
たとえば、上の写真を見て頂くと、右の肋骨が凹んでいます。
勘違いして、左の肋骨が膨れていると考えないでくださいね。

この状態は「肝虚」と診るのですが、こんな診断法は学校では教えてないと思います。
と言うより、教科書にないと思います。
教科書にあるのは、お臍を「土」とし、右腹部を「肺」、左腹部を「肝」、上腹部を「心」、下腹部を「腎」という診方です。

しかし、それでは診断に使えません。(やってみればわかります)
ただ、伝統を守って、伝統的なことを教えているだけなのです。
臨床は、伝統も大切ですが、「現状と整合しているか」はもっと大事です。

では、七星鍼法ではどのように診断するのかと言うと、

① 臍部を「宙=任脈・督脈」とします

② 恥骨上部を「水=腎・膀胱」とします

③ 下降結腸辺りを「金=肺・大腸」とします

④ 左肋下部を「地=心包・三焦」とします

⑤ みぞおち辺りを「火=心・小腸」とします

⑥ 右肋下部辺りを「木=肝・胆」とします

⑦ 右下腹部を「土=脾・胃」とします

その辺りを押圧すると、異変のある臓腑があれば痛みがあります。
その検証も簡単にできます。

1. 被験者は仰臥になり、腕を天井に向けて伸ばします
2. 術者は伸ばした腕を上下のどちらかに押し、筋力を調べます
3. 術者は左手を被験者の臍部に置き、右手を5秒~10秒程度間隔で、
  水→金→地→火→木→土、と触っていきます
4. 再度筋力テストをすると、驚くほど筋力が上がっています。

これは、七星の流れを証明するために、良く使うテクニックです。
これを同じように、五行論での腹診のように、木→火→土→金→水とやっても筋力は上がりません。
つまり、五行の流れも「おかしい」のです。(^_^;)

あまりこんなことを書くと、「ぼやき」と言われそうですので、ここらで止めますが、検証のできないのは臨床で使えない場合が多いことは知ってほしいと思います。
論語に『故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る』という一節がありますが、それは「過去の事例を調べて、新しいものを見つける」と訳すことができます。

つまり、古典を学ぶのは大切ですが、そのまま鵜呑みにするのではなく、検証して、理に合わないとか現実的ではない、と言う場合は、新しい考え方を導入するようにした方がいいと思うのです。
私は、それを「地で行っています」(ありのまま行動する。自然に振る舞う)。

ですから、七星論の経穴は、便宜上古典(中医学も古典の展開)の経穴名を使うのもあるのですが、マトリックスにしてあるので、「胃経の水」とか「胃経の地」という表記方法をします。
即ち、ツボの名前を見るだけで、「何経と何経のツボだな」とわかるのです。

それをまとめたのが「人体惑星試論」(通称・七星論)であり、さらに発展させてのが「しちせい特殊鍼法」になるのです。
2021/04/12

七星鍼法の魅力(Part11) 手指関節の痛みと活性鍼

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体が左に捻じれています



先日、「手の指全体が痛い」という方が来られました。

脈診をすると、全ての脈が「実脈」(すべての脈がよく触れて、強くて長い有力な脈)だったので、多分薬を使っていると思われたが、その件については触れませんでした。
理由は、薬を使っていても、いなくても、この症状を治すのに深い関係はないと考えたからです。

「鍼はしたことがない」と言っていましたので、

「試験的に3本ほど鍼を刺してみたいのですが、どうでしょうか。嫌ならしませんが‥‥」と言うと、

「お願いします」というので、活性鍼をしました。そして、

「はい。指を動かしてみてください。痛みが軽くなってるかどうかです」と言うと、

グッ、パッ、グッ、パッ、と手の平を曲げ伸ばしして、
私の顔とスタッフの顔を見て、不思議な顔をしながら、半分笑っていました。

「どうですか?」と聞くと、首を横に振り、「そんなことがあるの?」という顔をして、首を横に振っていました。

痛みが取れたのです。

上の写真を見てください。
体が左に捻れているのがわかりますよね。
ですから、活性鍼でそれを整えたのです。

「しちせい特殊鍼法」には、活性鍼以外でもこのような症状を治す方法はあるのですが、「鍼はしたことがない」ということでしたので、軽めの鍼でテストしたのです。

「しちせい特殊鍼法」は、即効性のあるのが特徴なので、こういう場合は助かります。
いや、「助かります」と言うより、患者さんの喜ぶ顔を見るのが楽しいのです。

これから、ぼちぼち「しちせい特殊鍼法」を普及していこうと考えていますので、普及が進むと、こういう症状の治療は簡単に解決できることになるはずです。